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2018.12.11
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カテゴリ: ファミリー映画
1347 マックスとヘラジカの大冒険/クリスマスを救え


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ローレンス・ブロック
・原  作  アンドレアス・シュタインヘーフェル
           「ヘラジカがふってきた!」
・脚  本  マルコ・ファン・ゲフェン
       ダーン・バッカー
・撮  影  フィリップ・ファン・ヴォルセム

【キャスト】
・デニス・レインズマ(笹島かほる)
・ダナ・ゴールドバーグ(平井まみ)

・アルヤン・エーダヴィーン(福里達典)
・デレク・デ・リント「ディープ・インパクト」
                   (菊池康弘)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  LDRD-00089
・製作年度  2013年
・製 作 国  オランダ・スウェーデン・ベルギー
・原  題  ES IST EIN ELCH ENTSPRUNGEN
・発 売 元  株式会社トランスワールドアソシエイツ
       株式会社エルディ
・販 売 元  株式会社エルディ

・価  格  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----

・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 approx.83分
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープサイズ
・音  声  1.オリジナル(オランダ語) 5.1ch
       2.日本語吹替 ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       セル専用
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:[2014年ズーリン国際映画祭
      子供向け長編映画インターナショナル・
      コンペティション部門 正式出品作品]
      [2014年ベルリン国際映画祭
      ジェネレーション部門 正式出品作品」
        クリスマスって
        やっぱり
        願いが叶うんだよ!
・ウラ面 :クリスマス直前の夜、
      空からヘラジカが降って来た!?
        ヘラジカのムースとサンタクロースを
        めぐる一大騒動!
        少年マックスとの心温まる交流を描く
        クリスマス・ファンタジー!!

邦題は、『マックスとヘラジカの大冒険』だが、なぜ“ヘラジカ”なんだ? 『マックスとムースの大冒険』にした方が、語感がいいような気がする。(美味しそうだし……) おそらく、原作のタイトルが『ヘラジカがふってきた!』だし、「トナカイと間違わないように」という配慮が働いたのかも知れない。日本人は、ヘラジカもトナカイも見たことないし、どんなツノを生やしているのか知らないもんね。
ジャケットのオモテ面は、大きな満月を背景に、空を飛ぶヘラジカとマックスが描かれている。その下には、雪景色の森と、カラフルなクリスマスツリーに彩られた街で困惑しているサンタクロース。うん、なかなか楽しいデザインだ。
ウラ面には、本編からの取り込み画像が用いられているが、マックスの家族と窓から顔を覗かせているヘラジカのムースの場面は、本作品のイメージを象徴していると思う。いいチョイスだ。
子供にも大人にも訴求力のあるジャケットだと思う。素晴らしい!

【感  想】
「ムースは美味しい」

プリンにババロアにムース!
プリンは食べている時は美味しいが、カラメルと卵の後味が残る。味が強いのだ。
ババロアは、素材次第だが、乳製品(ミルク)の味をどう残すかで決まる。その点では、市販のババロアは大半がイマイチ。まぁ、サッパリしているので食べやすいのだが、物足りない。
ムースは、基本はメレンゲの出来次第。ここで手を抜いてはいけない。(笑) 作るのに時間の掛かるデザートだが、やっぱり一番好きなのはムースだな。ふんわりと柔らかくて軽い。滑らかな舌触りは絶品だ。然も、フルーツのピューレで味が変わるのも楽しい。(笑)

さて、本作品だが、オープニングの美しい映像から引き込まれてしまった。これはチョット予想外。(汗)
児童文学の映画化なので「子供向けだろう」と軽く考えていたら、なかなかどうして、映像については大人の鑑賞に堪え得る作品だった。

――マックスは、母親と妹のキキと3人暮らし。けれど、父親が家を出て行って以来、母親とはギクシャクしていた。
クリスマスを間近に控えた或る夜のこと、マックスが寝ていると、明るい光りとともに納屋に何かが落下する。おそるおそる覗い見ると、そこにいたのは、大きな角のヘラジカだった。然も、人間の言葉を喋るではないか。驚くマックスとは裏腹に、ヘラジカはサンタクロースを乗せてテスト走行中だったこと、落下の時にケガをして動けないこと、お腹が空いたこと、等々を次々と話しまくる。何故か緊張感のカケラもない。その様子に、マックスも次第に心を開き始める。
しかし、言葉を喋るヘラジカを隠しておけるわけがない。キキにバレ、母親にも知られてしまうが、2人はマックスを信じてヘラジカを受け入れる。
そんな時、おばあちゃんがサンタクロースを連れてやって来た。
……というお話し。

残念ながら、ストーリー展開については、穏やか。大人が観るには少々刺激が足りないような気がする。確かな演出ぶりには好感が持てるが、落ち着き過ぎだ。もっとハジケても良かったように思う。まぁ、そこが、ハリウッドとヨーロッパ映画の違いではあるのだが……。

オランダ・スウェーデン・ベルギーの合作なので、出て来る役者さんは誰も知らない。でも、子役も含めて出演している方々の演技は、みんな素晴らしかった。
特に、サンタクロースを演じた俳優さんに個性があり、「こういうサンタクロースもいいなぁ」とチョット感心してしまった。いい男だから若い頃はモテたことだろう。女の子とチャラチャラしている若い二枚目のサンタってのも面白くていい。
個人的には、サンタのコスプレは若い子に限ると思っている。出来れば、ミニスカートね。

“喋るヘラジカ”は、アニマトロニクスとCGだろうか。よく出来ていた。でも、あまり動かない。空を飛ぶシーンのイメージも貧困だ。その辺りは、子供向けとはいえ妥協せずに、こだわった映像を見せて欲しかった。

オススメ!





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Last updated  2018.12.11 05:30:06
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