頭の中身
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今月の初めまで約3ヶ月間帰りはほとんど夜中だった。仕事から帰る。家の近くまで来ると小さな用水路があって小さな橋が架かっている。その小さな橋の袂に車のヘッドライトにキラリと反射するふたつの小さな光がある。猫の目だ。白黒の猫だ。毎日のように同じ場所にうずくまっている。時計を見ると23時半から0時である。ところがある日から見かけなくなった。先月の半ば以降のことだ。今月に入って少し早く帰ることができるようになった。するといた。22時半前だ。その次の日もいた。同じ場所にいつもどおりにうずくまっていた。22時頃だ。ふと思った。猫の出現の時間が早まったのは秋になり暗くなる時間がグッと早くなったからだ。猫には猫の体内時計があり日が暮れてからどれだけの時間が経ったかそういう感覚で日々暮らしているのだろう。人間の時計による時間など関係がないのだ。と。今日はとても寒かった。あの猫はいつまであの橋の袂に現れるだろう。これからどんどん寒くなっていくだろう。僕は新潟に戻ってから二度目の冬を迎えようとしている。
2007.11.18
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