管理栄養士 「R」 の気持ちいい毎日

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カリスマ栄養士

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2006.06.11
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カテゴリ: 食育
管理栄養士「R」です!

昨日、昭和女子大学 戸谷教授の講義を受けました。
その中から興味深いお話しをいくつかお伝えしたいと思います。

本日は、「断乳から卒乳、離乳食から補完食へ」。

おととしくらいの母子手帳から「断乳」という言葉が消え、
「卒乳」に変わった事をご存知でしたか?
(私も知りませんでした。)

では、「断乳」と「卒乳」という言葉から整理してみましょう。
1.「断乳」とは、ある日をもって授乳を止めることです。

2.「卒乳」とは、子どもが自然にお乳を飲まなくなることです。
 決めるのは子どもで、期限がありません。

次に、母乳栄養について考えてみます。
母乳栄養のメリットは、主に次の4つです。
1.初乳に豊富な免疫物質
2、乳清たんぱく(牛乳や粉ミルクとの成分のちがい)
3、母子のスキンシップ
4、授乳による子宮復古

ユニセフ・WHOでは、「2歳かそれ以上まで、母乳を続けるように」薦めているそうですが、
理由は、第3の栄養「母子のスキンシップ」です。
特に、子どもが1歳を過ぎてからの母乳は、カラダの栄養というより、心の栄養です。

という図式ではないのです。

これに伴い、「離乳食」という言葉も「補完食」という言葉に変わりつつあるそうです。
「離乳食」は、「乳」から「普通食」に切り替えるための中間(つなぎ)の食事というイメージがあります。
これを「補完食」という表現に切り替えることで、必要な栄養が増える生後6ヵ月頃からの赤ちゃんに、母乳では足りない栄養素を補完するための食事
(つまり、基本は母乳であり、それを補うための食事)と位置づける目的がある様です。


これが理想になってきているのですね。。。






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Last updated  2006.06.11 11:44:44


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