足湯でよもやま話(笑)

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機能しない国・地域

カテゴリ：政治・国・社会のこと

皆様こんにちは。

強弱はあれど、今日もまた雨です。
もうずーっと、警報が出たり解除されたり。
避難勧告も出たり解除されたり・・・。

熊本のみならず、
今度は「根の国」（島根県）の川が氾濫し、死者も出ています。
まずは亡くなられた方に、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
そしてたくさんの被災された方に、お見舞いを申し上げます。

中国新聞デジタルより。画像をクリックすると記事にリンクします。

しつこく言いますが、日本は災害の多い国です。

そんな中、ツイッターでは、
「さしこ」こと、元HKT48の指原莉乃さんが、
大分県と赤十字に2000万円寄付したことが話題になりました。

かつて杉良太郎さんが、海外に学校を作るボランティアや
東日本で炊き出しボランティアをしていたとき、
売名行為では？というマスコミに対して
「ああ、偽善で売名行為だよ。
　そう思うんなら皆さんも私のように数十億出して自腹でやればいい。」
って仰ったことがありましたが
（下の記事では、何と日本の大使館スタッフも杉さんにそんな質問をしていたとか。
　失礼じゃないか！）

災害の時に、ボランティアや寄付で助け合うというのは素晴らしいと思います。
もちろん、今回の指原さんの行為もです。（拍手！）

参考記事：
「もちろん売名だよ」俳優・杉良太郎の痛快すぎる福祉論
（バズフィード：2020.1.1）

災害のたびに
ボランティア、寄付を国民から募るのっておかしくないですか？

こういう時のための税金で、予算じゃないのか！と私は思います。

はっきり言って、
国(政府）や自治体・・・官僚やら公務員やらが
被災地も他人事で
自分が災害復興でしんどい目をせずに、
フトコロもいたませずに

「タダで使えるもんは使え！」
「寄付してもらえるなら寄付で賄え！」
「民間にやらせろ」

・・って、自分たちの使命も役割も果たさず
無責任にどんどん一般市民に甘えてる気がするのは私だけでしょうか？

・・・何でもかんでも民営化。経費節減。人件費削減。

例えば水道を例にとってみましょう。
民営化したらこんな大規模災害の時、
本当に災害前の元の通りに直してもらえますかね？

「いやいや、こんな災害で復旧なんてお金がいくらあっても足りんわ。
直しません。」
「住民の皆さんは水道が使いたかったらどこか他に引っ越して」

こういわれる可能性の方が高い。

どうしますか？
財産は全部流されてしまったわけですから
他に移るにしろ、復旧するにしろ、莫大なお金がかかります。
給付金が降りたところで借金からのスタートになるかも・・・？。

もう一回言います。
日本は災害の多い国なんです。

関東の人は、昨年の台風直撃にビビってたようだけど
それ、関西は毎年のことだからね。
2回とか3回とか来るからね。

「働かない公務員ならやめさせろ。」
というのは簡単です。
でも、県庁とか、市役所とか、中の職員に
「期間雇用」っていって、派遣社員が入ってるんだよね。
つまり、人が足りてないってこと。

恐らく、それも部署によると思うよ。

余って暇にしてる所も絶対あるはず
（で、なかったら、17時きっかりに、あんなにぞろぞろ役所から出てくるはずないし
　12：01に電話したら
「すみません、席を外してまして（きっかり1時間昼休み）」なんて言われないわ）

それから、派遣社員は守秘義務の点でも問題があります。
以前某市町村役場に勤めていた人から聞いた話。

私達は必要に応じて窓口で住民票や戸籍謄本を取りますよね。
手続きは春の引っ越し時期などが多いかしら？

その時、窓口の人が叩くパソコン、
通名（在日外国籍）かどうかも含め、本籍やその他もろもろ
全部わかってしまうんですって。

そんな最高機密情報を扱うのが、自治体の正規職員じゃなく、
期間雇用の派遣だったらって考えたら怖くないですか？
いくらでも情報盗めますよ。

自民党小泉内閣の時、派遣緩和とあわせて行われた働き方改革（非正規雇用拡大）、
郵政民営化。確かに郵便番号の5ケタ→7ケタ化は業務効率化になりました。
しかし、それ以外はすべて失敗というのが今明らかになっています。
民間議員として有識者会議に入り込んだ竹中平蔵の経済改革は
小泉政権後も生き続け、今も水道民営化をはじめとして
各種公的サービスの合理化をお題目に民営化を進めようとしています。

この竹中路線は「自由」を神格化しました。
つまり「自由」至上主義。
その結果、企業はこんな自由を手に入れました。
・雇わない自由
・解雇する自由
・教えない自由
・育てない自由　・・・・これ、全て派遣社員のことです。

そして竹中さんは安倍政権でも民間の「有識者」として
経済政策を提言していますが、
恐らく本音はこれでしょう↓

東京都には（そしてもちろん「日本にも」ですよ）
売れる資産が山ほどある。

それは例えば、山だったり水源地だったりするのでしょうね。
TwitterなどのSNSの面白くて怖いところは
たかが匿名アカウントの「文字」情報だけど、
つい本音やその人の日常が垣間見えるところでしょうね。
（まぁ、それもわからないほどうまく偽装しているアカウントもありますが）

このブログで、過去数年にわたって、個人的に
社会の問題だと思われるところを取り上げてきましたが、
ここで私達が気が付かなければならないことは
公と民間企業の違い（目的・働き）
そして今、このような政府に潜り込んだ特定の企業に我々の税金が何億と流れているところです。
官邸メールでも、e-Govでも意見しても、ほとんど改まらないどころか
ますますひどくなっている。
自民党をはじめとする与党が信用できなくなったのもそこからです。

日本の立法府に、出自のわからない議員が溢れ、
親中、親韓派が幅をきかせる派閥政治こそ最も不要と心得ます。

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