昨日、ロンドン五輪に出場するサッカーの男女がそれぞれ壮行試合を行いました。女子のほうは夕方の5時ごろのキックオフだったので、見ることはできませんでしたが、午後8時ごろから試合が始まった男子の試合はTVで観戦しました。
その男子の試合は、ロンドン五輪にも出場するニュージーランドとの一戦で、試合結果は1-1の引き分けでした。試合結果だけをみると、まずまずのような印象を受けますが、試合内容としては、がっかりするようなものでした。
試合は、開始直後から日本の波状攻撃が続き、シュートだけが決まらないという展開で、強力な得点能力のある選手がいれば、前半だけで楽に2~3点は獲れていたと思います。
それでも、後半も半ばを過ぎてからでしたが、オーバーエイジ(23歳以上)枠で選出された徳永選手のミドルシュートを相手GKがはじいたところを途中出場の杉本選手が蹴り込んで1点をもぎ取り、そのまま1-0で勝利するかと思われました。
ところが、日本陣内でボールを回していたところ、相手にさらわれて、速攻されてしまい、終了間際のロスタイムに1点取られて、同点に追い付かれてしまいました。

勝っているときに、日本陣内でマイボールを選手同士でパスをしながら時間稼ぎをするというのは、常套手段であり、それは悪いことではありませんが、その何でもない状態で相手選手にボールをさらわれてしまうなどということは、あってはならないことです。
こんなことで点を取られるようなチームでは、メダルを獲るどころか、1次リーグで敗退してしまうでしょう。少なくとも男子チームは、よほど頑張らないと、ベストエイトに残れないと思います。
それに引き換え、女子チームのなでしこジャパンは、今回の五輪に出場しないとはいえ、強豪のオーストラリアに3‐0の圧勝でした。昨日の試合では、男子チームの前に行われたこの試合ですが、男子チームの前座試合のような扱いをされているようでしたね。
本当は、前座試合は男子チームが行って、メインイベントはなでしこジャパンのほうにしたほうが良かったんじゃないかとつくづく思いました。
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和活喜さん