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昨日(日曜)品川に用事があったので、駅に隣接したビルの中にある牡蠣のお店に行ってきました。お目当てはもちろん生牡蠣です♪スーパーでパックに入って売られている生食用しか食べたことがない私は、目からウロコ状態でした。産地によってゼンゼン味が違うんですよぉ~Rの付く月は牡蠣がおいしい季節だっていうけど、これからが旬です。ぜひご賞味あれぇ~(笑)ホントは、おなかイッパイ食べたかったんだけど予算が・・レシートみてかなりビビリました(汗)
2005.10.31
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明後日から11月♪季節は、晩秋から初冬へ・・食べ物も美味しくなるし、おしゃれのできるシーズンですよね♪ちょっと早いけど今月の書籍代です。☆☆☆10月の書籍代☆☆☆9冊 5590円 今月も、イイ本に出会うことができました。リンク先のみなさんをはじめ、たくさんの方々に感謝です♪ ↓10月の大アタリ本です♪★村上春樹さんの最新作です。短編集で読みやすいし、村上春樹ファンじゃなくても楽しめる作品です♪♪10月のアタリ本 ♪ ★「山本文緒=OLが出てくる恋愛小説」とお考えの方いませんか?そんな先入観を覆す一冊です。★リンク先のポプリローズさんの作品です。お世辞抜きでイイ作品でした。特に、作品の構成にこだわる方にオススメです。ちなみに・・・ 9月 9冊 3,060円7月 9冊 3,245円 8月10冊 7,105円5月10冊 8,200円 6月14冊 5,688円 3月14冊 10,301円 4月12冊 8,730円1月12冊 7,120円 2月10冊 7,712円 1月~10月 108冊 66.721円
2005.10.30
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先日から画像オプションの容量が3倍になったらしいです。私は読んだ本の画像をストックしてあるのでうれしいんだけど、画像倉庫(現在は旧画像倉庫)は、廃止する予定だそうです。つまり・・・旧画像倉庫にストックしてある画像は消去されてしまう!!というわけです。当然画像はリンク切れになっちまいます。私は旧画像倉庫に98枚画像をストックしてるんだけど・・・(汗)メンド臭いから、私はあきらめますが旧画像倉庫の画像を多くお使いの方は、早めに作業を開始した方がいいかもしれません。詳しくは楽天広場スタッフブログをご覧下さい。
2005.10.29
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どうして私はこんなにひねくれているんだろう―。乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく「社会復帰」に興味が持てない25歳の春香。恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりをし、バイトを無断欠勤する自分に疲れ果てるが、出口は見えない。現代の“無職”をめぐる心模様を描いて共感を呼んだベストセラー短編集。直木賞受賞作品。 【目次】プラナリア/ネイキッド/どこかではないここ/囚われ人のジレンマ/あいあるあした 「プラナリア」 山本文緒著 文春文庫<感想> ★★★★☆ 山本文緒さんの直木賞受賞作です。読み始めるまで長編だと思っていたのですが、表題作を含めた五作が収められた短編集です。『絶対泣かない』でさまざまな仕事に就く女性達を通じて、社会と女性の接点について描いた著者ですが、本書のテーマは無職。仕事を社会との接点と定義するならば、社会との接点が薄い女性達が主人公です。山本作品の優れているのは、即ち心理描写のそれです。『恋愛中毒』では、一見奇異に映る主人公を深く掘り下げることで、読者は自分の心の奥深いところに堆積する澱のようなモノの存在に気づかされます。 ある意味で意地悪な作家ですが、本書でもその手法はいかんなく発揮されています。 主人公達は、かなりひねくれているコマッタちゃんです。 私はいつもニコちゃんよ♪という読者も、私はコマッタちゃんかもしれないという読者も、自分の心の中に隠されている負の部分を容赦なく引きずり出されて「ほらほらコレですよ」と目の前にさらされてしまいます。 私もたくさん引きずり出されてしまいましたが(汗)そういう視点で読むと、主人公のひねくれ方より主人公の周りいる社会に上手く順応している人たちの胡散臭さが鼻についてきたりします。 さて、かなり痛い部分を強調してしまいましたが、最後の『あいあるあした』でうまく締めくくっているので読後感は悪くありません。ちょっと読み応えのある女性小説を読みたいなぁ~と思われる方に強くオススメいたします♪注)本文中で引用したニコちゃんとコマッタちゃんは「ロンパールーム」に出ていたキャラクターです。分からない方は30歳以上の人に聞いてみてね(笑)
2005.10.29
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私は、女の顔をした悪魔を一人知っているのです。その女のしたことを考えるだけで、ぞっとします。彼女の本当の名前が何というのか、今現在、何という名前を名乗っているのかは知りませんけど、もちろん彼女はまだ生存していて、人を騙し続けています。そして、へいぜんと人を殺し続けています。かつて女であった怪物たちへ、そして、これから怪物になる女たちへ捧ぐ、衝撃の問題作。 「アイムソーリー、ママ」 桐野夏生著 集英社<感想> ★★★★☆『柔らかな頬』で直木賞を受賞して、今年は『魂萌え』で幅広い読者を獲得した桐野夏生さんですが『OUT』ではフツーのパート主婦達が冷酷な犯罪に走るさまを描いています。 その描き方はむしろ淡々としていて、本来女性が持ち合わせている計算高いしたたかさや、貪欲に生きる姿を容赦なく描き切っています。 さて、本書は自分にとって不利益をもたらす人物をいともたやすく殺めてしまう女性が主人公です。悪い奴の出てくる作品と言えば『血と骨』『黒い家』海外作品では『冷血』『心臓を貫いて』などが有名ですが、本書の主人公も他人を焼き殺したり、浴槽に沈めたり悪の限りをつくしています。 その過程で少しづつ明らかにされていく主人公の子ども時代が印象的です。登場人物の描写も巧いし、とにかくテンポがいいので、イッキ読み状態でしたが、後半が飛ばし過ぎていて深みのある他の桐野作品と比べると、エンターテイメントの域に留まっていて、ちょっと物足りない感じがしました。
2005.10.25
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ロッテ二連勝♪今日も二桁得点でした。明日は移動日で明後日から甲子園です(汗)阪神も甲子園でのイイ試合を期待してます♪
2005.10.23
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今日はちょっと早めにブック○フに行ってきました。4冊購入♪『プラナリア』山本文緒著 文庫が出たせいかハードカバーが105円コーナーに移動してました。果報は寝て待て(ブック○フ教訓)『娼年』石田衣良著りんく先のりりぃさんの感想を拝見して♪『龍宮』川上弘美著 リンク先のhakoさんの感想を拝見して♪ 初期作品です(汗)『アイムソーリー、ママ』 桐野夏生著『魂萌え』とどちらにしようかと迷ったんだけど・・
2005.10.23
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昨日の日本シリーズは、前代未聞の霧コールドでしたが、今日の千葉は快晴♪風も弱いのでマリンスタジアムのコンディションもいいと思います。いい試合が見られそうです!昨日の試合は、かなり点差が開いていたので阪神ファンも納得していただいているようで(たぶん)なによりです。そうそう千葉県民は気が弱いんですぅ~(汗)
2005.10.23
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5つの最新小説。不思議な、あやしい、ありそうにない話。しかしどこか、あなたの近くで起こっているかもしれない物語。 【目次】偶然の旅人/ハナレイ・ベイ/どこであれそれが見つかりそうな場所で/日々移動する腎臓のかたちをした石/品川猿 「東京奇譚集」 村上春樹著 新潮社<感想> ★★★★☆ 村上春樹さんの最新刊。久しぶりの短編集です。奇譚とありますが、ある意味村上作品はすべて奇譚なので初めてお読みになるという方はあまり真に受けないほうがいいと思います。 さて、前作の『アフターダーク』は賛否両論というか、かなり評判が悪くてアマゾンのカスタマーレビューなどを見ても完全否定している読者が数多く見受けられます。 私自身は、ストーリーやテーマより、文体や暗喩が好きで読んでいるにわか村上ファンに過ぎませんが、その否定論は理解できないこともありません。それを村上さんや出版社がどのように受け止めたのかは知る由もありませんが、本書は初期作品を踏襲した典型的な春樹ワールドが展開しています。かなり村上春樹を読みこんでいるデビュー当時からのファンも「うん!これこれ」と納得しているようです。一方で未消化のまま終わる事の多い村上作品にあってきっちり消化できる作品が多いという点では『ねじまき鳥』以降の最近の作品がイマイチと感じている新しい読者にも読みやすい内容になっていると思います。個人的には、翻訳ハードボイルドを彷彿とさせる『どこであれそれがみつかりそうな場所で』が好きですが、初めてお読みになるのであれば書き下ろしの『品川猿』あたりがオススメです。「東京奇譚集」新潮社公式サイト
2005.10.23
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今週一週間は、お仕事がハードでなかなかアクセスできませんでした(泣)かろうじて一回更新しただけで、リンク先のみなさんのところもうかがえませんでしたぁ~見捨てないでおくれよぉ~(笑)さて、木曜日、新しい奥さんのパソが来ました。↑新しい奥さんではありません。正しくは奥さんの新しいパソです(汗)DELLの直販でデスクトップのパソ本体とプリンター(タダでした!)を購入しましたが、箱が6つ来ました!!組み立て→セットアップ→ネット設定など考えると憂鬱になっちまいましたが、古いパソは私がいただけることになっているので、金曜日家族が寝静まったあと頑張りました!!6つの箱には、パソ本体、液晶モニター、キーボード、スピーカーとアンプ(のようなもの?)コードやらマニュアル、そしてプリンターがそれぞれの箱に入ってました。置く場所は奥さんが確保しておいてくれたので、まず液晶モニターとパソ本体をつないでそれぞれ電源を確保しました。次にアンプの(ようなもの)とスピーカーをつないでさらに電源を確保。キーボードとマウスはワイヤレスなので赤外線の受信部をパソに接続。ここまでは、元ラジオ小僧の本領発揮で30分で済みました♪(他の人でもそんなにかからないと思うけど・・)問題はセットアップとネットの設定です。セットアップは、パソを立ち上げて「はい」→「はい」と進んでいけばいいんだけど、ネットの設定はADSL導入時やかつてのダイヤルアップ設定などかなり手間取って、ネット開通時は半年掛かりの難工事で、青函トンネル開通ぐらいのエネルギーを必要としました(汗)とっ、ところがっ・・・コードを差し込むだけで、ネットが繋がりましたぁ~♪♪♪どうやらルーターの設定が済んでいるのでパソの設定はいらない(自動なのかな?)ようです。プリンターは使わないので箱に入れたまま。TVはしばらく繋がなくてもいいとのことだったので、工事終了!!そして、奥さんのパソ(二年落ちのXPノート)は無事に私のパソとなりましたぁ~♪USBがひとつ壊れてて時々文字化けするからムカつく (奥さん談)とのことですが、今までウィンドウズ98ユーザーだった私にとっては大した障害ではありません。ネットしかしないからUSBなんて使わないしね・・。
2005.10.22
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同僚との結婚を控えた姉・由紀子と、ハイソな証券マンと結婚生活を送る妹・奈津美。二人はそれぞれに、過去に関わりのあった男性を想い起こし、その心には複雑な感情が……。姉妹の切ない恋心を描き出した「かつてのコイビト」に加え、その中で“ポストの表札”に書かれた名前として登場する人物を主人公とした、もうひとつのラブストーリー「いちばん近いところの向こう側」を収録。温かな読後感が魅力の著者デビュー小説。「かつてのコイビト」真名耀子著 文芸社<感想> ★★★★☆本書は、真名耀子さんのデビュー作です。中篇の『かつてのコイビト』と短編の『いちばん近いところの向こう側』の二作が収められています。あらすじにもあるように、結婚を控えた姉由紀子と結婚をした妹奈津美を交互に描いています。 姉妹の過去に関わり合いのある男性が、現在の生活に深く影を落とし行く状況のなかで物語りは進行していきます。 夫の期待通りの女でいなくてはならないと考えている奈津美の緊張と弛緩。 婚約者との微妙なスレ違いから生じてしまう由紀子の戸惑い。 それぞれがうまく描かれています。 正直言って、前半の中篇読了後は、由紀子のかつてのコイビトである豊のキャラクターをもう少し丁寧に描いてほしいなぁ~と思いましたが、短編の『いちばん近いところの向こう側』は、その豊を中心に描かれています。 本編のサイドストーリー的な役割を与えられていますが、第三の女性である美加と由紀子を結びつける仕掛けが巧妙で、この仕掛けが作品全体に奥行きを与えています。 さらに言わせていただければ、前半の中篇と比較すると格段に文章が巧いです。 車の運転に例えるなら、確実なギアチェンジをしながら加速していく感じといえばわかりいいでしょうか?一人の作家が一冊の本の中で成長していくさまをうかがえるというのは、その作家のデビュー作を読む機会を得た読者だけに与えられる特権なのではないかと感じました。
2005.10.21
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今週は仕事が忙しくて、更新する時間がありません(泣)まだまだ仕事終わらないし… ポプリローズさんの「かつてのコイビト」は昨日読み終えましたぁ~前半ちょっと心残りな部分があったんだけど(汗)後半のサイドストーリーで納得!!あのサイドストーリーがあるとないとでは、かなり印象が違ってくるような気がします。小道具の使い方も心得ていらっしゃいます★感想は近日アップさせていただきます♪ 今読んでる村上春樹さんの新作もイイ感じですよぉ~ 関東地区にお住まいのみなさんにうれしいお知らせです!明日は久しぶりに晴れるらしいです!洗濯しまくって下さいね(笑)御健闘をお祈りいたします♪
2005.10.19
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くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである―四季おりおりに現れる、不思議な“生き物”たちとのふれあいと別れ。心がぽかぽかとあたたまり、なぜだか少し泣けてくる、うららでせつない九つの物語。デビュー作「神様」収録。ドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞受賞。 【目次】神様/夏休み/花野/河童玉/クリスマス/星の光は昔の光/春立つ/離さない/草上の昼食 「神様」 川上弘美著 中公文庫<感想> ★★★★☆ 最近、ハマっている川上弘美さんのデビュー作『神様』が収められた初期の短編集です。 何度も書いていますが、芥川賞を受賞した『蛇を踏む』がダメだったので、ずぅ~と敬遠していましたが『センセイの鞄』以降の新作はほとんど読んでいます。 リンク先の「さとうみみ」さんや「hakoさん」の感想を拝見して、ムショーに初期作品が読みたくなりチャレンジしました。初期作品の中から本書を選んだのは、リンク先の「なつさん」が感想をお書きになっていて読みやすそうだなと感じたからです。 さて、本書の登場人物はクマ、河童、幽霊、ヘンな虫、人魚、壷から出てくるコスミスミコ。 人間ではカナエさん、ウテナさん、えび男クン、エノモトさんです。 かつての私なら、最も苦手とする内容ですが、人間以外の者との間で交わされるのほほ~んとした会話、不思議な出来事をさりげなく日常に滑りこませるテクニックなど巧いなぁ~と感じさせてくれます。 初期作品と最近の作品との違いはリアリズムか否かだと思いますが、登場人物の会話などで感じられるのほほんとした雰囲気は、川上作品の底流にある一貫した流れであることを再確認しました。川上さんの初期作品は苦手だとお思いの方は一読の価値ありだと思います。 壷から出てくるコスミスミコとえび男くんの出てくる『クリスマス』『星の光は昔の光』が特にいい感じでした。
2005.10.16
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ネットで注文していた本が届きました♪楽天ブックスでの注文は二回目です。いつもアマ○ンを利用しているんだけど、楽天で買うとポイントつくんですね♪知りませんでした(汗)『東京奇譚集』村上春樹さんの新作です♪『かつてのコイビト』真名耀子さんの本♪ ↑リンクさせていただいているポプリローズさんです♪
2005.10.15
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時々、廃品の無料回収(家電リサイクル法対象商品を含みます)って来るじゃないですかぁ~今、近所をオジサンがトラックでぐるぐる回っているんだけど、アレってホントにタダで持っていってくれるのかなぁ~?壊れちゃったTVがあるんだけど、普通引き取ってもらう時にお金払うじゃないですか? TVもタダだって言っているけど・・・・。う~ん、どうなんだろうホントにタダでTV持っていってくれるのかな????「回収は無料だけどリサイクル料金5,000円」とか言われたら気が弱いから払っちゃうそうです・・・・(汗)私のトラウマになっているのは十年以上前のサオダケ屋さんです。一部の悪徳業者だと思いますが、移動販売が来て、安いから買おうとしたら「安いヤツは、さっき売り切れた!」と言われて6,000円のアルミさおを買わされた覚えがあるので・・・。さらに、すげぇ~怖いオジサンだったから半分押売りみたいな感じでした。道理でさおだけ屋はつぶれないわけです(ぶりぶり)でも、奥さんが帰ってきて、その事を話したら怒られて、もっと怖かった・・・。あ~おじさん行ってしまった。ちょっとみたら人の良さそうなおじさんだったけど・・・。無料回収にTVを出した方の体験リポートをお待ちしております。
2005.10.15
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謎の失踪を遂げた警務課長を巡って巻き起こる、県警幹部たちの虚々実々の駆け引きと足の引っ張り合い……。県警本部長以下、キャリア組エリート警務部長、準キャリア警備部長、叩き上げの刑事部長など入り乱れての情報戦の結末は? 真実はどこに!? 著者ひさびさの本格長編小説。「震度0(ゼロ)」 横山秀夫著 朝日新聞社<感想> ★★★☆☆ 警察小説の白眉と言われて久しい横山秀夫さんの最新作です。県警の管理部門を掌る警務課ナンバー2の警務課長が忽然と姿を消してしまいます。 失踪か?事件か?そしてその背景には何があるのか?という筋立てですが、警務課長が消えたのは、平成7年1月17日。阪神淡路大震災の発生した日でもあります。 この二つの出来事を並行させながら描いていきます。 「京都で震度5」というのが当日の朝、私が一番初めに接した情報ですが、本書もそこから始まっています。 舞台になるN県警は震源地から600キロ離れている設定ですが、救助や現場派遣など高度な危機管理が要求される一大事です。 そこで発生する警務課長の失踪。 まさにてんてこ舞いの状況ですが、県警幹部である登場人物達は、危機管理より、個々人のスキャンダルに発展しかねない後者を優先させてしまいます。今までの横山作品では警察と言う組織を守る、いわば組織の正義が描かれてきましたが、本書のそれは自らの保身に徹するエゴイズム以外のナニモノでもありません。 今までの横山作品以上に、足の引っ張り合いやドロドロした人間関係が描かれています。まぁ~こういう人達もいるんだろうと思いますが、リアルが売り物の横山作品にあって、かなりの過剰演出です。 でも、警務課長の消息はギリギリまで明らかにされないので、いわいる「ページをめくるのももどかしい」感は充分に味わえました。 さて、本書では登場人物達のエゴイズムを際立たせるために阪神・淡路大震災を引き合いに出したという反論もあるようです。TVに映し出される現場の様子、刻々と増える死者の数。 それを受けて多くのボランティアや義捐金が集りました。 本書でも現場派遣の要請に備えて警察官を待機させていますが、恐らくいち早く現場に掛けつけたいという気持ちで待機させられている、現場の警察官の焦りや苛立ちが描かれてていればさらに良い作品に仕上がったのではないかと思います。
2005.10.15
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リンク先のりりぃさんから「ラブバトン」なるものを受け取ってまいりました。深夜に回答を書いているので、ご考慮くださいませ(汗)問1 初恋はいつですか?小学校5年の時、同じクラスの女の子。初めておつきあいしたのは中2の時。部活の先輩。問2 今まで付き合った人数は?う~ん。つきあうの定義があいまいかも・・まだ、相手が憶えてくれてるのは5人ぐらいかなぁ?(たぶん)問3 好きな人とデートしたい場所は?横浜かなぁ~行くトコたくさんあるし、その日の気分で行く場所を選べるから♪問4 好きな人と見たい映画は?相手によりけりだと思うけど『カサブランカ』あたり問5 好きな人に言われて1番うれしかった言葉は?「私より先に死なないで欲しい」問6 好きな人はいますか?その人の好きなところは?ほ~い(汗)自分が女性であることにこだわっているトコかな?問7 こんな人は絶対無理って人は?実は・・・・・・↓ 男である(笑)問8 浮気は許せますか?許せるならどこまで?メンタルな部分を支配されてしまうのはイヤだけど、フィジカルな部分だけだったら許してしまいそう・・人間だもの・・byあいだみつお浮気肯定派というワケではありませんよぉ~。問9 同棲してみたい?一応結婚してるんだけどさぁ~(笑)独身だとしたら、週末限定ならいいかも・・問10 あなたが愛を感じる行動は?相手がすごいワガママを言う時。問11 愛と恋の違いは?愛、季節の中で成長していくもの 恋、季節の中で色褪せてしまうもの問12 1番長く続いた恋愛は?結婚ならまだ継続中問13 お付き合いしたい有名人・芸能人は?相田翔子さん♪波長の合うタイプだと思う(たぶん)問14 究極の選択!!一生人を愛せなくなる or 人に愛されなくなる「愛されるより愛したい」ってどこかで聞いたことあるけど・・問15 このBATONを廻す5人は??興味のあるかたは、お持ち帰りいただくととうれしいです♪
2005.10.12
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職を失い妻子とは現在別居中。駒井健一郎三十四歳はどん底にいた。ある日、高校時代のライバル・天知達彦が現れ、驚くべきことを口にする。「次の衆院選に立候補する。共に戦ってくれ」。コネや金は一切なし。持てるものは理想のみ。第二の人生を拓くため、彼らは完全無党派で選挙戦に挑む。理解のない妻、敵陣営の妨害。早くも難題は山積みなのだが。情熱系エンターテインメント。 「ダイスをころがせ!(上巻)」 真保裕一著 新潮文庫<感想> ★★★☆☆ リンク先のCYNさんの感想を拝見して、衆院選前に読みたいと思っていたんですが先立つものが・・・。先日ブック○フの105円コーナーでハードカバーを見つけたので早速購入しました。 さて、 真保裕一さんといえば『ホワイトアウト』や『奪取』など良質なエンターテイメント作品を書く作家として知られていますが、 本書で描かれているのは選挙です。 一流商社をリストラされた34歳の主人公が、無所属で衆院選に立候補する友人と共に選挙を戦う筋立てになっています。 私は選挙に立候補した事がないので詳しくはわかりませんが、当時(小渕さんが亡くなった直後の衆院選)の政治状況をかなりリアルの描いているので、ここで描かれている選挙の模様は私が思う以上にリアルなのかもしれません。 二段組450頁の長編にも関わらず読みやすい作品に仕上がっていますが、少し前に読んだ同じエンターテイメント作品である『レディ・ジョーカー』が、あまりにもインパクトがあったせいか、ちょっと薄っぺらく感じてしまいました。 しかし、本書のテーマである参政権の行使。 手の中にあるダイス(投票権)を行使することの重要性や、政治に参加することの意味は、ストレートに伝わってきました。主人公達は34歳という年齢ですが、 青春小説としての側面も持ち合わせている作品です。
2005.10.12
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奥さんが新しいパソコンを買うと言い出しました♪奥さんは、ネットで株をやっているようですが、今使っているノートパソコンの画面が小さいのでここしばらく納得がいかないご様子でした。一定予算内で画面の大きなやつを探しておくように!という言葉を残してお仕事に出かけたので、早速ネットで調べてみたんだけどDVD-RWとか倍速とか私にはちんぷんかんぷんなので、とりあえず大きな液晶画面のデスクトップをいくつか見繕っておきました。最近のパソってTVも見られるんですね!!明日奥さんがその中から決めるみたいですが、今使っているパソはどうするのかなぁ~??もしかして・・・・私の所に廻ってくる?ということでしょうか?もし、そうならやっとWin98卒業です♪♪♪
2005.10.09
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リンク先のさとうみみさんから夢バトンなるものをいただいてきました。宝くじに関しては、常日頃考えていることです(笑)小さい頃になりたかったものは何ですか?電車の運転士願いはかなった?一時期「電車でGO」にハマってました。新快速の運転はかなり自信があります。現在の夢は?煙草をやめたい宝くじで三億円当たったら?まず、仕事を速攻で辞める!住宅ローンを完済して、アパート経営に乗り出す。特に欲しいものはありませんが、面白い本でも読みながら毎日ヘラヘラ暮らしたい♪あなたにとって夢のような世界とは?みんながヘラヘラ暮らせる世界。昨晩見た夢は?言えません(汗)この夢の話を聞いてみたいと思う5人は?興味のある方やってみてください♪
2005.10.08
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ニシノ君とのキスは、さみしかった。今まで知ったどんなさみしい瞬間よりも。女には一も二もなく優しい。姿よしセックスよし。女に関して懲りることを知らない。だけど最後には必ず去られてしまう…とめどないこの世に、真実の愛を探してさまよった、男一匹ニシノユキヒコの恋とかなしみの道行きを、交情あった十人の女が思い語る。はてしなくしょうもないニシノの生きようが、切なく胸にせまる、著者初の連作集。 <感想> ★★★★☆本書はニシノユキヒコという女たらしの一生を、それぞれの時代で関わった女性達の視点で描く連作短編。 一人の人物を複数の人物の視点で語ると言うのは連作短編の王道といえる手法です。 語られる人物の物語でもあるし、語る人物の物語でもある。 この作品で言えば、ニシノアキヒコの物語でもあるし、十人の女性の物語でもあります。さて、女たらしの心理は、いろんな女の人とおつきあいしたい、エキサイティングな毎日をおくりたい、とにかくいろんな女とやりてぇ~・・(汗)そのあたりにあるのではないかと思われます。 ちなみに辞書で引くと女を誘惑してもてあそぶこと。また、そういう男。(大辞林・三省堂)とあります。 大辞林の定義をさらに掘り下げるなら、女たらしには女性を誘惑する能力を有することが大前提であると言えます。 それを踏まえるならばニシノユキヒコは、男前だしエッチは適度に上手。 なにより女性が発する微妙なシグナルを感じ取る能力に長けています。 次から次へとつきあう女性を変えたりフタマタやミツマタを掛けるニシノユキヒコを客観的に見るならば、女性の敵という印象を持ちがちですが、イマイチ憎めません。男の視点から見るならば、羨ましい奴、ひでぇ奴、許せない奴という感情が渦巻いて感情移入しにくいキャラクターですが、悪意を感じ取れませんでした。 心理的な背景がちゃんと描かれているせいだと思いますが、冒頭で書いた女たらしの心理とは異なっていて、とにかく自分の全てを受け容れて欲しいという一貫した姿勢(まぁ~かなりワガママだけどね)はある意味で真摯なのかもしれないと思ったりしました。 個人的には、葛藤したり逡巡したりしながら相手を受け容れることで、恋愛は成長して行くと思うんだけど、男サイドが一方的に受け容れてもらおうとするのはあまりにも無防備ではないかと・・・・。ニシノユキヒコは、シスターコンプレックスっていうやつかもしれません。
2005.10.08
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案の定大雨で栗ひろいに行けません・・・(泣)午前中は、成人病検診に行ってきます。朝ご飯も食べられないし・・
2005.10.05
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人質は350万キロリットルのビールだ―業界のガリバー・日之出麦酒を狙った未曾有の企業テロは、なぜ起こったか。男たちを呑み込む闇社会の凄絶な営みと暴力を描いて、いま、人間存在の深淵を覗く、前人未到の物語が始まる。犯罪が犯罪を呼び、増殖し続けるレディ・ジョーカー事件。犯人たちの狂奔と、それを覆い尽くす地下金融の腐臭は、いつ止むのか。そして、合田雄一郎を待つ驚愕の運命とは―高村文学の新たな頂点を記す、壮大な闇の叙事詩、ここに完結。 「レディ・ジョーカー(上巻)」高村薫著 毎日新聞社<感想> ★★★★☆ ★★★★☆にしましたが、この小説をあくまで客観的に評価した場合★★★★★+★というところです。ジャンル小説。特に読者の裾野が広く、多くの読者を獲得する事が命題とされる国産ミステリーの世界にあって、硬質な文体で登場人物の一人一人の持つ「業」を深く描くという点で高村薫という作家は極めて異質な存在で国産ミステリーの高踏派と言っても過言ではありません。しかし一方でエンターテイメント性を排除しているため、私のようなミーハー読者が寄りつき難いと感じてしまうのもまた事実です。 さて、前置きが長くなりましたが、本書は競馬場で知り合った男達がビール会社を脅迫する話しです。読んでいると20年以上前に起きた「グリコ・森永事件」と同じ設定だと気がつくのにそんなに時間はかかりません。未解決のまま時効をむかえた実際の事件を下敷きに、犯人グループ、警察、新聞社という三者を軸に物語は進行して行きますが、あまりにもリアルな展開に「グリコ・森永事件」の真相もこのようなものだったのではないかと感じました。ある程度キャラクターのかぶる『照柿』と比較するテンポのいい作品に仕上がっていますが、甘く見ると失敗する作品であることに間違いはありません。ちょっと最近のミステリーは軽いなぁ~と感じている方にはオススメします。
2005.10.04
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おはようございますぅ~♪今朝は雨模様、寒くて目が覚めました。毎朝見ているTVの占い☆隠し事がばれちゃうらしいですよ!魚座のみなさん気をつけませう・・んじゃ!みなさんよい一日を・・・
2005.10.04
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今日は髪の毛を切ってスッキリ♪その帰りにブック○フに行ってきました。ということで今日のお買い物☆CYNさんとhakoさんの感想を拝見して購入♪選挙前に読みたかったんだけど、ハードカバーを105円コーナーで発見!!なつさんの感想を拝見して♪連作短編です☆画像がないけど『野ばら』長野まゆみ著です。ちょっとしたきっかけで読むことに・・
2005.10.02
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昨日も今日も、すっきり秋晴れです。来週の水曜日はお休みなので午前中は病院で健康診断をして、午後は栗拾いに出掛ける予定です。毎年、今の時季に行きますがスゲェ~秘境なので、現地周辺まで↓きたあかり1号(スズキ・ワゴンR・平成14年式・新古のため破格値で購入)で出向き、現地周辺到着後↓きたあかり2号(折畳式・昨年ホームセンターで10,000円にて購入)で、さらに奥地に踏み入る予定です。とりあえず本日は愛車整備!!といっても油を差しただけだけです(笑)きたあかり2号↓
2005.10.02
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