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今回は猪の被害に悩むのでは無い。数か月前から、時々目撃する猪なのだが、その猪はウリボウ(猪の子供)を2匹連れている。
その親子を、最近は毎日目撃する様になったのだ。それが痩せ細って、力も無く成り、フラフラしながらウリボウを連れている様は異様である。
我々人間に会うと、その瞬間に、普通の猪は脱兎の如く逃げて行くのに、この猪は体力が無いからか、ユックリとしか逃げられないのだ。
だからそのウリボウも乳が出ないのだろう痩せて大きく育たない。そして車で会うと、こちらも危険が無いから、近くに行けるのだが、体力も無いからか真っ直ぐも歩けないのが良く分かる。少しの段差も、フラフラして、真っ直ぐに歩けないのだ。
しかもその痩せ方が異常で、毛が生えている動物で、見た目にも痩せて見えるのは痛ましい。自然が恵んで呉れる餌の総量よりも、多くの猪が居るからこうなるのだ。だから会う猪は全てやせ細っている。
特にこの母猪は今にも死にそうに痩せている。しかも痩せた子供を2匹も連れているのだ。まさか餌を与える訳にも行かない。
早く死んだ方が良いのに、ウロウロと餌を探している。あの体力なら山を駆け上ったり出来ないからだろうか、平地に居るのだろう。だから毎日会うのだ。
あんな痩せ方を見ると、戦後満州からの引き上げで、苦労した話を時々読むが、人間もあの様に痩せ細って、そして運良い者だけが、帰国出来たのだろう。大勢の人々が餓死を余儀なくされたのだ。
あの猪の親子も同じ運命になりつつある。早く死んだ方が楽だろうと思えて成らない。
急いで撮ったのでピンボケだが、お尻の後にもウリボウが居る。
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