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隠居人はせじぃさんComments
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義兄と川越の蔵造りの町並みを見学しに行ってきました。
NHKの朝の連続テレビ小説『つばさ』の舞台となっている地です。

川越は江戸時代に川越藩の城下町として栄えましたが幸いにも戦災の難を逃れたため、
歴史的な町並みや寺院等が多く今も残っている街なのです。
『世に小京都はあれど、小江戸は川越ばかりなり』と謂われ、『重要文化財
建造物保存地区』に選定されています。
朝8時に自宅を出発し、行きは湘南新宿ラインで大宮まで直行、
大宮から埼京線に乗り換え川越駅へ。
最初に駅から最も近い川越八幡神宮を訪ねました。

この神社は平安時代に上総、下総、安房3国で起きた『平忠常の乱』において、
これを鎮圧する為に派遣された源頼信によって必勝祈願のために建立されたとのこと。
この境内にある大きな銀杏の木は縁結びの御利益がある木として有名。
由来は現在の天皇が誕生されたときに植樹した男銀杏と女銀杏の2本の木が、
いつの間にか寄り添い株元で1本に合体したことに由来していると説明板にありました。

クレアモール(商店街)を進み大正浪漫通りへ。古き良き大正時代を思わせる情緒
あふれる大正浪漫夢通りです。そこかしこに懐かしい風情が漂います。

通りの外れに川越商工会議所がありました。建物は昭和2年12月建造され、
現在は文化庁登録有形文化財になっているとのこと。外観は直径約1m程の列柱を
配した重厚な構えになっており,交差点側にバロック風の装飾を付けた特徴的な
出入口を設けるなど,時代の特徴を伝える銀行建築になっていました。
まるで古代ギリシャ神話に出てきそうな外観でしたが、残念ながら内部の構造は
確認できませんでした。

そしていよいよ蔵造りの街並みへ到着。この蔵造りの街並みが出来た由来は、
明治26年の大規模な火災に因るとのこと。この大火で川越の街は殆どの建築物を
失ったのですが、唯一この蔵造りの街並みのみが消失を免れ、その後の戦災も逃れ
現在に残っているのです。

どの蔵も黒漆喰の重厚感ある壁と、屋根には大きな鬼瓦が載っており見応えのある
街並みでした。残念ながらこの日は歩行者天国になっていないため、往来する車が多く、
この車がなければと感じたのは私だけではないはずでした。



しばらく歩いていくと右手奥にひときわ高く聳え立つ大きな木造の塔がありました。
これが川越のシンボル 時の鐘です。江戸時代の寛永年間(今から400年ほど前)に
当時の川越城主の酒井忠勝によって建設された建物とのこと。

三層造りになっており高さ約16m、下に急勾配の階段がありましたが、観光客が
昇らぬような処置が目立たぬように施されていました。古き良き街を残すための
深い配慮が感じられたのでした。

一日4回、時を告げる鐘の音が聞こえるようですが、人が鐘を打っているのでは無く
機械によるものとのことでしたが時間が合わず鐘の音は聞けませんでした。
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