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隠居人はせじぃさんComments
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既に姉二人は到着済みでした。
我が実家ではこのお盆の期間、仏壇から位牌などを出して特別につくった盆棚におまつり
をする習わしになっています。

私が小さい頃は、細竹で鳥居?の如きものを造りここに枝豆、ショウガ、トウモロコシ、
ホオズキ等をぶら下げていた記憶があります。
盆花としてキキョウ、オミナエシ、ハギ、山ユリ、・・・などが飾られていたことを
覚えています。
そして季節の野菜と果物が供えられていました。スイカは勿論我が農園で収穫したものを
お供えしているのです。

昨日13日の夕方、門を入ったところに簡単な土の祭壇を造り、仏様が迷わないよう、
おがら(皮をはいだ麻の茎)を燃やし、迎え火を焚いたのです。

お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」「精霊会(しょうりょうえ)」といい、先祖の霊を
わが家に迎え、供養する昔からの行事なのです。
昔、墓が各家になかった頃、山に住んでいる人々は山から、海に住んでいる人々は
海からご先祖が帰ってくると信じられていたのです。墓が出来たころからお盆になれば、
ご先祖を墓に迎えにいく習慣ができ、お盆前になると墓地の草を刈って、ご先祖が通る道
をつくるという習慣ができ、これは先祖を大切に思う心のあらわれなのです。
盆棚にはキュウリで作った馬と、ナスで作った牛が備えられていました。

これは、ご先祖を迎える側は少しでも早く来てくださいとの気持ちを、「足の速い馬に
乗って」としているのです。
帰りは少しでもゆっくり帰っていただくよう、「足の遅い牛に乗って」との意味があります。
キューリとナスは季節の実りのものを使うということでもあるのでしょう。そしてこの馬と牛
の食事用にナスをアラレ状に切ったものを里芋の葉の上に載せてお供えしているのです

お参りし、線香をあげる前に、榊の葉に神水を付けこの実に振りかけるのです。
(神仏混淆?)。
その内に我が実家の檀家寺の住職が来られ読経をしていただきました。
話によると檀家数は1600軒。この時期、応援のお坊さんを含め5人でローラー作戦で
各檀家を廻っているとのことでした。ご苦労様です。
江戸東京博物館へ(その11) 2026.05.28
江戸東京博物館へ(その9) 2026.05.26
江戸東京博物館へ(その8) 2026.05.25