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隠居人はせじぃさん
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養蜂場のある農園で栽培している食用菊を収穫してきました。
この菊の花は『もってのほか』とも呼ばれています。
この名前の由来は、「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」とか、
「もってのほか(思っていたよりもずっと)おいしい」といったことから転化
したようです。
以前のテレビのクイズ番組で、ユニークな名前をもつ食用菊として出題されてから、
知名度は一気に全国区になったと聞いています。
食べ方は様々です。茹でるときに酢を加え、歯ざわりを楽しむため、茹ですぎない
のがコツなのです。今回は黄色のものを収穫しましたが、紫色のものも数本ですが
栽培しています。この淡い紫色の花びらが、茹でると鮮やかな紅紫色に変わり、
料理の器の中で、野菜の緑色とのコントラストに映え、食卓に彩りを添えるのです。
これも見事な『お色直し』なのです。
今回のものも、実りの秋の食卓に、その見事な黄色の彩りは、風雅な一品。
併せて収獲したミニトマトを廻りに並べてみました。こちらも黄色と赤の
コントラストが見事で食欲を誘うのです。
花びらをちぎり、水で洗った後、熱湯に酢を少々加え、その中に入れて、
箸で2~3回かき混ぜたらザルにあげます。これを水で冷やして再度ザルに上げて
水気をとれば出来上がりです。今回はすし酢に僅かな醤油を混ぜたものを
振りかけ完成。
ふっと甘くてほろ苦く...。
菊の花びらを食べる習慣は、江戸時代から始まったとされ、日本の伝統的な
エディブルフラワー(食用花)の1つなのです。
食用花は色々ありますが、蜜蜂の大好きな「菜の花」、天ぷらや薬味に使う
「ふきのとう」等々各種の花があるのです。
日本独特の繊細な味・伝統の味として、最近は人気が出てきました。
スーパーでもこの時期、黄色を目立たせて陳列されています。
田舎の秋、旬ならではのこの味を一度楽しんでみて下さい。
日本人であることに感謝すること間違いなしです。
菊の花を食べるなんて・・・ と言うのは もちろん 『もってのほか』 です。
江戸東京博物館へ(その15) 2026.06.01
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