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隠居人はせじぃさんComments
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昨日は午後になって漸く雨があがった。待ち兼ねて家の横の我が農園に出てみた。
すると、あちこちでいろいろな水滴が、様々な形で光の玉となり、それぞれの輝き方で
私の目を楽しませてくれた。
秋まきの小麦の芽の先端に。危うく引っかかって今にも流れ落ちそうな。
自転車のブレーキハンドルに掴まっている水滴。落下にブレーキがかけられたのだろうか。消毒器のノズルの先端。黒との対比が美しい。里芋の葉の上で遊ぶ水滴。蜘蛛の巣に掴まった小さな光の玉。バラの幼葉に赤く染まっている水玉。真っ赤に色づいた箒草の中に隠れるが如き水滴。ブルーシートの鮮やかな色を吸い取った、雨の青い雫。ステンレスの洗濯竿は、今日はこの雫の一時の住み処。車庫屋根から今まさに落ちようとしている一滴。柿の実の甘さが染み込んでいるかのような甘い蜜玉。そして最後に、極限まで小さな姿に身を変え、太陽の光を捕らえ七色に変身。葉の上の危うき雨の粒は落ちず 柿の実は秋の風に揺れども 『詠み人知らず』
江戸東京博物館へ(その11) 2026.05.28
江戸東京博物館へ(その9) 2026.05.26
江戸東京博物館へ(その8) 2026.05.25