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隠居人はせじぃさんComments
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小田原駅から豊橋駅に新幹線で向かったこの日、再び富士山の美しい姿に出会えたので
あった。

この日は新幹線の車窓からの富士山であるが、ヨーロッパや東南アジア旅行の帰りに
飛行機の窓から見る富士山の姿も感慨深い。海外からの帰国時に見える富士山は自分が
日本人であることを自覚し我が故郷に戻ってきたことを感じられずにはいられないのである。
インターネットで調べてみると、富士山は噴火のたびに成長を続け、1万 1,000年ほど前に
山頂火口が移動して現在の位置になると、100回を越す大噴火を繰り返したと。
そして現在のような裾野が広いコニーデ式の美しい火山を作り上げたのは約5,000年前の
ことであるとのこと。
富士山の標高は依然として「ミナナム(皆南無)」との語呂合わせの如く3776mで覚えられ、
親しまれているのだ。

そしていま、富士山は世界遺産登録や環境問題のシンボルとして新たな脚光を浴びつつある。
世界遺産には、文化遺産、自然遺産という区分があるのだ。
ユネスコの世界遺産登録基準において、自然遺産として富士山が該当しそうなのは、
(vii) 類:例を見ない自然美および美的要素をもつ優れた自然現象、あるいは地域を含むこと。
であるが、富士山のようなコニーデ型火山はさほど珍しくはなく、世界的に貴重な自然が
残っているとは認められず「類例を見ない」とはいえないとのこと。
もちろんゴミ問題も重要。ユネスコの担当者が富士山を見て、そのゴミのひどさに驚いたと
いう話も。そして富士山を麓まで含めて考えた場合に、すでにあまりにも開発されすぎていると。
と言うことで富士山の世界遺産登録は絶望的なようだ。

富士山は山裾のこぶや裾野のカーブが見る場所により微妙にその姿を変えるのであるが
自分の家から見る見慣れた富士山の姿が一番美しいと思っているのである。
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