PR
Keyword Search
New!
隠居人はせじぃさんComments
Calendar
土曜日のこの日は、阿蘇から豊後高田の事業所に向かう途中、白水(はくすい)ダムに立ち寄る。
白水溜池堰堤(はくすいためいけえんてい)が正式名称で、大分県竹田市の大野川上流にある
重力式コンクリート造及び石造の堰堤。
日本の河川法では、堤高が15m以上のものをダムとしているため、堤高が13.9mの
白水溜池堰堤は正式にはダムではないとウィキペディアより。
狭い山道を走り、駐車場へ。
車の外に出ると水の音が聞こえてきた。徒歩にてその方向に向かう。
前方に 流れ落ちる白い水の流れがレースカーテンのような美しき光景が。

灌漑用水の調整ダムですが、国の重要文化財に指定されているとのこと。


幅は87mの美しいダム。
向かって左側の波紋は「武者返し」、右側は「階段」風と石造りの壁を流れ落ちる姿は、
『日本一美しい』と言われるのも納得できたのでした。


観光客の姿は殆どなく,独り水の流れ落ちる音に包まれながら、白水の流れを
見つめているると、時が経つのを忘れ、吸い込まれるような時間が流れて行ったのです。


向かって左岸のサイドは曲線状(武者返しで、手前側は階段状。
地盤が弱いために左右非対称にして水の勢いを緩めているのだと。


流速を制御する曲線の組み合わせは、堰堤の左右、中央で異なる表情を
見せてくれたのです。
白き流れの表面が美しき縞模様に。
流れ落ちる路床の凹凸によるものではなく、実は流れの不安定の発達の結果で
生ずるものであると。


水理学では「転波列=Rolling Wave」と言うのだと。
又は「サージ」と言うこともある理論的な縞模様であると。


右側は階段状の流れが。そして全面に鱗模様が。


水の流れる様は美しく、人工的な芸術性さえ感じさせたのであった。
しかし湖の水面の姿を見ることは残念ながら出来なかった。


バスは通れず公共交通機関では辿り着けないこの白水ダム。
そんな山あいの秘境にひっそりと存在した白水ダムは神秘的でさえあったのです。
江戸東京博物館へ(その10) 2026.05.27
「かんなみ仏の里美術館から江川邸へ」(そ… 2026.04.05
「かんなみ仏の里美術館から江川邸へ」(そ… 2026.04.04