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隠居人はせじぃさんComments
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この日最初のマジョレル庭園の見学を終え、バスに戻りクトゥピア・モスクに向かう。
すぐにメディナ(旧市街)の城壁が車窓に。
12世紀前半に築かれた長さ18kmの城壁の中に広がるアラブの世界を昨日から
楽しんでいるのであった。

コブ門(Bab Nikob)。
メディナというと、全体的に細い小路が迷路のように入り組んだ場所を想像していたが、
ジャマ・エル・フナ広場近くには大きい道もあり、タクシーや馬車もあちこちで待機していた。
淡いピンク色にも見えるその城壁は、小穴が無数にあって今やハトの巣になっていると
この日のガイドから。

城壁沿いを右折、左折しバスは進む。

ジェディド門からバスは城壁内に入り、ここで下車。
そして徒歩にてクトゥビア・モスクのミナレットに向かう。

メディナMAP。

メディナ西側のジェディド門からメディナに入ると、ムーア様式の傑作とも言われる
クトゥビア・モスクのミナレットが正面に。
このあたりはメディナと言っても空が大きく開けていて、高さ77mあるというミナレットは、
あちこちから見えるランド・マーク的存在。

城壁内の通路の植栽にはバラが満開。


オリーブの花も満開。
以前トルコを旅行したときに、このオリーブの花を見たが、虫があまり見えなかったので
現地ガイドに聞いたところ、 オリーブの花に蜜はなく、多量の花粉を風でとばす風媒花と。
しかし昆虫を媒介して受粉を行う虫媒花でもあるのだと詳しい説明が。

正面にクトゥピアが聳え立っていた。

この日の現地ガイドの説明を聞く。
モロッコ第2の都市マラケシュにある、高さ77m、幅12.8m、外壁の厚さは2.5mのミナレット。
12世紀に建造された。マラケシュのシンボルといわれている。4面それぞれに異なる装飾を
もつムーア様式建築は究極の美しさといわれ、夜のライトアップは前夜に楽しんだのであった。
このミナレットは、セビリアのヒラルダの塔と並び、世界で最も美しいミナレットの一つとされていると。

かつて存在したモスクの基礎部分が整然と並んでいた。
本当はこの写真の基礎部分にモスクを建てる予定であったがメッカに対する角度を
間違えてしまったらしく、新たに隣に建て直したと嘘のような真実をガイドから。

ミナレット頂上の三角(△)がメッカの方向を示しているのだと。
そしてこの塔よりも高い建物は建設することが禁止されているのだと 。

ミナレットの上にくっついている3つの大きな玉は何を意味するのかと
ガイドに尋ねてみると『団子3兄弟』 との返事。よくぞ聞いてくれたとしたり顔。
金色の銅製の玉のうち一番大きいものは直径が2mあると。
実はユダヤ教、キリスト教、イスラム教を意味するのだそうだ。

頂上近くには大きなスピーカーが設置されていた。
モロッコではテープやCDではなく肉声をスピーカーで アザーン(お祈り) を
流すのが基本と。

クトゥビア」とは「本屋」という意味で、この附近は本屋さんがたくさんある街だったと。

塔は6階建てで緩やかな階段を上ることができるとのこと。

この素晴らしい塔はモロッコに現存するスペインモロッコ芸術の最も完璧な作品。
