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隠居人はせじぃさんComments
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鎌倉・寿福寺の後は、鎌倉駅まで戻り再び横須賀線下り電車に乗り、衣笠駅を目指す。
約20分でJR衣笠駅に到着。この駅で下車するのは高校時代以来半世紀ぶりなのであった。

徒歩で衣笠十字路へ向かう。

交差点で地下に潜り、地下通路を渡り地上に出て右に行くと京急・衣笠十字路の
バス停へ到着。

京急バスに乗り15分ほどで「南武(みなみたけ)入口」で下車。
東漸寺へ向かう道の石垣のあちこちにピンク色の小さな球状の花が咲いていた。
ヒメツルソバ(ポリゴナム)というヒマラヤ原産の植物のようだが?

徒歩数分で東漸寺に到着。
1180年(治承4年)の源頼朝の挙兵の折、頼朝に味方した三浦義明の五男、
義季(義秀)が屋敷を使い、阿弥陀如来を御本尊とする浄土宗の寺院として建立したと。
三浦氏の居城、衣笠城を抜けて南西へと走り、林のロータリーで国道134号につながる
県道26号線(三崎街道)沿いにあった。

「松得山 東漸寺」と刻まれた石碑。

階段脇のお地蔵様。六地蔵であろうか?

東漸寺山門

山門の扁額「松得山」。

「われは今 佛のみ子となりぬれハ 慈悲のふかさに 誰もうらまず」

山門をくぐり更に階段を上ると正面に風格ある本堂が姿を現した。
鎌倉二十四地蔵の一つ日金地蔵は、もとは鎌倉の雪ノ下にあった松源寺の本尊であったが、
神仏分離令によって長谷寺に移され、さらに転々とした後、大正時代にこの衣笠の
東漸寺に安置されたのだと。
よって鎌倉二十四地蔵の御朱印を頂きにはるばる衣笠まで。
本尊:阿弥陀如来。
開基:長嶋義秀
開山:性真和尚

本堂右手に動物霊堂。

水子観音。

観音像。

木魚の上で眠る子供の僧侶の下に先程と同じ詩が刻まれていた。

お掃除小僧 。

合掌廟。

合掌廟内に安置されている阿弥陀如来。

境内の稲荷神社。

御朱印を頂きに寺務所に行くと住職の奥様? が朱印帳を預かられ、
「御朱印が出来上がるまで、どうぞお堂内でお参り下さい 」 と招じられたのです。
境内を戻り靴を脱ぎ本堂に入ると、かの『徳川』家由緒の『増上寺』末寺というだけに、
彩色彫刻等装飾の豪華に施された内部にビックリしたのであった。
本堂内。

本尊 阿弥陀如来の御姿。
![touzenji4[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/c140fe6f3e5550313679200ebf6a5a166aaa126e.15.2.2.2.jpg?thum=53)
こちらにも多くの仏像が。

右手が日金地蔵尊であると、先ほど奥様?から。

日金地蔵尊は横須賀市重要文化財。
![touzenji3[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/d2eef15cc388e610596963c8939978fb3e3cc6bb.15.2.2.2.jpg?thum=53)
本堂前にはブルーシートに覆われた鐘の如き姿が。

境内におられた寺の関係者?から鐘楼が改修工事中であると。
完成までは2年以上かかると。

鎌倉二十四地蔵尊の第19番の「日金地蔵尊」 の御朱印を頂きました。
源頼朝が、伊豆十国峠にある日金山東光寺の地蔵菩薩へ源氏再興を祈願したところ、
鎌倉幕府を開く事が出来たことから、それを模した地蔵菩薩を鎌倉・松源寺へ安置したと。

階段を下りると、脇には江戸時代に建てられた石碑が。
「南無阿弥陀仏」と刻まれていました。

六十六部供養塔でしょうか?表面に六十六?と刻まれた文字が。
法華経を六六部書き写し,日本全国六六か国の国々の霊場に一部ずつ奉納してまわった
行者を六十六部行者と言うと。
鎌倉時代から流行。白衣に手甲・脚絆(きやはん)・草鞋(わらじ)がけ,
背に阿弥陀像を納めた長方形の龕(がん)を負い,六部笠をかぶった姿で
諸国をまわったと。

バスで衣笠十字路まで戻り、帰りは線路沿いの衣笠大通り商店街を歩く。
衣笠通り沿いに軒を連ねる商店街。全長300メートルほどの片側式アーケードが
設けられた衣笠のメインストリートである。
昭和のレトロさを感じさせるなんとなく懐かしい雰囲気の商店街なのであった。

東漸寺の御朱印を最後に、鎌倉の
・鎌倉二十四地蔵尊
・鎌倉五山
・鎌倉三十三観音
・鎌倉十三仏
・鎌倉七福神
の全ての札所・社寺を巡り御朱印を頂いたのであった。
そして頂いたすべての御朱印がこの御朱印帳に納められているのである。

平成27年9月21日にスタートし、約1年4ヶ月で制覇・走破したのであった。
御朱印とは、寺院や神社に参拝していただくことが出来る御宝印や社名を朱で押した印と
御本尊名や社名などが墨書きされたもの。
その寺社に参拝した証、記念のいただきもの、旅の想い出になるものなのであった。
頂いた御朱印は墨色と朱色のコントラストが非常に美しく、また、個性あふれる
筆づかいや押し印のデザイン性などから真にアートとしての側面を持っているのです。
古い書体の文字や梵字、寺社にゆかりのある動植物をモチーフにした押し印など
達筆で力強いものばかりでなく、可愛いものやユーモラスなものまで多種多様な
御朱印を頂いたのです。

御朱印そのものがその場で「墨筆手描き」とあって、普段文字を書く機会がだんだん
少なくなった(最近は特に)私にとっては、新鮮に映ったのであった。
そして御朱印を頂く為に待つ間の「御朱印ガール」、「御朱印シニア」との
一期一会の会話も楽しく、かけがえのない時間・空間なのであった。
そして頂いた御朱印はそれを見ているだけでも心安らぐものであり、記念写真のように
楽しい、懐かしい寺社巡りの想い出であること間違いなしなのである。

そしてこの御朱印帳は現在は我が家の神棚に保管してあるのです。

そしてnext challengeは、暖かくなってから
『 四国八十八ヶ所霊場+四国別格二十霊場(お遍路)』を同じく御朱印帳片手に
旅友のSさんと巡りたいと思っているのです。
江戸東京博物館へ(その10) 2026.05.27
「かんなみ仏の里美術館から江川邸へ」(そ… 2026.04.05
「かんなみ仏の里美術館から江川邸へ」(そ… 2026.04.04