JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.05.22
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『旧東海道を歩く』ブログ 目次

松ヶ岡(旧山﨑家住宅)を後にし、旧東海道に戻り進み右手に曲がるとカーブの正面に
常夜燈と松の木が。



ここは『東光寺』の山門。



『十九首塚史跡公園 周辺案内図』。
東光寺の奥には天慶3年(西暦940年) 天慶(てんぎょう)の乱で没した平将門をはじめとする
19人の首級(しゅきゅう)を祀る首塚があると。



『血洗川』
平将門らの首級を洗った とされる小川。開発 により今は小さな水路と  なっていた。 



石碑には『成田山遥拝所』の文字が。



東光寺境内の小さな社。



『本堂』。
当寺は、掛川市十九首町にある曹洞宗の小本寺であります。起源は、養老(720年代)
行基菩薩が開基、真言宗の草庵でした。この寺の本尊薬師如来は将門の念持仏であり、
天慶の乱後(940年)将門等十九人の首級をこの地に葬った時、ここにあった草庵に祀り、
平将寺を建立いたしました。天文(1530年代)永江院四世、雪窓鳳積大和尚により曹洞宗に
改宗、東光寺と改称しました。その後、兵火により焼失いたしておりますが、
慶応3年(1867年)玉澗観嶺大和尚一宇を建て、法地と成し、現在に至っております。




境内の石仏。



本堂の『扁額』。



『東光寺 成田山 不動堂
「東光寺本堂の東側に続いて建てられてある御堂です。将門に関係のある十九首町に
於いても当山鎮守として不動尊を祀ろうと明治10年千葉県の成田山新勝寺より勧請し
不動堂を建立しました。大正14年8月、堂を増築して別格大本山成田山新勝寺より
遠州唯一の遙拝所として認可され、毎月28日を縁日と定め厄除不動尊として信仰を
集めています。
不動明王は大日如来の化身にて一切の悪魔を隆伏するために忿怒身を現しています。




途中、道路には掛川市の汚水マンホールの蓋が。
掛川城天守と市花キキョウがデザインされていた。



公民館の前の桜の先の倉庫のような建物の壁には「丸に十九」のマークが。



『十九首
(じゅうくしょ) 公民館



平将門とその一門19名の首級を祀る首塚。
平将門を討った藤原秀郷が首級を携え上京。掛川宿で勅使の検視を受検後、
「逆臣なりとも滅びた後は屍に鞭打つは非礼」と首を埋葬し懇ろに供養したと
伝わっていると。
将門の大きな五輪塔を取り囲むようにして18基の首塚が。



『十九首塚の由来』
「ここは「平将門」の首級を祀る十九首塚 です。
人皇六十一代朱雀天皇の御代、関東下総の国(茨城県)相馬郡猿島に桓武天皇の五代の孫で
相馬小太郎将門 という武将がおりました。
承平五年(西暦 935 年)、一族の内訌を契機として、将門は、常陸を始め関東一円を占拠、
自ら新皇と称し律令国家に対抗する国家を企てた。この叛乱に、朝廷から大規模な将門征討が
興され、平貞盛、藤原秀郷 らにより、将門は天慶三年(西暦 940 年)二月十四日
滅ぼされました(天慶の乱)。秀郷は将門をはじめ一門の家臣十九人の首級を持って京に上る
途中掛川の宿まで来ました。一方、京からは検視の勅使が派遣されこの地(現在の十九首町)の
小川(東光寺南血洗川)で首を洗い、橋に架け検視を受けました。
首実検の後、秀郷は『将門は逆臣なりとも、名門の出である。その罪重しといえども、
今や滅びて亡し。その死屍に鞭打つは礼に非ず。』と十九の首を別々に埋葬し、懇ろに
供養しました。時は天慶三年八月十五日でありました。
この後、歳月の流れと土地開発等の為、移動し現在に移りました。ここ十九首塚 には、
葬られた十九人の詳細な名前が残されています。地名の由来も十九の首塚があったところから
十九首町と呼ぶようになりました。
町民は、首塚を町の守り神として春秋二季の彼岸と八月十五日の命日には供養祭を行い、
今日まで続いております。」



十九人全ての人物の名前が墓碑に刻まれていた。



『旧跡 十九首塚』



「長い歴史を持つ十九首塚は、町の守り神として地域や保存会の皆さんにより大切に祀られ、
毎年8月15日には供養祭が行われているのだと。 
また、井伊谷(浜松市北区引佐町)に伝わる資料等によると、永禄5年(1562年)、
時の領主井伊直親(※)が駿府に向かう途中、十九首の地で掛川城主朝比奈泰朝らに
討たれたとされます。十九首塚も実は井伊直親とその家臣を祀る塚ではないかという説があり、
井伊家ゆかりの方々も参拝に訪れるそうです。
※井伊直親は「おんな城主」井伊直虎の許婚とされ、後の徳川四天王のひとり井伊直政の実父」



『十九首塚史跡公園』の横には『逆川(さかさがわ)』が流れていた。



『将門橋

十九首塚史跡公園  の整備とともに緑 の精神回廊として、 逆川の両岸を含め 
整備新設され名付 けられた橋。



道標も整備されていた。



こちらの橋はかなり古そうで、手摺もメンテナンスが必要であろう。



『すいげんばし(水源橋)』。
この橋の近くに、十九首水源公園がありここは掛川市水道発祥の地に隣接しているのだと。
水源として深さ22~25mの3本の井戸が掘られ、掛川市初の水道が完成したと。



逆川を振り返る。



逆川の堤防上の桜並木は満開で我々を迎えてくれた。



我が県よりは温かいこの地域のはずであるが、今年は何故か1週間遅い開花か?



お花見を二人占め。







ここは『逆川遊歩道』であるらしい。



歩いて来た遊歩道を振り返って。



二瀬川の交差点を左折して現県道415線を進む。



日本橋から230kmの表示。
現県道415号線に国道1号線の距離表示が今も残っていた。



古い家並みが所々に。
「松江織物」、「茶 後藤商店」の看板が。



倉真川(くらみがわ)沿いを進む。



そして倉真川に掛かる橋を渡る。



橋の名は『大池橋』。



『東海道五拾三次の内 掛川  秋葉山遠望 広重画』に描かれている橋は
この『大池橋』であると。そしてこの辺りの倉真川は古く二瀬川と呼ばれていたと。
「掛川宿のはずれ二瀬川に架かる大池橋である。遠景に見える山が秋葉山で、火伏の神で
知られる秋葉権現が祀られている。上空には丸凧が2つ見えるが、一つは糸が切れて舞い、
もう一つは画枠をはみ出して描かれているが、「原」の富士で見せたほどのインパクトはない。
橋の向こうから渡ってきた僧侶に、老夫婦が頭を下げている。
その後ろの童子は空の凧に夢中になり、おどけている。」



大池橋を渡ると五叉路になっていて旧東海道は南に折れるが、
北西の道は火防の神として知られた秋葉山へ通じる道。
秋葉道入口には明和6年(1769年)建立の常夜灯2基、安永9年(1780年)建立の
青銅製鳥居があり、多くの参詣者が往来し賑わった。嘉永7年(1854年)常夜灯と鳥居が
大地震により倒壊、後に木製の鳥居に建て替えられ、明治24年(1891年)掛川森往還の
開通に伴い移転、昭和8年(1933年)道路拡幅により撤去されたと。
現在は入口近くの右側に小さな鳥居が建てられていた。
平成21年本宮御鎮座千三百年記念事業として秋葉神社掛川遥斎所の社殿が改築されたと。
更に鳥居町という名前が今でも残っているとのこと。
ちなみに江戸時代の大池橋は土橋だったのだと。
交差点の右奥の駐車場には『秋葉山 本宮』の大きな案内板が2枚。



『大池橋』の道標と『大池橋と秋葉街道』案内板。



『大池橋』の道標。
「←掛川宿宿境まで十三町(1.4km)|袋井宿宿境まで一里三十五町(7.7km)→ 」と。 
掛川の宿(城下町)を出てからは単調な道程を歩いて来たのであった。
というのも街道の両側は住宅街のような、田園地帯のようなあまり変化のない景色が
続いていたのであった。



『大池橋と秋葉街道』
「大池橋は、文化・文政年間に編纂された「掛川誌稿」には、長さ29間(約52m)余り、
幅3間1尺(約5.8m)余りの土橋と記されています。

東海道を東から来てこの大池橋を渡ると、正面に青銅製の鳥居とその両側に常夜灯が
建てられていて、火防の神として広く知られた秋葉山へ通じる街道の入口であることを
示していました。秋葉山へは、ここから9里(約35㎞)余りの道のりです。

常夜灯は、明和6年(1769)に、鳥居は安永9年(1780)に建てられたものです。
この鳥居と常夜灯は、嘉永7年(1854)の大地震により倒壊しましたが、後に常夜灯も
建て替えられ、鳥居も木造で建て替えられました。

東海道は、鳥居の手前で左に折れます。」




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                  ・・・​ つづく ​・・・






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Last updated  2020.05.01 11:55:21
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