JINさんの陽蜂農遠日記

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2021.09.12
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カテゴリ: 大和市歴史散歩
【大和市の神社仏閣を巡る】目次

「大和市自然観察センター・しらかしのいえ」を後にして再び「緑のかけ橋」を見る。



そして次の訪問場所の「大和市郷土民家園」に向かって進む。



正面に「大和市郷土民家園」の入口が前方に現れた。



「大和市郷土民家園
当民家園には市指定の重要有形文化財「旧北島家主屋」・「旧小川家主屋」が移築復元
されています。わたしたちの往時の生活を偲んでください。
■開園時間 午前9時~午後4時30分
                  (7月21日から8月31日の夏季期間は午後5時まで)
■休園日  毎週月曜日
      (月曜日が休日に当たる場合はその翌日)
■行事   年末年始
      季節に応じた行事を行っています。
      詳しくは係員にお尋ねください。
■入園料  無料
■利用上の注意
 1 .火災防止のため、園内はすべて禁煙です。
 2 .園内での飲食はできません。
   3 .ペット類を伴っての入園はできません。
■その他
 1 .大和市の文化財関係の本を販売しています。」



旧小川家主屋
江戸時代中期に建てられた大和市最古の民家。もとは上和田の久田集落の一軒として現存して
いましたが、昭和59年に解体保存しました。民家そのものの外観や内部の間取り、梁組など
建集空間をご覧ください。」
旧北島家主屋
江戸時代末期に建てられた代表的な養蚕民家。もとは下鶴間の公所集落の一軒として現存して
いましたが、昭和61年に解体保存しました。建物の構造にみられる養蚕に備えての工夫




「大和市郷土民家園」の山門。



開園時間は当面の間午後4時までと。



案山子がマスク姿で「マスクの着用をおねがいします。」と。



山門?の扁額?は「大和市郷土民家園」。



「配置案内図」。



「管理事務所」。



民家園ができて以来初となる旧小川家の屋根の葺き替え工事を行っていた。
2月23日(火)~7月31日(土)まで、旧小川家屋根の葺き替え工事を行う予定。
これに伴い、一部区間が立ち入り禁止となっていたのであった。



「旧小川家」の主屋の茅葺きの屋根は新たな茅での屋根造りが始まっていた。



「旧北島家」への案内板。







新しい茅が積まれていた。



そしてこちらが工事前の「旧小川家」。



「旧小川家」の内部。



2021.6.24付けのネットからの写真です。
この時点で旧小川家の屋根の葺き替え工事が、ほぼ終了しているようです。




オオヤマザクラ(大山桜)であろう。



「旧北島家」の主屋の東面を見る。



南側の正面に廻る。
コロナ禍の影響で建物の中には入れなかった。



「大戸口と敷居
この出入口を"大戸口"といいます。
大和市内では「トバグチ」「トンボグチ」「トンブグチ」
などとも呼ばれていました。
大戸口の敷居は「主人の額(ひたい)」ともいわれ、敷居を踏むことは
その家の主人を踏むことになるとして避けられていました。
みなさまも、どうぞ敷居をまたいでお入り下さいますようお願いいたします。」



「大戸口」から内部を見る。



正面から。



大和市の民家と養蚕
大和市では、かって養蚕が営まれていました。最も古い記録は文政9 (1826 )年で、近隣地域の
状況も考慮すると、江戸時代後期にはすでに始まっていたと考えられます。
養蚕は民家に影響を及ぼした代表的な生業で、各地に独特の形式の民家が形成されました。
江戸時代末期創建と推測される旧北島家も養蚕に利用するために屋根裏が2層になっており、
通風や採光のための窓を設けるため、妻(建物の短辺)側の軒を高く切リ上げています。
横浜開港に伴う生糸輸出を背景に、明治に入リ養蚕は市域に急速に普及していきました。
農作物よりはるかに収入を得る養蚕は、農家の生活の糧でした。市域民家への影響も顕著となり、
屋根部分のみならず、養蚕を考慮した問取りや養蚕専用の蚕室を備えるなど、明治以降の
大和市の民家は養蚕を主眼に造られたと言えます。
市域の養蚕は昭和初期まで隆盛しますが、その後衰退していきました。戦争中に蚕の餌である
桑畑が食料増産のために開墾されたこと、戦後は高度経済成長期により産業構造が変化したこと、
都市化が進んだことなどが原因です。平成6 (1994 )年に最後となった養蚕農家がやめ、大和市の
養蚕は幕を下ろしました。
養蚕が営まれなくなるにつれて、養蚕に対応して造られた民家も改築、建て替えがなされ、
姿を変えていきました。
養蚕の痕跡が失われていく中、旧北島家は、養蚕が営まれていた頃の大和市の姿を今に
伝えています。」



「ザシキ(座敷)」と「オク(奥)」を見る。



「屋根裏」。



屋根裏
旧北島家の屋根裏では、養蚕が行われていました。そのため、構造的特徴として、
又首(さす)(屋根の骨組み)を受ける梁が1階の天井面よリ6尺(約1 .8 m )ほど上方に
かけてあり、屋根裏が2層になっています。また、養蚕に不可欠の通風や採光のため、屋根は
幹を高く切り上げ窓を設けています。後に蚕の飼育法の変化に伴い、旧北島家でも家屋の随所に
増改築がなされますが、創建当初は養蚕の影響は屋根裏や屋根形態に限られていました。」



「ザシキ(座敷)」



ザシキ
ザシキは家族生活の中心の場所です。イロリの周りには家族が集まリ食事をするなど、
家族団らんの場でした。また、接客の場でもあリました。イロリの座席は決まっておリ、
一般的に家長の座にヨコザ、主婦の座はカカザ、客の間はキャクザと呼ばれました。
のちにザシキは分割して、後方に家族空間の性格が強いカッテという部屋ができるように
なります。」



「オク(奥)」。



オク
ここは最も上格の部屋で、接客室です。古くはデエとも呼ばれました。
旧小川家住宅ではオクにあたるデエとへヤにあたるナンドは閉鎖的でしたが、旧北島家住宅では
オクとナンドの外回りに開口部が多く見られ、縁側もあリ、さわめて開放的です。
また、旧小川家住宅には見られなかった床の間が設けられています。」



「ナンド(納戸)」。



ナンド
ナンドは寝室のことです。隣のオクとは襖で仕切られており、襖を開けると2室つづさの
ザシキとして使えるようになっています。土壁で閉ざされた閉鎖的な旧小川家宅のヘヤ(寝室)と
比べると、開放的になっています。旧小川家と旧北島家の住宅の変化にみられるように、時代が
卞るにつれて寝室部分は開放性を強めていきます。」



「便所」の外側。
排泄物は屋外に貯留されていたようだ。



「カッテ」には「機織機」が展示されていた。



「カッテ」の「カマド」。
カマド
このカマドの位置および形式は聞き取りにより復元しました。
材料、エ法は、旧小川家住宅と共通です。芯に大谷石(栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近
一帯で採掘される軽石凝灰岩の一種)を積み、外周を愛知県小牧市産の中塗土を粉土にしたもの
と上佐漆喰を一対一で混ぜ合わせたもので塗り、仕上げにさらに中塗土で上塗りをしました。」



「カッテ
ザシキから家族の食事や団らんの場として、接客の場と切り難されてできた部屋です。
旧北島家の段階では、ザシキに対してカッテが狭く、喰違四間取型と呼はれる平面形式に
なっています。力ッテがザシキと同じくらになると、整形四間取型と呼ばれる平面形式に
なります。」

src="https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/1610204536ffe40f6d9fd70cbc55c636aeaed429.15.9.9.3.jpeg" border="0" name="insertImg" />

北側から「ダイドコロ」を見る。



東側から「ダイドコロ」を見る。



明治時代に中国から伝えられた「唐箕(とうみ)」も展示されていた。



作業中の屋根職人の姿が。



次に直ぐ近くにあった「笹山稲荷大明神」に向かう。
途中、路端にはピンクのシバザクラ(芝桜)が美しく。



「笹山稲荷大明神」の「石鳥居」。



参道横の壁には「笹山稲荷大明神 鳥居寄付金芳名」が。
「中村」の名字の多さに驚いたのであった。



「社殿」。



扁額「正一位稲荷大明神」。



内陣には紅白の社が鎮座していた。




                              ・・・​ もどる ​・・・


                  ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2024.08.28 07:17:48
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