JINさんの陽蜂農遠日記

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2026.01.04
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カテゴリ: JINさんの農園
片瀬西浜海岸から



石段の前に立つヤシの木は、この朝の「栞(しおり)」のごとし。
南国の記号としてではなく、港と浜をつなぐ境目に立ち、空を見上げる視線をそっと受け止めて
くれていた。
逆光の中、葉は鋭く、しかし騒がず、雲の端からこぼれる光を細く、細く、すくい取る。
それは太陽を隠す影ではなく、光の行方を示す線なのであった。



初日の出を追い、雲を見上げ、富士を仰ぎ、浜へ戻ってきたその最後に、
残ったのはこの影の 自撮り
主役は太陽でも、山でもなく、それを見に来た私・自分自身!?。
朝の低い光がつくった影は、長く、静かで、少し誇張されている。
しかし嘘はない自分の姿なのであった。



片瀬漁港 」と。 



片瀬漁港 」入口から江の島を見る。



「片瀬こま」。



片瀬こま
昔から藤沢て遊ばれていたこまは大山こまと片瀬こまでした。
大山こまと深い縁があリ江戸時代、人々は東海道藤沢宿から大山道を経て
大山詣でのお土産として藤沢に伝わって来ました。
大正ニ年(一九一三)箱根の挽物(ひきもの)職人が片瀬の親戚を頼り
移住してきました。ろくろを使用するため、こま作りにもちょうど良く、
そこて箱根の伝統技術と合致して出来たのが『片瀬こま』です。
お一人て作っていたのでなかなか作ってもらえず当時の子どもたちに
とって持っている子どもは英雄でした。
片瀬こまの台は椿(つばき)、心棒には樫(かし)が使われ、非常に硬い木で
作られており重量感のある硬い片瀬こまは「喧嘩こま」が強いと有名でした。
昔は「祝いこま」とも言われ、片瀬地域では家を新築した時や、男の子が生まれた
時など、縁起ものとしても贈られました。
全国にこまは数多くありますが、地域の名前がついているこまは多くありません。
湘南地域の伝統文化の継承のため、『片瀬こま』はみんなで大切に守っていきましよう。」



片瀬漁港に停留された漁船群。




そして奥には伊豆半島の姿も。



西プロムナード・片瀬漁港白灯台。



これは、以前に撮った写真です。

f:id:kirakunist:20211103224712j:plain

東プロムナード・片瀬漁港赤灯台。



これも、以前に撮った写真です。

f:id:kirakunist:20211103224505j:plain

「海の詩」親松英治 作
鯛(たい)を抱えて逆さになった少年のポーズが躍動的。
市内にアトリエを構える彫刻家、親松英治氏が制作し、片瀬漁港の整備記念に寄贈された と。



あえて逆光で。
陽は正面から像を照らさず、細部を奪い、輪郭だけを浮かび上がらせていた。
筋肉も、表情も、年齢さえも、ここでは語られない。
語られるのは、動きそのもの、生命の跳躍のみ。



江の島を背景に。



鯛の重みを抱えたまま、少年の身体は天と地を反転させ、脚は空を蹴り、
腕は次の瞬間を探しに伸びる。
そこに迷いはない。あるのは、海に身を預けた者だけが知る一気呵成の決断のみ。



夕日の赤が、一日の終わりを告げる熱の帯だとすれば、
この境川の河口に現れた白い帯は、始まりへ向かう静かな余韻であろうか。



境川の穏やかな河口と江の島の姿。



赤の帯は、空と雲を染め、感情を外へと押し広げる。
燃え、滲み、やがて消えていく・・・別れを伴う光。
それに対して、この水面に伸びる白い帯は、色を主張しないのであった。
音もなく、ただ縦に、まっすぐ、視線をこちらへ引き寄せる。
それは光が水に降りてきた痕跡であり、一日を閉じるのではなく、
心を静めて整える光。



光の帯は、最後に言葉をほどく。
水面を貫いてきた白い道は、岸辺に届く直前で、一つひとつの点に分かれる。
線であった光が、粒へ、呼吸へと還っていく瞬間。



水面の細かなうねり一つひとつが、光を抱き、放し、また抱く。
白は定着せず、瞬きとして生まれては消える。
強く照らすものは、もうない。あるのは、揺れに応じて姿を変える受動の光。
太陽は命じず、水が選び、その結果としてこの無数のきらめきが生まれているのであった。




龍宮城の如き小田急線・片瀬江ノ島駅。



金の鯱(しゃち)ではなくイルカ。



そして駅構内のクラゲ水槽。



優美に泳ぐアカクラゲ (Chrysaora pacifica)。
・半球状で黄褐色〜橙色がかった傘
・非常に長く細い触手が多数伸びている
・レース状に縮れた白い口腕(こうわん)が目立つ
・全体に「流れるような優雅さ」がある
これらは、日本の水族館でもよく展示されるアカクラゲ(Chrysaora pacifica)の典型的な特徴。



・長く伸びた赤い触手と、傘にある放射状の縞模様が非常に美しく、水族館でも非常に
 人気のある種類
・別名「サナダクラゲ」: 長い触手が真田紐(さなだひも)に似ていることからそう
 呼ばれることもある と。
・強い毒性: 触手には非常に強い毒(刺胞)があり、刺されると激痛が走ります。
 乾燥した死骸の粉末が鼻に入るとクシャミが出るため、古くは「ハクションクラゲ」とも
 呼ばれていました。



長い触手をたたんで。
正月も働かせられて、くつろぎの時間か?







そして小田急線に乗り込み、地元の駅に向かったのであった。

                             ・・・​ もどる ​・・・



               ・・・​ つづく ​・・・

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Last updated  2026.01.04 09:46:51
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