hongming漫筆

hongming漫筆

PR

Comments

背番号のないエース0829 @ 松谷みよ子】(04/22) 「私のアンネ = フランク」に、上記の内…
hongming @ Re:ブルーレイが再生できない(11/30) 随分遅くなりましたが、やっと試しました…

Keyword Search

▼キーワード検索

1998.02.18
XML




 高島さんが最初に書いた本。東大の助手時代ということだが、文章はやや諧謔みが少ないだけで、ほとんど今と変わっていない。
 李白と杜甫という、二人の詩人の生涯とその作品の鑑賞が主な内容だが、対照的な性格の二人がともに天才詩人として名を残してはいるものの、いずれも貧窮のうちに生涯を終えることになってしまったというのが心に残る。特に、杜甫が、親戚に預けていた妻子のもとへ尋ねていくと、末の子が餓死していたというのはあまりにも悲惨だ。
 李白の就いた役職の性質など、初めて知った。わかりやすくて内容も深い。どうしてこういう書き方ができるのだろう。尊敬に値する。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.04.01 20:30:30
コメントを書く
[中国関係(漢字・中国文学)の本] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: