hongming漫筆

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1998.12.04
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カテゴリ: 近代文学




 だいぶ昔に読んだこともあるような気もするのだが、すっかり忘れていた。なるほどこういうものだったのか。確かに心を打つものがある。
 「生まれいずる悩み」の方は、再会するところまでは教科書か何かに載っていた記憶があって、そういえばこういう話だったと思い出したが、全体を通して読むと、苦悩がよくわかる。
 現実生活の中の自分と、「かくありたい」という自分との二重生活を送るというのは、時代を超え、個人差を越えて普遍的なものであるわけで、だからこそ、今までこの作品が残っているのだ。
 それにしても、解説を読むまで、森雅之が有島の子だったとは知らなかった。黒沢明の「白痴」を見た時、「不思議な雰囲気の人だなあ」とは思っていたが、「小さき者へ」に出てくる長男だったとは。





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Last updated  2005.04.01 20:42:41
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