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2004.03.23
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 書き下ろし長編で、直木賞受賞作。
 去年(2003年)にテレビドラマ化されたのを見た。
 妹おきみの視点から描いたもので、安心してみていられるできだった。
 永吉が赤井英和、おふみが浅野ゆう子だった。
 小説を読んでみると、テレビではよくわからなかったところもよくわかる。(あたりまえだ)
 傳蔵は、テレビでは迷子になったということだったが、迷子札があったはずなのに、変だなと思っていたら、原作ではさらわれていたのだ。これなら理解で期す。
 永吉が江戸に出てきたところから、子供たちだけで店をやっていくところまでの三十年近くの話。
 人情話ではあるのだが、同じ出来事が家族それぞれにとって違う意味を持っており、互いに誤解しあっていることで葛藤が生まれる。
 悪いやつというのが一人しか出てこない。

 一気に読んだ。
 どんなものを着ているか、ということをその都度ちゃんと書いているが、読むこちらに知識がないので絵としては浮かばない。
 ドラマの配役を当てはめて読んでいた。
 江戸の風俗の解説などはないのがかえっていい。
 「六ツ(午前六時)」「五尺五寸(百六十六センチ)」「一寸(約三センチ)」というように、時間と長さにだけ説明がついている。





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Last updated  2005.04.01 21:19:37
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