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2007.09.03
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カテゴリ: 欧米露の本
 旺文社文庫。1970.7.1。
 昔、旺文社文庫の名作100冊セットのような「特装版」というのがあって、それが我が家にあった。
 その中の一冊。
 定価210円と書いてある。

 最近は聞かないが、今でも、子どもが読むべき定番の一つなのだろうか。
 アニメ化されたのは記憶しているが、あまりにも、現代とはかけ離れた世界で、今の子どもには理解できないかもしれない。
 「あしながおじさん」は「Daddy-longlegs」という「あしながぐも」そっくりだというところから、主人公が勝手につけた呼び名。その「あしながぐも」のイラスト(著者による)をみて初めて知ったが、これは「 ザトウムシ 」らしい。へええ、そうだったのか。

 遠い昔に読んだ記憶はすっかり消えていて、ほとんど覚えていなかった。

 ただ、成績優秀だが、捨て子だったために孤児院にいて、進学ができない少女がいることを知って援助した相手が、あまりにも自分と気が合うので、ということなのだ。

 これが書かれたのは1912年。
 当時の社会に疑問を抱いた人たちは社会主義に希望を見いだしていたらしい。
 社会主義国になったからといって、貧富の差がなくなるわけではないことは、今の世界を見れば分かるが、心ある人なら不条理に思うほど格差があったのだろう。
 そして、今でも格差は残っているのだろう。

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Last updated  2007.09.04 11:16:22
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