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2011.12.23
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カテゴリ: その他の映画

 まだ61歳。
 最近の映像を見たら、確かに昔より老けてはいた。

 デビュー作の「 の・ようなもの 」には驚いたものだった。
 面白いという評判を聞いて見に行ったのだが、ずらし方が絶妙で、ありきたりでありながらありきたりではないという、不思議な映画だった。
 まさに青春群像映画「の・ようなもの」だった。
 素人にしか思えない伊藤克信も新鮮だった。実際、素人と考えていい状態だったのだろう。(エドはるみが女子高生の一人として出ていたはず)
 その2年後には松田優作主演で「 家族ゲーム
 思うに、これが森田監督らしさがもっとも現れている映画だ。
 問題のない一家のように見えてバラバラ、ということを、小さなことの積み重ねで見せていく。
 また、音の扱い方が新鮮だった。
 食事や水槽の音は強調されているのだが、音楽を聴く場面では一切の音が消える。
 松田優作はこの映画で新たな境地を開いたし、伊丹十三はこれに出演したことがきっかけで、自らメガホンをとるようになった。

 森田監督の映画は何本も見ている。
 その映画を見た頃のことも思い出す。

 心からご冥福をお祈りいたします。

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Last updated  2011.12.23 14:37:09
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