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2013.09.12
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カテゴリ: その他の映画

 今回、見てみて、出てくる俳優の若いのには驚いたが、もう30年も前なのだ。
 「兆治」という居酒屋を営む夫婦(高倉健・加藤登紀子)と、常連客たち、そして、男の昔の恋人。交錯する人間関係。それぞれの人生。
 いかにもありそうな設定で、特に、伊丹十三演じる、自分が仕切らないと気が済まない男など、いても不思議はない。
 しかし。
 こういうものを見ると不思議に思うのは、「常連」の人たちは、どうしてそんなにお金があるのか、ということ。
 家計が苦しいタクシー運転手(小松政夫)なんか、家で飲む方がお金がかからなくて済むはずなのに。

 主人公がどんなに善意の人であっても、それで周囲の人が救われるわけではない。
 大原麗子の演じた女性は、主人公が身勝手な男だったら破滅することはなかったろう。


 意識しているかどうかはわからない。作者はこの映画を見ていないかもしれない。
 しかし、こういう世界を描きたかったのだろう。
 ひたすら善人の主人公というものが、一つのジャンルになっているのだ。


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Last updated  2013.09.14 20:55:48
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