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2019.06.21
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カテゴリ: その他の映画

 入院している老人(加藤剛)が語る未完のシナリオの話。
 昭和35年。映画監督を目指す若者(坂口健太郎)は、古い映画を好んでみている。
 ある日、白黒映画の中からヒロイン(綾瀬はるか)が現実の世界に飛び出してくる。
 白黒映画の中から映画を見ている若者の住む世界を見て憧れていたのだ。
 しかし、白黒映画から出てきたヒロインには色がない。彼女だけ白黒。メイクで肌に色をつける。
 色の名を知らぬヒロインに色を教え、ヒロインは少しずつ色のある世界になれていく。
 主人公の書いた書き割りに極彩色の彩りを加えてめちゃくちゃにしてしまうが、とにかく色を使ってみたかったというのは黒澤明の「どですかでん」のようだ。
 当然互いに惹かれ合うのだが、若者は社長令嬢に思いを寄せられ、ヒロインは人間のぬくもりに触れてしまうと消えてしまうという設定。

 若者が加藤剛の若い頃の姿で、孫がいるというのでとにかくだれかと結婚はしたのだろうと思うのだが、孫がいるというのが伏線だった。
 加藤剛の遺作。映画を愛する世界の映画が最後の仕事というのは幸運なことだったのではないか。

 何度も登場する古い映画館の建物に見覚えがあり、クレジットを見ていたら足利市とあった。
 行ったことのあるところだ。
過去のブログ にその映画館の写真を載せていた。





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Last updated  2019.06.22 17:41:29
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