杵原学校の桜を見に
場所は 長野県飯田市山本3378
南信州・飯田山本にある「杵原(きねはら)学校」は、
2008年公開の吉永小百合さん主演の映画「母べえ」のロケ地に使用されるなど、
1985年に他校との統合で廃校になったが、現在では国の登録有形文化財になっている
『母べえ』
昭和15年、野上家では母親のことを「母べえ」父親のことを「父べえ」と呼んでいた。
娘の初子と照美は、そのふたりの大きな愛に包まれて育ち、家庭には平穏があった。
だが日中戦争の激化とともに国情は大いに変化し、
文学者だった父は治安維持法の厳罰化に伴い同法違反の思想犯として投獄される。
残された三人はそれでも父を信じ、
そして彼女らの家を温かい目で見つめる人々が去来するのだった。
この校舎は 昭和24年に新制山本中学校として建築。
南校舎に寄棟造りの玄関ポーチがつく
玄関内部腰板にベニヤが使われるなど当時の社会情勢が反映されている
これらは 父兄が持ち寄って建てられたそうです
教室は 昔通った小学校と同じ つい昔に思いを馳せる
渡り廊下で繋がれて そして長く伸廊下・・・・
丁度 桜が咲く時期に合わせて 校舎内も解放される
壁には 子供たちの書いた桜の絵が張り出されていて
今でも 使われていて 今日は授業参観日?
昭和の雰囲気を残す空間・・・・願わくは椅子かな
スチールパイプが使われていて
出来れば 木製の重たい椅子が記憶に残っているんだけどね
『昭和のかおり』って題目
そして 校舎の前にデーンと咲き広がる
樹齢80年のしだれ桜 名前は・・・杵原学校の桜
『母べえのさくら』って 勝手に呼んでみた
この季節 山本自治振興会の皆さんが
お客さんをもてなしてくれました
自家製の漬物にあったかいお茶
それに楽しいお話と 一服のひと時を過ごせましたよ
それに 毎週の雨・・・・今年の桜は
後狙うは 山間部 今年はどこまで行こうか ゴールデンウィーク