2023年01月の記事
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第70画『スタンドUPスタート』を語る
しつこいですが、私は仕事系の漫画が好きです。ドラマ化されて有名になった本作品ですが、ドラマとは作風が違った感じに受け取られました。私は今の時点で2巻までしか読んでいませんが、純粋な起業支援の漫画です。そして、とても面白い！投資家である主人公こそ、漫画らしいスーパーマンでありますが、各短編の起業者はリアルが感じられます。大手金融機関から子会社に出向した50代サラリーマン、意識高い系の背伸びした大学生、子供に手がかからなくなった専業主婦などなど。毎回起業のアイデアを考えてるのがすごいなと思います。おそらくは既にどこかで成功したベンチャー企業をモデルにしているんじゃないかと思いますが、読んでいて楽しいです。大手銀行から子会社の保険会社に出向。銀行時代の経験を生かして起業成人した娘をもつ専業主婦。まずは高齢者施設の管理人として雇用されますが、その後管理会社を任されることに。コンサルタントやコンシェルジュとは違う主婦の目線を生かして施設を満室にします。サービス業の従業員の方なんかは独立を考えて仕事されてる方は多いと思います。でも世の中の多くの会社員にとっては起業は夢であり、悪く言えば現実逃避の妄想です。起業なんてとても、、という方にこそ肩の力を抜いて読んでみて欲しいですし、良い意味で夢と妄想を感じていただければと思います。本当に面白いので続けてもう1回書こうかな。スタンドUPスタート 1【電子書籍】[ 福田秀 ]価格：627円 (2023/1/29時点)楽天で購入
2023.01.29
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第69画『ブルーピリオド』を語る
先週に引き続いて創作系漫画今まで何度も述べましたが、私は職業系漫画に加えて創作系の漫画が大好きです。特に美術学校系の漫画が好きで、古くは少女漫画の「ご近所物語」や「ハチミツとクローバー」など面白かったです。少年漫画だと、漫画家を目指したり同人活動をしたりといった作品はありますが、「ブルーピリオド」ほどがっつり美術の漫画には出会ったことはなかったです。この作品は主人公の高校生がとあるきっかけで、美術大学を目指すところから始まるんですが、かなり本格的です！本格的過ぎて脱落する人もいるんじゃないかと心配するくらい、、、私が今まで読んだ美術系漫画は、そうは言っても人間関係に重きを置いた作品でした。しかし本作品はがっつり美術が95％くらい占めてます。ニッチな作品になるかもと思ってましたが、脚光を浴びてアニメ化もされました。分かりやすい創作物ではなく、本格美術絵画を中心に描かれてます。爽快感のある成功はほとんど描かれておらず、絶えず迷い打ちひしがれる主人公ですが、最新刊では非常に厳しい講師より褒められるシーンがありました。自由創作の品評のワンシーン。文章だけ見ると、極々普通の誉め言葉です。しかしこの先生からのこの言葉は響きました。一枚絵で表現されたこのシーンは作者の熱が感じられました。ブルーピリオド（1）【電子書籍】[ 山口つばさ ]価格：748円 (2023/1/17時点)楽天で購入
2023.01.17
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第68画『これ描いて死ね』を語る
「このマンガがすごい」から凄いタイトル。鬱系の漫画かと思いきや、ほのぼの系日常漫画です。漫画が好きな女子高生が、高校で漫画研究会を作って漫画を描くという漫画。ありがちな設定ですが、この作品の特徴は担任であり顧問でもある先生が、若かりし頃に漫画家を目指し、そして挫折した女性であること。漫画を描く楽しさや明るい話は、主人公とその友人達から。漫画を描く辛さや、漫画家を目指す苦しさという陰鬱とした物語は、担任の過去のエピソードから表現されています。主人公は高校生ですが、創作系の漫画はやっぱり面白いですね。私は地方在住ですしコミケに行った事がないんですが、↓の様な何気ないシーンが楽しいです。職業系漫画や創作系漫画はその設定だけで楽しく読める性格ですので、何か他にも世に出てない作品があれば読んでみたいです。改めてですが、「このマンガがすごい」からの作品。書店でもコーナーが作られたりしますから、本当に良い企画ですね。これ描いて死ね（1）【電子書籍】[ とよ田みのる ]価格：814円 (2023/1/9時点)楽天で購入
2023.01.11
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第67画『日本三国』を語る
「このマンガがすごい」から。少し前にWEBアプリで何話か無料で読めました。よくあるネットの広告に漫画の1コマが載ってたんだけど、すごい印象的な1コマでした。ネタバレというか1巻の序盤、物語の導入なんで紹介しますが、主人公の妻が処刑されるところから始まります。舞台は近未来の日本、文明が少し退化した日本が三国に分かれて争っているという状況。シンプルですが面白いし、話に入りやすいです。主人公が将軍タイプではなく文官タイプというのも珍しくて面白い点です。作画に関しては、私は好きな絵なんですが、キャラ売りできるような作品にはならないかもです。物語で勝負の作品ですね。とはいえ、「進撃の巨人」も初期のあの作画からキャラ人気出ましたけど笑↓が私が広告をクリックして、この作品を知ることになったきっかけのシーンです。面白いなあと思ってましたが、順当に人気出ましたね。漫画は面白ければ、正当に順当に評価されて周知されますね。とくに「このマンガがすごい」は本当に面白い作品が選ばれていますし、普通なら手に取らない作品を読むいいきっかけになります。なんで、次回も「このマンガがすごい」から紹介します。日本三國（1）【電子書籍】[ 松木いっか ]価格：693円 (2023/1/9時点)楽天で購入
2023.01.09
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