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かなり昔の麻雀漫画。週間少年マガジンで「哲也」が連載されてから10代にも麻雀が浸透した時期だったと思います。彼らが二十歳を超えた時が麻雀漫画の全盛期に入ったのでしょう。数多くの麻雀漫画が単行本化されていました。(今では雑誌に掲載されても単行本にならない作品もあります)一番有名なのは福本作品である「アカギ」でしょうが、いかんせんこの作品は10巻くらいまでは空前絶後の面白さだったのに、間延びした漫画の代表のようになってしまいました。今の「カイジ」をさらにさらに間延びさせた感じです。私的にはイチ押しの麻雀漫画は押川雲太郎先生の作品なんですが、こちらは麻雀にどっぷりはまったコア層向けかなと思います。麻雀のルールを知っているくらいのライト層にはこの「兎」がおすすめです。主人公の武田は高校生ですがとある事をきっかけに10代の台打ちグループのZOOに加入します。若い感性をウリにしたグループで女の子もいます。メンバーはコードネームが麻雀の打ち筋になぞらえた動物の名前になっています。主人公の武田は牌を触った時に危険牌が分かってします特殊能力持ち。(場の空気や牌についた僅かな汗や視線などで感じ取っているらしい)危険を察する能力が高いという事で兎のコードネームを得た主人公は文字通り命をかけた麻雀勝負へと足を踏み入れていきます。↓の画像は第一部の日本最大の広域暴力団との勝負の終盤。(負けたら結構エグい展開。グロい描写あり)山の牌を感じ取れるという兎を遥かに超えた能力者との戦い子どもの頃に読んだこのシーンは痺れました!麻雀漫画の中では一番キレイな絵ですし、女の子も今風ではないが可愛く描かれています。麻雀を知っている方にはちょっと読んでほしい作品でした。ちなみに私はユキヒョウよりジャッカルの方が好きです笑【中古】 兎-野生の闘牌 1~最新巻 [コミックセット]価格:3,980円(税込、送料無料) (2024/1/29時点)楽天で購入
2024.01.29
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私の大好きな作者である河合克敏先生の作品である競艇漫画。競艇漫画と言ってもギャンブル作品ではなく競艇選手を主人公としたモータースポーツ漫画です。私自身は競艇場には行った事がなく、競艇のルールも知りませんでしたが作品を通して詳細な部分まで知ることができて面白かったです。レースは内側が超有利なことや船のプロペラは選手が改良してよい事などに加えて競艇選手という職業についても賞金も含めて新鮮でした。主人公の波多野憲二は高校野球の地区予選で敗退してプロ野球選手としての夢を諦めて宙ぶらりんになったことろに、高校のOGかつ競艇選手である萩原を紹介されて競艇選手になる試験を受け合格し、競艇選手の養成所に通うといった感じで物語が進みます。↓は養成所にて。主人公は丸刈りにしてます。部活の寮生活とか新入社員の研修合宿とか好きなんですよね笑この作者の初期の作品である柔道漫画が好きだったので本作品も読んだ事があったのですが、かなり昔に一気読みしたので物語をいい感じで忘れています笑もう一度楽しめるということで、これを機に電子書籍で購読することに決定しました。今回は触りの初期を紹介しましたが、感動の大作でしたので改めて後日にもう一度紹介したいと思います。ちなみに河合先生は書道の漫画も描かれていますが、こちらも中々面白いです。でもやっぱり柔道の「帯をギュッとね」が私的スポーツ漫画かつ部活漫画の金字塔ですね。こちらも後日紹介したいと思っています!モンキーターン(1)【電子書籍】[ 河合克敏 ]価格:528円 (2024/1/20時点)楽天で購入
2024.01.20
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カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロスシルク・・・わかる方は少なくないはず。ダークファンタジー漫画の走りである「BASTARD(バスタード)」の主人公ダーク・シュナイダーの攻撃魔法のハーロイーンの詠唱であることは言うまでもないでしょう。年末年始に何気にネットフリックスを見てるとバスタードのアニメがシーズン2まであるのに気づきました。YouTubeのPVも見ましたが、とても出来が良いように思えました。(コメントは賛否あったようですが、外国からのコメントが多かったのは人気がある証拠なはず)私は第二部の地獄の鎮魂歌編が一番好きなのでシーズン2から見ちゃいましたが、やっぱり面白かったですし、原作にはない補完的なセリフもありましたので満足でした。原作の漫画自体は30年ほど前の少年ジャンプで連載されたものです。しかし、デザインは令和の今の時代でも全く古さを感じません。むしろ異世界ファンタジー全盛の現在でも一線級の作品だと思います。強いて言えば主人公像が今の時代では好かれにくいかも、、作品内容を少し説明します。16年前に世界征服を試みた邪悪な魔法使いのダークシュナイダーはとある国の勇者パーティーに封印されました。しかし、ダークシュナイダー配下の四天王が再び世界征服の軍を起こして各地を侵略中。四天王は世界征服の為に400年前に封印された暗黒の破壊神を復活させようとする中で、これまた転生したダークシュナイダーと反目することになります。ダークシュナイダーと四天王達の戦いが一番面白かったですね。その後は有名な話ですが、話が壮大になり過ぎたのと作者の病気の関係で話が一向に進まず休載状態となっています。アニメはネットフリックスでしか見られないのは残念ですが、これを機に作品を知らない多くの若い人知ってもらいたいと思っています。この作品は絵がとてもキレイ、話がとても面白い、世界の設定がとてもよく練られている。そして魔法の演出が歴代最高作品だと思っています。↓は四天王の最期のカルとの戦い炎のダークシュナイダーと氷のカル。絶対零度の魔法に対してダークシュナイダーがどう戦ったか。そして同じく四天王のアビゲイルが魔法バトルの解説をしますが、旧世界の生き残りであるアビゲイルならではの分子運動についての解説がアニメでカットされていなくて安心しました。好きなシーンなので。この回が本作品のピークかなと思います。個人的には箱舟が墜落するまでの物語が凄い好きです。「ベルセルク」の蝕に劣らぬ絶望ラッシュですし、なぜ400年前に世界が一度滅びたのかが明かされた時は鳥肌ものでした。本作品を知らない人は、そこまでは読んでもらいたいと思います。漫画は完全版が出ていますが、大人のシーンは加筆があるようです笑 ただ大幅加筆されているのは2巻までなようで3巻以降は通常版とほとんど変わらない模様。3巻以降は買いなおすほどではないかもしれませんが、新規の方は完全版をぜひ!(完全版の電子はないようです)BASTARD!! 1【電子書籍】[ 萩原一至 ]価格:408円 (2024/1/7時点)楽天で購入BASTARD!! 暗黒の破壊神 Vol.7 完全版/萩原一至【1000円以上送料無料】価格:2,912円(税込、送料無料) (2024/1/7時点)楽天で購入
2024.01.07
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