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今日は “ヤマハ ピアノ フェスティバル” というピアノのコンクールにsaki と mana が出場しました。このコンクールに備えて 妻と娘達のバトル?がたいへんでした。週一の 教室でのレッスン意外の 毎日のコーチは 妻です。コンクール デビューの mana は比較的順調だったものの、saki の仕上がりが遅く、妻はそうとう焦っていたみたいです。前日までは ノーミスで演奏できた事がほとんどなく、間に合いそうもありません。子供達はというと、無邪気なもんで、優秀賞(=県大会の切符)を獲ったら、〔焼肉!〕 と勝手に決めていて、kanji も交えて、どこへ行くか相談していました。○○は肉が脂っこくすぎ。だとか、○○はタレはうまいけど、メニューが少ないだとか・・・さて、本番当日。妻は、昨日までのピリピリムードから一転、とても穏やか。腹をくくったみたいです。けど、穏やかな中にも どこか緊張感漂う微妙な空気。 出発前のウォームアップ出発前の午前中 ウォームアップで弾いてみると、ここ数日 絶好調だった mana の調子が悪い。一方、saki は逆にいい調子で、ようやくギリギリで間に合ったと言う感じ。子供は分からないものです。さあ出発という時、kanji は saki に「てめぇ、優秀賞 獲らなんだら ブッ飛ばすぞ!!」 と、変な応援。 (焼肉食べたいだけかな?)行くつもりはなかった私ですが、やはり見に行こうと時間ギリギリ間に合うタイミングで後を追い、着くと、駐車場は大混雑。まえの女性が止めないと 私も止められないというサブの駐車場へ行くも、その女性、超ーヘタでここへ来て時間をロス!ようやく、止めて、ホールへ行くと mana の弾く曲の立ち上がりが かすかに聞こえました。まさか!演奏中は出入り出来ないものですが、「こちとら、娘がでてるんだ」ってな感じで、強行突破!mana でした。なんと、mana がトップバッターでした。僅かなミスはあったものの、無難にまとめて、私もホッとむねを撫で下ろしました。このコンクールは A部門は小2以下。 B部門は3・4年生。 C部門は5・6年生。D部門は中学生です。幼児部門というのはないので、年長のmanaは 2年生以下のクラスです。賞云々というより、参加することに意義があると言う感じです。4年生の saki は、妻とともに、ひそかに優秀賞を狙っています。子供の1学年の差は大きいので、部門最高学年の今年は確かにチャンスではあります。やれ行け、それ行け の妻や、獲れるものと思っている saki に対して、ダメだった時のことを思い、「審査なんて、時の運」だとか・・・、手綱を引く私でした。さて、saki です。ほぼ、完璧に近い出来!この曲に挑戦して以来 最高の出来だったかも?二人とも、大きなミスがなかっただけに、悔いはないと思います。休憩時間に 習っている先生が、席まできてくださり、「良かったわよー! すばらしかった。自己ベストがでたんじゃない?! saki ちゃんは これ誰?と思うぐらいの演奏だったし、mana ちゃんは いちばん最初で、ちょっと緊張したかな?しかたないよね。 でも、とても良かったわよ!」と、おっしゃって下さり、とても うれしかったです。賞なんて、時の運だし、審査員の好みとかいろいろあると思うから、そんなことより、習っている先生に 誉めてもらえたことが、とてもうれしかったし、子供達もそうでないかな?と思います。 mana奨励賞 saki優秀賞 そして、夕食は、焼肉を食べに行くはめに・・・・。
2007年02月26日
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表具師である私は、今でこそ 「掛軸の表装が専門」と言えますが、京都時代は、実は 額装の方が圧倒的に多かったです。今でもそうですが、あの頃は特に バブルの真っ只中で、美術業界は、売買しやすい額装が主流でした。父が亡くなり、急遽 高山へ帰って家業を継ぐと、高山では逆に 掛軸の方が需要が多く、軸装に慣れていない私は けっこう たいへんでした。掛軸の表装をしていると、次第にその“奥の深さ”が面白くなり、無我夢中で表装をしていました。もちろん、お客様には、胸を張ってお渡しできるレベルにあったとは思いますが、自分の中では、満足はできなくて 課題だらけでした。(今でも・・・。)難しい仕事に成功した時は、“俺は天才だ”と 舞い上がり、数日後には、“ダメだ。俺には才能がない”と落ち込んだり・・・笑とにかく、もっとよくするには どうしたらいいか と常に考えます。それで、考えぬいた方法を取り入れると、意外と、よくありません。っていうか、何も考えず夢中で表装してた頃より、仕上がりが悪いような・・・。どう考えても、悪くなるはずがなく、より、上を目指して、より手間をかけ、少なくとも、以前より高度な技術を投入した分だけは、良くなるはず・・!「なんで?」そして、思いました。「バランスが崩れたんだ」部分的に 進化させても、全体のバランスが崩れると、結果的には後退するみたいです。だからといって、現状に留まる気はなく、向上心がなくなったら職人の終わりと思っています。崩れたバランスを取り戻すには、後戻りはできないので、別の部分もレベルを上げたり、改良した部分も さらにレベルを上げたり・・・。すべては “バランス” なんですね。でも、それって いちばん難しい !経験を積むほど 難しくなっていく この仕事。面白さより、苦しさ のほうが大きいみたいです。生活をしていくための仕事ではあるものの、ある意味 趣味 でもあるような・・・。職人といわれる職業は 苦しい時代です。でも、それで生きていられるのは、ありがたいことです。プライドが自分を支えてくれているのかな・・・すべては、バランス !!そんなことを思いながら、明日も 頑張ろう!!なんてね・・・
2007年02月24日
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このところ、なんだか しんどくて、しばらく、ブログから離れていました。気が付けば、ブログ開設一周年です。友人に、「ブログに興味がある」と言ったら、その日のうちに、なかば強制的?(笑)に引き込まれ、急遽、始めたのがちょうど一年前。よく続きました。私は、子供の頃から 作文は大の苦手。 まして、日記なんて 大の苦手でした。それが、一年ですからね。 自分でもビックリです。ただ、ブログデータを見ると、日記記入率22.4% ・・・少なっ!一周年を迎え 記入率アップを目指したいと思います。そんな、今日、ショッキング!!なニュースが・・・。これ、ブログに書いていいものか? 躊躇しましたが、少しだけ書きます。私の 雅楽〔篳篥(ひちりき)〕の師匠のMさんは 3年前に他界されました。師匠は 曲がった事が嫌いな まっすぐな性格で、とても やさしい方でした。雅楽と剣道で、鍛錬されていました。奥さんもしっかりした方で、美男 美女の 素敵なご夫婦でした。その息子さんが 窃盗容疑で逮捕されました。 (考えられない!!)あの しっかりしたご両親なのに、息子さんは・・・・・???分かってはいても、話してみれば 気さくな人だし、頼りなくても、悪い人ではないと思っています。なにより、師匠の息子さんですから。現金輸送車の運転の仕事をしていて、輸送中のバッグの中から 100万円を盗んだそうです。今日、地元の新聞に載っていました。師匠が生きてたら、どんなにか、嘆かれたことでしょう。わたしも、怒りや 悲しみや ・・・ とにかくショックです。さんざん、親不孝をしてきて、まだ、そんな事してるのか!師匠の顔を思い出し、なんだか、涙が出てきます。悔しいし、悲しいし、情けないし・・・。間がさしただけなんでしょ?罪を償い、これからは 全うな道を歩んで欲しい・・・と10歳 年下の私が偉そうに言えたことじゃないかもしれませんが、本当に、頑張ってほしい。父が亡くなり、急遽、京都から高山へ戻り、分からないことだらけの私に、雅楽意外にもいろいろ教えてくださり、私は師匠を 父親代わりと思って慕っていたし、師匠も私を息子のように可愛がって下さりました。その師匠の息子さんの 不祥事。何か、私にできる事はないのかな?まるで思いつきません。無力です。自力で立ち直ってくれることを、祈るのみかな・・・?なんとも複雑な思いをいだいた一日でした。
2007年02月17日
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長男のkanjiはサッカー馬鹿で、サッカーにしか興味がありません。もちろん、音楽などには まるで興味をしめしませんでした。それが、友達の影響か? 最近、「好きな曲をダウンロードしたいだとか、TUTAYAへ連れてって。」とか 急に興味をしめし始めて、「で、どんな曲?」と聞くと 「サッカーの曲!」なーんだ。というか、 やっぱり というか・・・笑「サッカーの曲なら お父さんが編集したのが車の中に入ってるやろ」「もっと違うやつ!」というので、TUTAYAへ行って借りてきたのがオレンジレンジ と ケミストリー。なんで、そんなしょうもないのを聞きたいかなー?まぁ、若いからしかたないか。長女のsakiは、いちばん 賑やかな性格。笑いに関しては、兄妹で一番かな。先日の我家の豆まきも、私のボケに対して、期待どうりのリアクション&突っ込み!そのsakiが先日、吉本新喜劇を見て 大笑いしていました。私が子供のころから TVでやってたし、20年 京都に住んでいたので、見たことは多々ありますが、生まれてこの方 あれを面白いと思ったことは一度もありません。それを、大笑いしながら見ているsakiを見て 頭を抱える私でした・・・。末娘のmanaは 最近 交換日記にはまっています。先日は、いつもの交換日記仲間とは 違う友達からカードを預かってきました。なにやら、プロフィールを書く物みたいでした。電話番号とか、好きなキャラクターとか、最近はまっているものとか・・・・書く欄がありまして、manaは書き始めました。「おとうさん、ファックスってな~に?」「電話からお手紙が出てくるやつ」「あれかー!番号は?」「電話といっしょだよ。」「わかったー。じゃあ、“よめーる” ってなーに?」「よめーる?」カードを見ると・・・、“Eメール” と書いてありました。 確かに、“ヨメール” みたいでした・・・。といった、どうでもいい話です・・・。
2007年02月06日
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バレリーナの 吉田 都さんがイギリス批評家協会の2006ダンス賞で、最優秀ダンサー賞を受賞したそうですね。私は実は、あまり、バレエは詳しくないのですが、いちばん好きなバレリーナが 吉田 都さんなんです。だから、とても喜んでいます。 早く詳細を知りたいです。昔、義理で知り合いの 発表会を見たり、TVなどでちらっと見たぐらいで、バレエのことはまったく知らなかったのですが、娘達がバレエを習い始めて、だんだん興味を持ち始めた訳です。で、娘達にと、初めて買ったDVDが 「くるみ割り人形」で、英ロイヤルバレエ団のものでした。なんとなく見ていた私は、最後のほうに出てきて、凄く、キレのある踊りをしてる、日本人らしきバレリーナの虜になりました。ライナーノーツっていうんですか、あれを読むと、彼女は やはり日本人で、吉田 都という名前だと知りました。最近、TVでもよくバレエを取り上げているので、見ると、結構 日本人のダンサーって海外でも活躍しているんですね。田舎にいると、なかなか 生では見れないので、せめて、もっと、DVDを発売してくれないかな なんて思っています。それにしても、最優秀ダンサー賞受賞!すばらしいですね!!
2007年02月03日
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昨日、今日とT様邸の茶室と居間の腰張りに行ってきました。築100年以上という古い建物で、2~3年前までは おばあさんが一人で住んでいたそうです。今は、施設に入居していらっしゃるそうですが、それまでは、毎日 囲炉裏に火をおこし、(夏でも!)昔ながらの生活だったそうで、ここは白川郷の合掌造りか と思うほどの 燻されていい味のあるお宅でした。隣の新しい家にお住まいの 息子さん夫婦の(それでも70歳代)依頼だったのですが、もうすぐ始まる “飛騨高山お雛様めぐり”の観光コースにこの家が組み込まれたそうで、あわてて、大掃除をしたそうです。飛騨高山の人間である私でさえ、タイムスリップした感じです。いつもは、ひとりで孤独に仕事をしていますが、今回は、妻をアシスタントに連れて行きました。妻は 出仕事(現地での仕事)は初めての経験でした。 * * * * * * * * 1日目の昼食に、そこから程近い 北イタリア料理のレストランへ行きました。妻が 某お鮨屋さんへ行った時、隣にあったそのレストランへ一度行ってみたかったとかで、入ってみると、シンプルで落ち着いたインテリアで、好感がもてる店でした。飾ってある絵は???でしたが、そこまで言うまい!2種類のランチメニューをそれぞれ頼んで、待つ間、なにやら店のパンフレットのようなものが置いてあったので、見てみると、素材についてや、インテリアについてなど・・・ギッシリと書き連ねてあります。そんなに書かなくても・・と思いつつも 「まぁ、それもシェフの心意気か」と思い、ちらっと読んでみると・・・。「ボリュームの少ないイタリアンなんて詐欺だ。当店はボリュームが大きくて 驚かれるかも知れませんが、大丈夫、みなさん完食されますよ。 北イタリア料理は高カロリーですが、それは、美味しいと言う事。 どうぞ、カロリーを気にしないで、たらふく食べて下さい。」というような意味のことが書いてあり、私達は「よーし、おもいきっり食べるぞ~」というモードに・・・。しばらくして、出された皿には、いきなりメインのパスタ&ニョッキ。しかも、これ 前菜では? と言うぐらい 量が 少ない !!続いてサラダが出てくるも、これまた、初めて見る程の少なさ!小さな皿に盛り付けてあるサラダは 和食で言えば ご飯に付いてくる漬物ぐらい。で、デザートとコーヒーで終わり。デザートのアイスクリームとシャーベットももちろん小さく、コーヒーはカップだけがデミタスコーヒーのサイズで、中身はレギュラーコーヒーかと思うぐらいの 薄さ。さっき見た パンフレットには 確かに、当店はボリュームが多くて・・・・のはずが、他の店と比べても あきらかに 少ない!!ビックリして、逆に 笑ってしまいました。妻といっしょだったから、素直に仕事に戻りましたが、もし、私ひとりだったら 間違いなく その後 蕎麦でも食べに行ってたと思います。二日目の昼食は ラーメン&ライス やはり職人の昼食は こっちだな! * * * * * *お客様には 「ご夫婦 おふたりで お仕事なんて いいですね。」妻 「はいっ」無邪気に答えていましたが、私は 「たまになら・・確かにいいかも」なんて思いつつ、でも、疲れたけど、楽しくもあったのは 事実です。
2007年02月01日
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