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最近、笑い療法士 のことばかり書いておりましたので、『笑い』と『意識障害』の関連について考えていることを書きます。ズバリ!言いますが、意識障害の方でも笑います。笑うと信じております。これは、私が日々実践しておりますが、腹話術に用いる声(高めの声)で『こんにちは!こんちくわ』というと、毎回ではありませんが、表情に変化が起きていることを確認できます。多分、腹話術用の声が聴覚を通して、大脳へ働きかけ、『内意識』といわれる感情の脳を通して、結果として表情に変化をもたらすのではないかと、考えています。音楽は脳に効く と言われておりますが、これは『音楽』という聴覚刺激と、音楽の持つ心理学的効果が記憶の回路に働きかけ、『なんか聞こえているんじゃないかな』と見えますね。ちなみにテンポやリズムがムチャクチャな曲は、やはり反応が見えにくい、と文献でも紹介されております。したがって、『意識』といわれる『脳のこころ』といわれる部分が、音楽や腹話術によって刺激されれば、意識障害の方でも笑う と考えられます。このような実践も、笑い療法士の大切な役目であるかと思います。笑い療法士の皆さん、意識障害に関わりを持っている皆さん、上記についてのご意見をお待ちしております。スーパーImre
2008.10.19
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笑い療法士としての活動レポート 第2弾を掲載します。7、高齢者で脳内出血患者様のほほえみ80代、女性、脳内出血、右麻痺で失語症、IVH+、坐位保持困難の患者様PEG造設の手術前であったが、病棟のベッド上でリハビリテーションを実施。ベッド上で坐位訓練を実施中に、『私に表情をよく見せて』と問いかけると、言葉は出なかったが、ニッと笑う。8、院内脳幹梗塞発症の患者様のほほえみ70代、女性、脳幹梗塞、左片麻痺で呂律困難、マーゲンチューブ(+)の患者様リハビリテーション室にて坐位訓練を実施中、『じゃあ手を組んでみて』と指示する。患者様は間違って、麻痺していない手で私と手を組む。『私と手を組んでもしょうがないですよ』と言うと、声はうまくでなかったが患者様は大笑いする。嚥下障害で常時マーゲンチューブを挿入し、苦痛を伴っている患者様であるが、ちょっとした冗談や声掛けで最近は表情が良くなってきた。リハビリテーションに対する意欲も変化している。9、失語症患者様の笑い70代、男性、両側側頭葉脳梗塞、左片麻痺失語症の患者様リハビリテーション室のベッドで四肢の筋力訓練中に数を一緒に数えながら練習を実施していたところ、途中で他の患者様と話をし、数を忘れてしまいました。一緒に練習をしていた患者様に『忘れました』というと、患者様本人は大笑いした。
2008.10.16
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私が書いたレポートから、いくつか掲載します。1、失語症患者様の笑い 70代、男性、両側側頭葉脳梗塞、左片麻痺失語症の患者様リハビリテーション実施後の病棟へ帰棟時に、『言葉の練習は難しいですね』と自信が通っている腹話術教室の話をする。『○○さんが言葉がうまくなるのと、私が腹話術でうまくなるのと競争しましょうか?』と話し、腹話術用の高い声で話す。そうすると患者様は失語症ではあるが、『ハハハ』と笑い出し、表情が穏やかになった。2、院内脳幹梗塞発症の患者様のほほえみ 70代、女性、脳幹梗塞、左片麻痺で呂律困難、マーゲンチューブ(+)の患者様病棟のベッドサイドでリハビリテーション実施後、私が立ち上がろうとした瞬間に、天井に吊るしてあった注入食容器に頭をぶつける。それを見ていた患者様はクスクスと苦笑する。いつも全身倦怠感を訴え、リハビリテーションが進みにくい患者様であったが、この時は少しであったが本当に笑っていた。3、院内脳幹梗塞発症の患者様のほほえみ 70代、女性、脳幹梗塞、左片麻痺で呂律困難、マーゲンチューブ(+)の患者様リハビリテーション室でベッド上にて訓練実施中、患者様自信の両手を見るように口頭指示する。さらに『私の顔じゃなくて、ご自身の腕ですよ!』と言うと、『面白いこというなぁ』とクスクスと笑う。
2008.10.07
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笑い療法士 とはなにか?『癒しの環境研究会』より勝手ながら転載しました。笑いには、微笑から大声を上げて呵呵大笑するまで、いろいろなレベルがある。免疫が高めるには、ガハハと、大声で笑う必要がある。でも、面白い格好をして、パフォーマンスでみんなを笑わせようとするのを見て笑うのは、もともと笑いたいと思っている元気な人だ。しかし、多くの患者さんは苦しみを抱えていて、笑おうと思っても笑う状況にない。そういう人たちが本当に心から笑えるような場と空気を提供するのが本当の医療提供者であり、福祉のケアをする方だと思っている。とかく癒しといえば、途端にモーツァルトの音楽であったり、リラックスとか緑の安らぎとかいう話になる。もちろんそれもいいが、元気になるというのも癒しだ。痛くないこと、苦痛をなくすことが医療であるなら、患者さんでも笑いたい。あたりまえのことではないか。第1回の認定で2日間の徹底的なトレーニングを行なって、49人の笑い療法士が育った。医者もいれば、看護師さんもいれば、ケースワーカーもいれば、一般の人も、定年後の人生に掛けるという人もいる。がんの患者さんもいた。その1人は「私は患者です」と言っていたが、別の患者さんがいたことは私も知らなかった。あとになってその彼女が言った。「普段は、包丁で刺されるみたいに、あちこちが痛い。だけど、研修会のあの2日間は不思議なことにちっとも痛くなかった。終わってから、また包丁で刺されるような痛みが戻ってきました」。私は、笑いが足りない、修行が足りん、もっと笑えと指示書を出して彼女を見守っている。患者さんすべてが、笑いを必要としているとは思っていない。コミュニケーションをとりたいと思っているとは限らない。でも、一緒にいても安心と思ってもらえることで、コミュニケーションの第一歩ははじまる。まず、一緒に存在してもよいと患者さんに思ってもらえることが重要である。それで、はじめてコミュニケーションが始まる。基本は、あなたのことが好きよ、というテレパシーを送ることだ。人間の口とは、唇とは、なんてチャーミングな器官だろう。ニコッと笑うと、「あなたのことを愛しているわよ」というウェイブを送ることができる。暖かな微笑みも、げらげら笑いも、人を支える力をもっている。人間の口とは、唇とは、なんてチャーミングな器官だろう。ニコッと笑うと、「あなたのことを愛しているわよ」というウェイブを送ることができる。あたたかなほほえみも、げらげら笑いも、人を支える力をもっている。でも、笑いならなんでもいいわけではない。「痛みを増やす笑いがあります」と笑い療法士のキャンディデート(候補者)たちに私は言った。お笑いブームの芸人さんたちは突っ込みがボケをたたいたり、いじめたりする。心の優しい患者さんは、それを見ただけで胸が痛む。笑えない。病気をネタにしたり、赤の他人をおとしめたりも痛みが増える。夫や妻の悪口は、話をしている本人の人間性を疑わせ、聞き手の気分が悪くなる。個人攻撃も、自虐ネタもだめである。もちろん患者さんや病気のことをネタにしてはいけない。結局、何が大切かというと、笑える環境というのがいるんだということだ。私は癒しの環境として五つの項目をあげている。「安全」「リラックス」「(医療の)質がよいこと」「元気になること」「生きがい」がそれであるが、これは笑いでも同じことである。人間としての権利が守られていることを実感して、もう大丈夫、安全だと感じることなしに人は笑えない。患者さんは普通、手術台の上で笑わない。でも、ここで「あら、落っこちないようにちゃんと止めてあるから、大丈夫よ」って言ったら、患者さんは拘束されているにもかかわらず、「ああ、よかった、先生よろしく」笑ってくれるではないか。ほっとしてほほえみ、納得して、そして、げらげら笑って、元気になっていくことができる。笑い療法士とは、「患者を尊敬し、患者の心に寄り添って、笑いを感染させる人々」のことなのである。患者さんが笑い療法士にもなれる。それが生きがいにもなる。笑い療法士が国家資格に認定され、日本中で100人に1人が笑い療法士になると、日本の国も明るくなることだろ
2008.10.02
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