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先々週の土曜日で大学の公開講座は修了しました。やっとだらけた土曜日がすごせます。国際政治学から核物理までいろんな<チカラ>の話を聞いたので印象に深いものをこのブログに書いておきます。理学系研究科/数物連携宇宙機構、柳田勉教授のお話(10月13日聴講)より。 超対称ゲージ理論と幾何学「力の統一理論」はアインシュタインの夢であった。自然界のすべての現象は4つの基本的力から生まれている。1 重力りんごが木から落ちる 月が地球を回るこれらは「重力」により統一的に理解できる >ニュートン力学2 電磁気力正電荷と負電荷に引力が、正と正、負と負には斥力が働く。物質は原子、分子からなる。原子核どうしの斥力や電子との引力で形を保っている。電流を流すとモーターが回る。人間(の筋力)もロボットもこの原理を使って動いている。アインシュタインは、この二つの力を医を統一しようとした。しかし、まだ「力」はあった。3 強い力(核力)陽子と中性子という「核子」はなぜ+と中性なのにくっついているのか。これを説明するには電気力より強い引力の存在が必要・・・これを「強い力」(核力)という。湯川秀樹がその強い力の仲立ちとして「中間子」の存在を予言した。さらに40年たって、核子の中に「クォーク」(以下Qと略)という小さなものがあるのがわかった。基本的には3つのQで核子はできている。Qにはアップクォークとダウンクォークがある。U:アップQ D:ダウンQ と略すと。uudの組み合わせが「 陽子」。dduは「中性子」となる。力が強すぎてQは外に飛び出せない。こうした力を「QCD」という。4 「弱い力」ベータ崩壊という現象がある。中性子>陽子+電子+ニュートリノニュートリノの寿命13分といわれ、この現象は上記の3つの力では説明不能。「弱い力」で説明できる。なぜ「力」か?そもそも●力とは何か?静止状態のもの>動くリンゴ>落ちるこのように運動の状態が変わるとき>「力が働いた」 という。中性子>陽子+電子+ニュートリノ (ベータ崩壊)も状態が変わる > 力が働いた と考えられる。●離れているものに なぜ力が働くのか?最新の理論物理では「粒子を交換して力が働く」と考えてる例えば、月と地球は、「重力子」という粒子を交換して重力を及ぼし合っていると考える。(カエル注:しかし「重力子」はまだ発見されていないそうです)●ここで「ゲージ理論」が登場(*最先端理論だそうです)地点Pと地点Qがあり、物体AとBがあるとき「ゲージ原理」では、どちらをAとよびBと呼んでもいいことになっている。「P地点でAを投げQ地点でBを受け取る」これは矛盾である。では、AがBになればいい。そこでx粒子を放出していると考える。これが「ゲージ粒子」であり質量ゼロの粒子である。このxの交換により力が働くという考え方が「ゲージ相互作用」と言われるものです。(カエル注:この辺で来てる人の99%がついて行けなくなっていました。)「重力」では、「重力子」を交換(未発見)「電磁気力」では 「光子」を交換「強い力」では 「グルオン」 *1980年発見「弱い力」では 「ウィークボゾン」 *80年代はじめ発見という粒子を交換している。しかし、「ウィークボゾン」は陽子の80倍もの質量があった。そこで、宇宙空間は「ヒッグス粒子」で満ちているという理論が出てきた。「ウィークボゾン」は、粒子に邪魔されるので光子のように速く走れない。だから「ウィークボゾン」は重く見える、と考えるのである。しかし「ヒッグス粒子」は、まだ発見されていない。「80倍の質量」の矛盾を解決する唯一の方法。それは宇宙空間が「真空」ではなく、昔の「エーテル」説のように粒子に満ちているというのだ。柳田先生は、近々、スイスのCERN研の加速機で発見されると思う、と言ってました。おそらく5年以内には見つかるらしい。(カエル注:ほんとかな?)ここで「素粒子」の「標準理論」を整理すると以下の3種に大別される。フェルミオン:クォークやレプトン(電子とニュートリノ)ゲージ粒子:重力子、光子、グルオン、ウィークボゾンスカラー粒子:ヒッグス粒子*ボゾンは、一回転で元に戻る。フェルミオンは2回転で元にもどるそうです。なぜ、こんなに多くの基本的な粒子が存在するのか?本当は少ない方がいいのに、ということで「力の統一理論」が求められてきた。そこで20年前からわかってきたのが「ストリング理論」というもの。「粒子」ではなく「ひも」として考える理論である。「わっか状のひも」が「重力子」であり、あとの粒子は「ひも状」で運動状態が違うと考える。こうした考え(ストリング理論)による統一理論は、ほぼ完成している。この「ストリング理論」によれば、時空は「10次元」である。時間1次元+空間(3+6)次元。普通我々は4次元と考えるが、余分な6次元は小さく丸まってしまっているため、見えないくらい小さいので気づかれないのである。もっと厳密には、我々が住む時空は「10次元から11次元」というべきで、これが理論物理の最前線である。============以上が柳田先生のお話でした。(カエルの感想)なかなか聞きごたえはあったのですが、次々に疑問点が浮かんできました。例えば、多体問題。重力で言えば、多数の天体に同時に重力が働いているのですがそうしたら「重力子」なるものは無数の天体どうしで重力子をやりとりしているのか?などです。ましてや、いまさら宇宙空間に未発見の粒子が満ちている、とか言われても。。。。という感じ。でも、面白かったのでもう少し勉強してみようと思う一方で、結局、素粒子など研究すればするほど下部構造が出てくる感じで、キリが無いのでは、という疑問もわいてきました。
Oct 29, 2007
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諏訪に用事があり、新宿あさ十時発のスーパーあずさで父と信州に向かいました。 行きの車中で諏訪の地酒真澄で軽くいっぱい、諏訪に昼過ぎにつくと信州蕎麦でまたいっぱい。 難航が予想された用事もなんとか滞りなく終わり、帰りがけに諏訪湖畔の千人風呂の温泉に父子でつかることが出来ました。戦前のシルク王、片倉氏の建てた大理石作りの深くて大きな浴槽に親子でつかり、父の背中も流す事ができました。 高齢の父との二人旅など滅多にあることではなく人生の不思議な巡り合わせというものに感謝したい気持ちになりました。 帰りも特急スーパーあずさ。車中は登山客などで満席。 四時二十分すぎに諏訪をでると六時半すぎには新宿に着いてしまいました。 (写真は九月に、撮った黒姫高原のもので本文には直接関係ありません。)
Oct 21, 2007
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今日は息子の中学の合唱祭です。わが息子はよせばいいのにピアノ伴奏に立候補しており数か月の特訓の成果を妻とひやひやしながら観賞?しました。 その上、録画の希望が祖父母からあったのでそれもやるはめになりどんな演奏だったやらわかりませんでした。 まあ、大きいミスはなかったようです。 それに今日の行事で公立中学をますます見直しました。
Oct 20, 2007
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庭に植えてある甲州ブドウを収穫しました。これは十年ほど前、勝沼の農協から苗を取り寄せて育てたものです。昔、シルクロードから伝わったとされるヨーロッパ種の流れを組む由緒のある葡萄でワインなどにするのにも最適といわれています。 今年は摘果をしたこともあり出来が良いほうかも。 しかし、我が家では不評で私が食べるくらい。出来の良い房は親戚やご近所に配って、残りはジュースにします。まずい房は昔はジュースにしたりもしましたが、まずいジュースにしかならないので最近では思い切って捨ててしまいます。 同じ葡萄の木からおいしいのと酸っぱいのができるのは不思議です。日当たりだけという単純な話ではないようです。 少しで良いのですべておいしい葡萄にするのが来年の目標です。 これから大学の公開講座の4回目に行きます。来週で講座も終了、土曜日ものんびり出来ます。
Oct 13, 2007
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我が家の小さな庭の小さなリンゴが真っ赤に色付きました。リンゴといえば、ジョンレノンの誕生日が今日あたりと今朝のラジオでいってました。ジョンも僕らと同じ天秤座だったのですね。昨日(8日)は、突然亡くなった古くからの友人のお別れの式が、○○で、あり参列してきました。彼は私と同い年で同じ天秤座でした。正義感の強い誠実でまじめな人でした。おたがい駆け出しだった二十年近く前、彼とは同じ仕事にたずさわり、デスクを並べていたことがあります。なぜか気が合いプライベートでテニス旅行とかに彼を誘ったこともありました。式に合わせるように雨が落ちてきて、時折、強くテントをたたきました。車列を見送るときに、彼が好きだったというイマジンがスピーカーから流れました。平和を愛した天秤座の彼に、同じ天秤座のレノンのイマジン。合わないとは思わないけれど、お葬式に音楽ってどうなんだろう。ふだんから静かに情熱を燃やすタイプだった彼は、静かに送って欲しかったかもしれないなと思いました。レノンが言うように、「天国がない」としたら。彼もジョンもいまごろどこにいるのでしょうか?式中、突然の風雨でテントがはげしく揺れた時、僕は確かに彼の意思のようなものを感じてしまったのです。
Oct 9, 2007
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今朝もきちゃった。 稲村は強いオンショアでご覧の状態。 これから久しぶりに七里で入ってみます。
Oct 8, 2007
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今日の仕事は史上最弱といわれる仮面ライダーの主役S君のインタビューの立ち会い。西武線沿線の撮影所に午後二時の約束でしたが、収録が長引いているので四時以降になるというので待ち時間に隣りのシネコンで映画HIROを見てしまった。不覚にもキムタクに泣かされてしまった。それに韓国料理が食べたくなりました。さて、Sくんの取材は結局6時過ぎから。待ち時間にスタッフでエリカ様や映画の話題で盛り上がって楽しかったです。まだまだ長い一日は続く予定。家の近くの温泉に行く約束を子供としてしまったので(^_^;)。
Oct 7, 2007
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スチブを田園都市線のT駅に下ろしてちょうど十時でした。迷いましたが査定に出してあった中古バイク屋によって思い切ってバイクを売却してしまいました。もう陳列スペースに置いてあったのにはびっくり。きっと受け取った金額の倍ぐらいで売りに出されるのでしょう。しかし、結婚してからはフライフィシングに凝った一時期をのぞいてほとんど乗っていなかったし、最近は波乗り専念(と書くと怒られそうですが)という感じですので、エンジン快調な状態で次のオーナーに引継げればと思います。このバイクは鎌倉で一人ぐらしをしていた前からですから、多分、二十年近く所有して来たことになります。紺タンクが盗まれ赤になってしまいましたが紺タンクの時代にトップスローで緑の中を駆け抜けた、名古屋、飛騨、金沢、信州と言うロングツーリングが忘れられない思い出です。風になれたとは思いませんが、飛騨路は、生憎の雨。雨には雨の優しさがあるとこのとき知りました。カエルが雨の日の波乗りが好きなのは、あのツーリングの飛騨の優しい雨の思い出のせいかもしれない。
Oct 7, 2007
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スチブを着替えさせ車で休ませている間に流されたボードを探しましたが見つかりませんでした。 写真のようにサーフィン雑誌のプロカメラマンが来るようなコンディション。このポイントに不案内な初心者を案内したのが失敗でした。その上、スチブには無謀なところがあるので単独事故で済んで本当にラッキーでした。 岸に向かっている時、ベテランサーファーから大丈夫、落ち着いてとか上がる時のコースなどのアドバイスをもらい心強かったです。 スチブが休んでいるときに板を探しに行きましたがみつかりませんでした。 ノーブランドという七里のショップで買ったサーフテックという頑丈な9'4のザックANDキティという青い板で今の板を買ってからは友人などに貸す倶楽部のスペアボードとして活躍していたものです。切れたリーシュは2001年頃に買ったオーストラリア製でしたが寿命だったのかも。 しかし、大きな波で変なワイプアウトをしたらどんなリーシュもひとたまりもありません。だから泳げないサーファーがリーシュを命綱にして波乗りするのはカエルには信じられないことです。 ボードを探して坂の下の方にいったら消防署の方が4名ほど双眼鏡でサーファーをチェックしていました。スチブも危うく消防のヘリとかのお世話になってしまっていたかも。 その辺で自転車に乗ってるかっこいい男性がいたので「kazuさんですか?」と小声で聞いてみましたが、違いますよ、と言われました。 板はあきらめ、午後から、仕事があるので朝九時頃に鎌倉を出ました。
Oct 7, 2007
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この波のデカさがわかりますでしょうか? こんなエキスパートコンディションのポイントに素人に毛が生えた程度のスチブを連れて入った私が甘かった。セットで頭半近くサイズがあってきれいなオフショアでしたが中途半端なポジションにいたスチブは大きなセットをまともにくらいいきなりリーシュが切れてボードを流してしまいました。 背泳ぎで泳ぐスチブが見えたので自分でなんとかするだろうとのんびり構えていたらいつの間にか姿が見えなくなってしまいました。 稲村アウトサイドに入っていた地元ローカルの夜明けのサーファーさんと探していたらしばらくして夜明けさんがかなり由比ヶ浜よりに流されているスチブを発見。後で聞いたら岸は岩場でブレイクが危ないと判断して流されながら上陸場所を探していたそうです。 とにかく顔面蒼白で疲れ切っています。とりあえず岸壁側に上がろうと岸に向かいましたが振り返ると夜明けさんのボードに助けられたスチブたちが来ない。一人でスイスイ行ってしまった自分を恥じて引き返し私と夜明けさんでスチブを引っ張って岸に向かいました。しかし、スチブの抵抗と沖への流れがきつくなかなか岸が近付きません。最後は足がつくところに来たのでスチブをわたしのボードに乗せてリーフシューズを履いていた私がそのボードを押して岸壁の階段下にやっとたどり着きました。 幸いスチブは足にウニが刺さったのと足がつったくらいで済みましたが万が一、何かあったらと思うとぞっとします。
Oct 7, 2007
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夜明けから入ったのですが・・大変なことが発生!
Oct 7, 2007
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午後から大学の公開講座に行ったけど正直言って今日は不作かな。建築デザイン、交渉力、入札がテーマ。特に入札の准教授の話がひどかった。T大も大したことはないなあ。講義の途中からバイク屋から査定の電話。35万だって。安過ぎる。タイヤが減ってる、リアサスが抜けてると難癖をつけられた。さて、これからスチブと海に行きます!
Oct 6, 2007
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HONDAの400が妻の催促の甲斐あって、やっと修理が上がったのでバイク屋に引取りに行きました。修理代は約六万円。キャブをオーバーホールしてもらったのでまあ妥当な額なのでしょう。しかし、何と車検が七月で切れてました。前回の車検からの走行距離わずか六十キロ。まともに乗ったのは去年のこの写真のときぐらいしか記憶にありません。キャブの中のガソリンを腐らせるようではライダー失格です。やはり手放すしかないと思いバイク屋のすぐ近所にあるRという全国チェーンの中古バイク専門店に査定に持ち込みました。名車といわれるHONDAのバイクなので大事に乗ってくれるオーナーに引継ぎたいと思います。
Oct 6, 2007
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仕事の関係でシーテックという情報とテレビとかの展示会に行きました。あっと驚く有機液晶の超薄型テレビが目を引く会場の片隅に昭和天皇が見たという古いテレビを発見しました。
Oct 5, 2007
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「稲村波乗り倶楽部」は、波乗りの記録のためにはじめたブログでしたが、このところパーソナルな出来事を書きすぎたと反省しており、一部、削除させていただくことにしました。
Oct 4, 2007
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朝、湖のそばのマンションに寄ったあと、レンタカーを借りて、湖の反対側の社会保険事務所に行って年金の手続きをしました。予想に反して(?)社会保険事務所の窓口の方はとても感じがよく、ついでに自分の年金額の試算までお願いしてしまいました。年金の手続きは、これでやっと一段落。写真は、途中によった諏訪大社秋宮、重要文化財の神楽殿(立川流建築というらしい19世紀のもの)です。いろいろと、神様にお願いしてきました。
Oct 3, 2007
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本郷にあるこの有名大のY講堂での二日目の公開講座に土曜日に参加しました。テーマは、「チカラ」です。五回で四千円。さて、日曜はだらけてしまいました。波乗り行けたのに行きそこなった。そうして月曜、会社を休み、各種手続きのため朝の5時から高速をとばして信州に向かいました。一日、筆舌に尽くしがたい出来ごとが続き、いま帰り道なのです。妻に運転してもらってます。ケロッ!
Oct 1, 2007
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