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うら若き、学友Aさんのおすすめで、江戸東京博物館で行われた「戦艦ポチョムキン」の上映会に行った。

この映画は、映画史をかじった人であれば知らない人がいない名作であり、昔から時折、上映されていたが、どうせ。。。とタカをくくって今日まで見なかった作品である。

今回は「戦艦ポチョムキン made in japan」と銘打って、ピアノ演奏と弁士つき。そしてプリントの状態の良いのにビックリした。傷一つなく、ロシアではこうした昔の作品をフィルムのまま、修復して保存しているそうだ。

それより問題は、内容である。どうせ、革命映画でプロパガンダ映画だろう、ましてやその後ショスターコビッチだかの音楽が付けられるにいたっては、きっと難解で退屈な代物だろうと言う、カエルが30年近くにわたって保持してきた先入観は、ほんの3分で裏切られた。

文句なしに面白いのである。そして、モンタージュ理論の提唱者だけあって、その編集の意外性とテンポの良さにびっくり。そして、映画史の本などに何度も引用されたオデッサの階段シーンの迫力。居眠りする間もなく69分が終わった。

これは、(一度目の)学生時代、山中貞雄監督の傑作「百万両の壺」と出会ったときと同じか、それ以上の衝撃である。

A嬢に感謝するとともに、いままでこの映画史上に残る傑作を見ないできた、自分の怠惰を恥じるのみである。


映画作りの基盤“モンタージュ論”を確立させた”鬼才”セルゲイ・エイゼンシュタイン監督の映画史上に残るサイレント映画の大傑作!■戦艦ポチョムキン■


ところで、監督の名前は、エイゼンシュタインかエイゼンシュテインなのか?
楽天のビデオ解説の表記では「シュタイン」となってましたが、当日の会場では「エイゼンシュテイン」と言ってました。自分も前者で覚えてましたが、これは古い歴史的表記でひょっとしたらロシア語では後者なのかもしれない。


あと、覚えてるのは、やはり牛肉にウジがついているというシーンですね。あと、船倉にいるロシア人水兵たちの肉体美がけっこう気になりました。

やれやれ、なんとスキゾフレニック(分裂的)な感想なのだろう。






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Last updated  Dec 7, 2008 11:41:02 PM
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