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《衝撃》高市早苗陣営が野党中傷動画を投稿していた 今年の衆院選期間中に中道大物候補を「一度国を壊した素人」、野党批判ショート動画を続々と作成〈高市陣営が対立候補への“中傷動画”を投稿していた《総裁選の期間中に…小泉氏に「無能」、林氏に「アウト」》〉 から続く今年行われた衆議院議員総選挙(1月27日公示、2月8日投開票)の期間中、高市早苗首相の陣営が、野党の候補者を中傷する動画を作成してSNSに投稿していたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。TikTokなど複数の政治系アカウント運営に、高市陣営が深く関与していた実態を「週刊文春」取材班は突き止めた。公設第一秘書の依頼から野党批判動画が続々と作成されており、馬淵澄夫氏に対しての動画では、次のようなナレーションが読み上げられていた。〈改革を口にする彼の背後で古い支援団体と既得権益が密かに祝杯を挙げています 彼が権力を握れば行き過ぎた労働規制が復活し日本の経済成長は完全にストップします〉~高市首相に質問状を送付すると、主に「ネガティブな情報を発する、あるいはそのような動画を作成して発信するといったことは一切行っておりません」と否定した。だが動画の流布は、馬淵氏に対してだけではなかった。岡田克也氏や枝野幸男氏も標的とされたのだ。---高市首相の公設第一秘書が対立候補を中傷する動画をばら撒いた張本人だった、と週刊文春が報じています。発端は高市が選出された昨年の総裁選で、対立候補である小泉現防衛相と林現総務相をこき下ろす動画を公設第一秘書がばら撒いていた、という話です。ただ、自民党総裁選は一党派のトップを決める内部選挙であり、公職選挙法は関係ないので、道義的には「真っ黒」ですが直接的に公選法違反に問えるものではありません。勿論、中傷動画をばら撒かれたとされる小泉や林が、それに対して名誉棄損で刑事告訴なり損害賠償請求なりを行った場合は、公選法ではなく刑法で違法性が問われることになりますが、二人とも閣内に取り込まれているので、政治的にそんな選択肢を取るはずがありません。が、第二弾として登場したのは、2月の衆院選でも野党をこき下ろす動画をばら撒いていた、という話です。自民党総裁選とは違って、衆院選は当然ながら公職選挙法の適用を受けます。この動画の製作費用をどこから出したのかが、まず気になります。公示後であれば、そのような費用の支払いは買収となります。ただ、想像するに、その辺りは抜かりなく公示前に「政治活動」として行っているのかもしれません。というか、そもそも作成者は陣営スタッフや支持者だというので、無償で作成したのかもしれません。ならば、この件は道義的にはともかく、法的にはシロなのか?そうはなりません。前述のとおり、刑法の規定である名誉棄損罪にひっかかる可能性は高いです。偽計業務妨害罪にも当たるかもしれません。与党で閣内に取り込まれている小泉や林と違って、野党の政治家が、名誉棄損について刑事告訴や損害賠償請求をためらう理由は、あまりないように思います。そして、公選法上も違法性なしではありません。公職選挙法235条が虚偽事項の公表罪を定めています。静岡県伊東市長が学歴を詐称した罪状で在宅起訴された罪状がこれです。旧民社党から参院選で当選した新間正次も、経歴詐称で有罪判決を受けて、当選無効になっています。旧民主党で衆院選に当選した古賀潤一郎も、同じ罪状で捜査を受け、議員を辞職しました(捜査のほうは起訴猶予になりましたが、これはおそらく議員を辞職したからでしょう)。で、虚偽事項の公表罪は、当選する目的で虚偽事項を公にすることのみを禁じているわけではありません。第2項にて、候補者を当選させない目的で虚偽事項を公にしたり事実をゆがめて公にすることも禁じています。従って、これらの動画の作成者が秘書だったり、あるいは秘書から指示を受けて作成していた場合はアウトです。勿論、連座制があるので公設第一秘書が有罪なら議員(首相)本人も失職です。というわけで、報じられていることが事実であり、起訴、有罪となれば高市は失職することになります。それにしても、今回は陣営スタッフが直接動画作成の陣頭指揮を執ったことが明るみに出たため、問題となっていますが、YouTubeやX、インスタなどの動画の隆盛に伴って、この手の自民党ヨイショ動画、ネトウヨ動画、野党誹謗中傷動画が大量発生している状況は、近年目に余るものがあります。作成者が政治家やその陣営と直接の関係がなければ、どんなトンデモ動画を作ろうが、そしてそのことが露見しようが、候補者に類が及ぶことはありません。百歩譲って、自分の「推し」の党は、政治家を礼賛する動画は、まだしも仕方がありません。個人的には自民党やその類似政党を持ち上げる動画など反吐が出ますけど、それは私個人の感想に過ぎず、特定の党を礼賛する動画が違法だとは言えませんから。しかし、他党、あるいは他国についてデマや誹謗中傷を行う動画、そしてそれによってお金を集めたり集票することは、日本の政治をおかしくし、ひいては日本の針路を危うくするものであると私は思います。ちなみに、私はYouTubeでその手の動画がお勧めに出てくるたびに、「チャンネルをおすすめに表示しない」を押しまくって、自分の視界内からは、ほぼ撲滅しています。それにしても、悪貨は良貨を駆逐する、悲しいけどこれは否定しがたい真理を含んでいると思わざるを得ません。それも、トランプ政権などを見ると、日本だけの現象ではないようです。
2026.05.01
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かつて、ハイパーインフレに襲われたいくつかの国に旅行に行ったことがあります。最初の例はメキシコです。メキシコは1982年通貨危機に襲われ、その後数年間、年率50%から100%以上というインフレが続きました。私がメキシコに初めて行ったのは1988年ですが、この年のインフレ率も100%を超えていました。当時、メキシコの通貨ペソの交換レートは1ドル2200ペソか2300ペソくらいでした。日本円にすると1ペソが0.06円くらい。当時、円高に振れ始めた頃で、日本人の私にとっては物価が安く感じられましたけど、ほんの1~2年前に編集されたガイドブックに記載されている宿代や食事代の金額が、まったく役に立たなくなっていたのは困りました。もちろん住んでいるメキシコ人たち自身にとっては、とんでもない状況だったはずです。ただし、それでも宿の支払いや食事代、長距離バスの切符など、旅行中の支払いは、ほとんどペソだったように記憶しています。もっとも、ドルで払うといえば問題なく受け取ってくれただろうけど。住んでいる人に話を聞くと、やはりちょっとでも高額な取引などは、みんなドルでしているようです。しかし、このメキシコのインフレも、翌年南米ペルーで経験したインフレに比べれば、まだかわいいものだったのです。ペルーの通貨単位はもともと「ソル」(スペイン語で太陽の意味)だったのですが、インフレが酷くて通貨単位が「インティ」(ケチュア語で太陽の意味)に変えられましたが、インフレは収まる気配がありませんでした。(後年、通貨単位は再びソルに戻された)私がペルーに着いた1989年10月上旬の交換レートは1ドル5500インティくらいでしたが、レートは毎日下がっていき、10日後にボリビアに出国したときには1ドル6000インティを超えていました。その3週間後、日本に帰るときペルーから飛行機に乗ってきた人に現在のレートを聞いたら、1ドル9000インティとか1万インティとか。この年、ペルーの年間インフレ率は7000%に達しました。物価が70倍に上がったわけです。メキシコではすべての支払いをペソでしましたが、ペルーではホテルと遠距離交通機関(長距離バスと鉄道)の支払いはドルでした。ただ、食堂での食事代などはインティで払ったように記憶しています。クレジットカードの支払いは歓迎されません。入金が1ヵ月後になるだけで、お金の価値は何割も下がってしまうからです。「クレジットカードで払うなら何割増し」というのが当たり前でした。ラテンアメリカは、どこの国でも外貨交換のための両替所が銀行とは別にあるのが普通です。ペルーにもあるのですが、しかし当時のペルーでは両替所よりはるかに多くの、立ちんぼのヤミ両替屋が路上にあふれかえっていました。中にはトラベラーズチェックの両替に応じてくれるヤミ両替屋もありました。しかし、隣国ボリビアは、その数年前に、ペルーを上回る激しいハイパーインフレに見舞われています。私が初めて南米に行った1989年(ペルー→ボリビア→チリと旅行しました)の時点でも、ボリビアにはハイパーインフレの痕跡は残っていました。すなわち、5,000,000ペソ札と10,000,000ペソ札という紙幣が当時まだ流通していたのです。初めて見たときは、おもちゃの紙幣かと思いましたが、れっきとした本物です。500万ペソとは、新しい通貨単位で5ボリビアーノ、1000万ペソは同じく10ボリビアーノと等価でした。つまり、100万分の1のデノミが行われたわけです。ボリビアがハイパーインフレに襲われたのは1985年、私が最初にこの国を訪れる4年前のことでした。そのときのインフレ率は年率20000%以上、1年間で物価が200倍に上がるという途方もないものでした。一説には、戦争や内乱に起因しない平時のインフレとしては世界最悪の記録という話もあります。10,000,000ペソ札は、見た目のインパクトはかなり強烈ですが、本当に凄まじかったのはこの紙幣が登場する前だったそうです。ボリビアは、南米最貧国のひとつで、当時紙幣の印刷能力がなかったのです。紙幣は国外に発注しており、そのため、ハイパーインフレになっても、直ちに高額紙幣を発行することができませんでした。そのため、既存の1万ペソや10万ペソの紙幣を大量発注したのですが、その貨幣価値は日本円にして1円とか10円程度です。その結果、ボリビアの貿易統計において、輸入品目第1位が食品、第2位工業機械、第3位紙幣という、冗談のような馬鹿馬鹿しい事態が出現しました。紙幣は、50枚100枚単位でホチキス止めして、屋台でちょっと飲み物を飲むと札束ひとつ、食事をすれば何束も、という状態だったそうです。国内線の飛行機の切符代をペソで支払ったらリュックサックいっぱいの紙幣が必要だったとか。このときの様子は、伊藤千尋「燃える中南米」(岩波新書23)や、旅行ガイドブック「地球の歩き方」の、その当時の版などに体験談が出ています。有名な、第一次大戦後のドイツのハイパーインフレと類似した状況がボリビアにも起きたのです。「燃える中南米」によると、1985年のボリビアの銀行預金利率は1800%だったそうですが、インフレ率2万%では、この利率で預金する人がいるわけありません。もちろん、こんな事態になって経済がまともに機能するわけがないし、貧困層の生活が楽になるわけもありません。1989年のペルーの状況は、私の目には破綻国家同然のように感じられました。直接体験はしていませんが、1985年のボリビアはもっと酷かったはずです。ラテンアメリカの中ではもっとも大国であるメキシコでさえ、ちょっと大きな取引はドルで行うくらいですから、ましてペルーやボリビアは言うまでもありません。自国通貨の現金をただ持っていたら、たちまちその価値が下がるので、みんな自国通貨で少しでもお金がたまると、直ちにドルに交換し、ドル現金でタンス預金するのです。経済は完全にドル化してしまい、自国通貨は日々の買い物に使うだけ。現在では、ペルーもボリビアもインフレ率は数パーセントから高くても10%程度に収まっていますけれど、今も国民のほとんどは自国通貨を信用はしていないでしょう。私が直接見聞したこの3カ国以外でも、1980年代はラテンアメリカ全体が債務危機とインフレに苦しみ、「失われた10年」と呼ばれています。(日本ではバブル崩壊後がそう呼ばれているが)主要国では、ブラジルとアルゼンチンも1985年に年率100%を越えるインフレ率を記録し、ラテンアメリカ全体のインフレ率は同年200%を超えています。メキシコからアルゼンチンまでのすべての国を平均しても、物価が1年で3倍以上に上がったわけです。経済のドル化は、おそらくラテンアメリカのすべての国で起こったことです。
2013.01.19
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土曜日ですが、神奈川県の宮ヶ瀬湖の上流にある早戸川林道行ってきました。宮ヶ瀬湖自体はバイクのツーリングスポットとして知られているそうですが、そのためではなく、鳥撮影が目的です。早戸川林道入口ここにゲートがあり、一般車はこの先に入ることはできません。なのでここでスクーターを止めて、徒歩で進みます。ゲートのところの橋から下流側を望みます。この先に宮ヶ瀬湖があります。一般車は立入禁止ですが、林道は舗装されて立派です。実は、早戸川林道が探鳥スポットだというのは知っていたのですが、夏のこの時期に何かいるとはあまり期待ですに行ったのですが、この橋のに別のバードウオッチャーさんがおられて、ある鳥が見られるそうです。ただし、残念ながら私は撮影できませんでした。私が着く直前に見られたそうですが。惜しーーー。なお、早戸川林道の名前で、先程の林道入口の橋は早戸川にかかっていますが、この橋は宮ヶ瀬湖に注ぐ別の川、金沢川にかかっているようです。橋から下流側を望む。樹間の向こうは、ちょっとしか見えませんが宮ヶ瀬湖です。上流側。待っても目指す鳥が出てこないので、林道の更に奥に進みます。ここからは金沢林道に名前が変わります。しかし結局ここでも鳥には振られました。8月も下旬だし、そんなに標高も高くないのですが、アジサイがまだ咲いていました。橋のところには、さらに数人バードウオッチャーが集まってきましたが、どうも目指す鳥は出てきません。そのうちに私は夕立が気になってきました。実は一瞬雨がぱらつくときもあったし(すぐやみましたが)、遠方で雷鳴が聞こえたような気もしました。他の皆さんは車ですが、私はスクーターだし。なので途中で引き返し、林道のゲート近くで、お昼+例によって笛吹き大会挙行です。ただ、この辺り、標高が高いわけではなく、かなり暑く、汗びっしょりです。顔とケーナの吹口が汗で濡れると、滑ってしまい、そうなると3オクターブが全然出なくなるのです。最初の2〜3曲はいいのですが、その後は3オクターブが辛い練習になってしまいました。復路、せっかくなので宮ケ瀬湖畔園地に寄ってみました。バイクがいっぱい並んでいます。駐車場は何箇所かありますが、二輪車が止められるのはここだけみたいです。二輪の駐車料金は100円でした。宮ケ瀬湖。長い吊り橋がかかっていますが。どうせなら歩いてみたいところでしたが、雨雲レーダーを見ると、この時間、すでに関東内陸の各所に雨雲が湧いており、神奈川県内も、丹沢の奥の方に雨雲が湧いているようでした。なので、ササッと見て、すぐ帰路に。往路は町田の方を経由して、グーグルマップの案内するよく分からないルート(笑)を通りましたが、復路は、内陸寄りだと夕立がより近そうなので、往路よりは海に近い国道246号で帰りました。距離も遠いし、渋滞も何回も遭遇したのですが、雷雨に遭うよりはましです。が、結局雨が降らず、というか帰宅後に雨雲レーダーの履歴を見たら、往路の道でも雨雲には遭遇しなかったようです。ああ、それならもう少し粘ってもよかったかな。鳥に関しては成果なしでした。
2024.08.26
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憲法大集会2023毎年行われている集会ですが、私は参加したことがありませんでした。ゴールデンウィーク中は山登りに行く、またはラテンアメリカフェスティバルで演奏するからです。今年も行く予定はなかったのですが・・・・・自民・大空こうき衆院議員がデモ会場に苦言「重要な防災拠点」指摘も物議自民党の大空こうき衆院議員がXで、5月3日に行われる予定の集会「憲法集会」の会場について、「災害発生時に速やかな撤収」を念頭に許可の経緯を確認したことを明かし、ネット上で物議を醸している。「つながろう 憲法いかして平和な世界を!2026憲法大集会」は5月3日に東京都・有明防災公園で行われる。集会について大空氏はXで「公園の一部を所管する国土交通省に対し、問題意識を共有するとともに、防災公園において数万人規模の大規模集会を許可している経緯について確認しました」と報告。同公園は大規模災害発生時における「極めて重要な防災拠点」とした。大空氏によると、公園の利用許可の条件は「災害発生時に速やかな撤収ができること」とのこと。しかし、前年の同集会では大規模なステージが設置されていたことを指摘し、「ステージ設備を速やかに撤収できるのか、確認をお願いしています」とつづった。大空氏は「念のため申し上げると、私が問題としているのは、集会やデモの内容ではありません」としながらも、「迅速な災害対応を確保する観点から、基幹的広域防災拠点において数万人規模の大規模集会を許可することについては、極めて慎重であるべきだと考えています」とつづった。ポストには、「公園に民衆が集まること自体を問題視した政治家なんて過去にいたか?」「『集会の自由』への弾圧」「防災公園自体が企画してやっている防災フェスも出来なくなる」「あからさまな憲法集会つぶし」という批判が集まっている。(以下略)---クソだな、こいつ、という感想しかありません。災害対策を錦の御旗にして、気に入らない集会に対する難癖をつけ始めたわけです。当然の話ですが、この集会は主催団体が毎年東京都に占用許可の申請を出して(おそらく使用料もかかるでしょうからそれも支払って)、許可を得ています。※※有明防災公園は、国の土地と東京都の土地に分かれていますが、この集会で使用するのは東京都の土地部分だけのようです。初めての行事ではなく、過去何回の行われている、その実績も踏まえて許可を得ているわけですから、何も問題はないわけです。辻元清美議員がXの投稿で、国交省などに確認した結果を報告しています。それによれば<確認①>当該公園は、国と東京都がそれぞれのエリアを管理している(ほぼ半分ずつ)。憲法集会が行われるのは都側である。発災時の運用については、合同現地対策本部や自衛隊・警察などのコア部隊ベースキャンプ、人員・物資輸送に使用するヘリポートなどで運用されるのは国側。都側は、被災地外からくる広域支援部隊やボランティアのオープンスペース、物資置き場などとして柔軟に活用される予定。<確認②>もっとも緊急性の高いヘリポートの利用確保を中心に、撤収期限は「発災後12時間」をめざして段階的に定められている。主催者側はその基準に沿ってステージなどの設置・撤収計画を立て、都から使用許可を得ている。避難時の整理誘導についても、都側の要請に基づき人員を確保している。<確認③>そもそも当該公園は、平常時には「魅力的な憩いの場」として利用されることが計画で定められ、整備にあたっては国費も投じられている。イベントの開催は、発災時の運用に支障をきたさない限り、本来目的に沿ったものである。ということです。そのような基準に基づく設置・撤収計画に基づいて使用許可を得ているので、何も問題ないわけです。ちなみに、集会が終わってデモ行進の出発待ちをしている間に、ステージ上のPAはどんどん撤去されていき、ステージもおそらく2時間そこそこで撤去は終わっちゃうだろうな、と思いました。その前にデモ行進に出発したので、実際の撤去所要時間は確認していませんが。というわけで、この胸糞悪い話を知って、「ならば行くか」という気になりました。もっとも、今日5月3日は長野方面は天気が下り坂の予報だったため、山は昨日1日の夜行日帰りにしたことも、理由の一つですが。というわけで、写真です。カメラを持って出るのを忘れたため、スマホでの撮影です。ステージまでだいぶ距離がありますが、大変な人です。毎年参加している知人によると、昨年よりはるかに参加者が多いとのことです。私と同様、大空議員の妄言がむしろ宣伝になって参加した人が多いのかもしれません。主催者発表では、参加者数5万人とのことです。私は午後1時半頃現地についたのですが、それよりはるか以前に主催者が配布していたポスターは終了してしまったようです。遠い遠い、ステージが遠い。最前列、ではありませんが、そのすぐ後ろ、辺りまでたどり着きました。ただ、通路なのでここにとどまり続けるわけにはいかず、数枚写真を撮って後方に引き返しましたが。この時、壇上では社民党の福島みずほがスピーチをしていました(個人的には一連の社民党の内紛で、いささか私の中で福島議員が色あせていますけど、それは集会とは関係のない話です)。共産党の田村委員長とれいわ新選組の議員もスピーチをしていました。なんと、このプラカードが登場!まったく見ず知らずの方ですが、通りがかりに偶然見かけて、思わず駆け寄って写真を撮らせていただきました。El pueblo unido jamás será vencido直訳すれば「団結した人民は決して負けない」一般的には濱田滋郎さんの訳「不屈の民」が日本語タイトルとして使われます。チリの民衆抵抗歌です。キッチンカーも何台か出ていました。後背にあるのが癌研有明病院です。実は、父はここで亡くなりました。入院期間は合計100日以上、ガン再発で再入院したのが1月1日の朝でした(その年、我が家に「お正月」はありませんでした)。なので、私もこの病院にはかなりの回数行っています。デモ行進にも参加しましたが、昨日山に行ったし、全行程歩くのは辛いので、途中、「ゆりかもめ」の東京テレポート駅で隊列から離脱しました。実は、ここで離脱したくなかったのですが、ここで離脱しないとその先どこで駅の近くを通るか分からなかったので。なんでここで離脱したくなかったかというと、頭上の高架通路から、右翼のおっさんがデモ隊を口汚く罵っていたからです。他にも歩道で叫んでいる右翼もいました。なので、迂回してこいらと鉢合わせしないようにましたが、杞憂だったようです。これらは警察に取り囲まれた状態だったから、何事も起きようがありませんでした。頭上からメガホンで口汚くののしっていた右翼のおっさん2人組の後ろを通った際、写真を撮多のですが、周りを取り囲む警察しか映っていませんでした(笑)もちろん、この集会に人が多く集まったから改憲が阻止できる、というわけではないのですが、そのための力の一つにはなるでしょう。改めて、改憲には反対です。
2026.05.03
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昨年夏、8人が亡くなったトムラウシ山遭難事故について、助かったガイドのインタビュー記事が「山と渓谷」8月号に掲載されていますので、さっそく購入して読んでみました。以下、インタビュー記事前半部の引用です。------------------今回の3人のガイドは、お互いに面識はありましたか?ゼロです。新千歳空港で初めて会いました。Bガイド(当時61歳・引用者注:死亡したリーダー格のガイド)はアミューズトラベルでは古株だったので、Cガイド(当時32歳)も名前は知っていたみたいですけれど。-でも、いっしょに山を歩いたことはなかった?「ない」と言っていました。-事前に電話で打ち合わせはしましたか。打ち合わせはしました。で、「当日はよろしくお願いします」と。-不安はありませんでしたか。それは不安でしたね。Bガイドが北海道の山を熟知しているなら話は別なんですが、「今回が初めてなんだ」ということを空港で聞いたんです。ガイドがまったくトムラウシを知らないんですよ。考えられない人選ですよね。「冗談でしょう。先に言ってくれよ。だったらやめてたのに。」って思いました。本当に空港から帰りたくなるくらいイヤでした。-わかっていたらやめていてましたか。イヤですね。ただ、自分の山に対する挑み方がアマかったのは確かです。いくらサブガイドというポジションでも、会社側の人間として行くわけだから、やっぱり下調べは充分にしなければいけなかったし、同行するスタッフは誰かくらいは聞くべきでした。でも、行ってしまった以上、まな板の上の鯉ですから、やるしかないと思いました。-出発前日に天気予報をチェックしたそうですね。しましたね。爆弾低気圧になるかもしれないけど、エスケープルートはあるのかという話をしていました。このコースは、一度山に入るとなかなかエスケープルートがないじゃないですか。Bガイドはそれを「イヤだな」と言ったんです。でも、そのあたりのことはCガイドに丸投げしていたと思います。-エスケープルートがないことについて、具体的な話はなかったんですか。「こういうルートがある」という説明はCガイドからあったんですが、そのルートにしてもけっこう歩きますから「これでエスケープになるの?」という話ですよね。エスケープの話は、BガイドとCガイドが中心になってしていました。「あんたはサブだから、言われたことだけやってくれ」という空気は確かに感じました。でも、それは僕もわきまえていたつもりです。自分がメインのときはサブに口出ししてほしくありませんから。そのときも彼らに任せようと思っていました。-3人の間でのコミュニケーションはどの程度だったんですか。事務的な打ち合わせ程度でした。みんな初対面ですからそんなに打ち解けるわけもないし。言ってみればその場限りのチームなので、信頼関係はなかったと思いますね。ただ、僕とBガイドは休憩時に一緒にタバコを吸うときにいくらか話をしました。Bガイドは「イヤなもん受けちまったな。こんなところにはもう来たくない」というようなことを言っていました。彼は彼なりに思うところがあったんじゃないでしょうか。そういう気持ちは僕も同じでしたけど。(中略)-翌日の行動について、3人でミーティングはしたんですか?していません。翌朝になってBガイドとCガイドが話して、出発を30分遅らせて様子を見ることになったんです。30分くらい遅らせても何も変わらないんじゃないかと思いましたけど、それは口には出していません。30分たって、どうするのかなと思って聞いていたら「行こう」ということになり、「ええっ、マジで?冗談でしょ」と思いました。-行くことにした根拠はなんだったんですか。わかりません。-天気がよくなるという予測ですか。じゃないですか。見切り発車だっだと思います。午後から快方に向かうハズだ、と。でも今の状況を見れば「この状況で行くの?」という話になるはずなのに「行こう」と決断したわけだから。「ああ、行くんだこいつら。じゃあ、行くしかないよな」という考えでしたね。出るという決断をした以上は、サポート役に徹するしかありません。-決定に従わざるを得ないという意味では、お客さんと同じような立場ですね。確かに、口を出せる立場ではありませんでしたけど、お客さんにしてみれば、僕は会社側の人間ですよね。その人間が、行くと決まったことに対して「やっぱり行きたくない」なんて言ったら、おかしな話になっちゃうじゃないですか。黙るしかないですよね。-生存者のひとりは、出発間際にあなたに「台風みたいな天気ですね」と話しかけたら「台風と同じです」と答えたと言っていました。続けて「こんな日は行きたくないわね」と話すと、あなたは何も答えなかったそうです。この天気は台風と同じだ、というのは自分の本音です。台風の日に山登りをする人がいますか?いませんよね。行ったって楽しくないし、あんな風雨のなかで稜線を越えるようなリスキーなことはしたくありません。半日待って天気がよくなるんだったら、待てばいいじゃないですか。だからBガイドが生きていれば、僕も言いたいことはいっぱいあったんです。自分の人生も、あの瞬間に変わったわけです。それはそれで僕の運命だったと思いますが、いまだに毎晩、思い出すんですよ。北沼の分岐で、女性客が僕の腕の中で亡くなったときのことを。なんであそこで出発したのか、僕も聞きたいです。-そのときの判断材料として、帰りの飛行機が決まっていることも考慮されたんでしょうか。停滞となると、飛行機を全部取り直さなくちゃならないし、翌日の宿もまた手配しなければなりません。そうしたことを考えると、多少無理しても下りたほうがいいというBガイドの判断だったのかもしれません。逆の立場で僕が添乗員兼ガイドだったらどうするかといったら、実際そうなってみないとわかりませんね。-この日の午後にはアミューズ社のツアー登山の別パーティーがヒサゴ沼避難小屋に入ることになっていました。それも出発を強行した一因になっているとお考えでしょうか。その話は聞いていましたけど、出発した要因とは思いたくないですね。-事故報告資料によると、稜線に出た時点で状況が悪ければ、天人峡へのエスケープをとらざるを得ないとCガイドは考えていたようですが。僕は聞いていません。-日本庭園のあたりでは、そうとう風が強かったそうですね。日本庭園を越えたあたりで女性客がひとり遅れはじめました。フラフラして見るからにおかしいので、肩を貸しなが「がんばって、がんばって」と励まし続けました。その時点で、恐れていたことが来ちゃったと思いました。-引き返そうと思えば引き返せましたよね。引き返せたと思います。でも、先行している人たちはとっとと行っちゃうし、追っかけるしかないですよね。-北沼に着くまでに、引き返すことは一度も考えなかったんですか?静岡のパーティーに抜かされる前、ロックガーデンのあたりの岩がゴツゴツした登りで「ヤバイよ。これマズイっすよ」と言いました。「やっぱり引き返そう」と言われるのをどれだけ待っていたか。でも「おまえ、何言っとんだ」みたいな感じでそのまま先に行っちゃったんで、「行くんだ・・・・・・」と。それ以上言っても仕方がないので、じゃあ自分のできることをするしかないなって思ったんです。(以下略)-----------------一言で感想を言うと、「赤信号、みんなでわたれば怖くない」と言うことに尽きます。以前に、カナリア諸島での史上最悪の飛行機事故について「物言えぬ職場に潜む落とし穴」という記事を書いたことがあるのですが、それと相通じるものがあるように感じました。遭難の日、出発を強行したリーダー格のBガイドも、本音では出発なんかしたくなかったのではないかと思います。事故当時の報道によると、客の間からも、ガイドに対して出発は止めた方がいいという申し入れがあったとされています。つまり、誰も出発なんかしたくなかったにもかかわらず、無理に出発して8人が遭難死という結果に陥った。「停滞となると、飛行機を全部取り直さなくちゃならないし、翌日の宿もまた手配しなければなりません。」これが決定的な要因となったのでしょう。加えて、インタビューでは「出発した要因とは思いたくない」と言うものの、アミューズ社の別パーティーがヒサゴ沼避難小屋に入るので小屋を空ける必要があったことも、大きな要因となっていたのでしょう。(「要因とは思わない」ではなく「思いたくない」という表現が、実質的にそれを肯定しているように感じられます)つまり、飛行機や宿の手配とか、後続のツアー登山の都合など、営業上の都合が、対自然の都合、安全性の都合より優先されてしまったということです。もちろん、営業行為としてツアーを開催しているのですから、営業上の都合が最優先されるのは、ある程度は仕方のないことです。でも、たとえば航空会社が悪天候のために航空便を欠航させると、営業上は大変な損害だし、客にも迷惑がかかるわけですが、だからといって、営業上の都合を最優先させて、台風直下に飛行機を出発させる航空会社があるでしょうか。そう考えると、いくら営利企業とはいえ、営業上の都合があまりに優先されすぎていた、そのためにガイドの判断が狂わされたと考えざるを得ません。結果的に8人遭難死という事態に至ったから、下山強行がいかに無謀だったかが「証明」されましたが、もし停滞して1日遅れで下山した場合はどうだったでしょう。事故の翌日は一転して晴天だったそうですから、おそらくツアー全員が何の問題もなく下山し、「停滞して日程が遅れ、飛行機の予約は取り直し、客の予定は狂い、会社は予定外の出費で損害」という結果だけが残ることになったでしょう。そのとき、「もし前日に強行下山していたら8人が遭難死という事態に陥っていただろう」なんてことを、誰も想像できないでしょう。結果として、停滞という判断を下したガイドが、会社から(場合によっては客からも)非難されることも考えられます。それによって仕事をもらえなくなったら、ということも念頭にあったかもしれません。ところで、問題の記事の最後の方で、このガイドはこのように言っています。------------------アミューズ社にかぎらず、けっこう危ない橋を渡っているツアー会社は少なくないと思うんですよ。それが幸いにも大きな事故につながらずにすんできたけれど、今回の事故ではツアー登山の危うい部分がすべて表に出たような気がします。まったくそのとおりじゃないですかね。「これはマズイでしょう」「それはちょっとあり得ないでしょう」ということが今までも多々ありました。なんでこんなリスキーなことを、このギャラでやらなければいけないんだって思ったこともあります。その上にあぐらをかいて、今度も何とかなると思っていた部分はあると思いますよ。同じような事故はほかの山でも充分に起こりうることで、それが今まで起きなかっただけのはなしです。-----------------以前の日記に書いたことがありますが、私も何度か山でツアー登山と遭遇し、「これは・・・・・・」と思ったことがあります。ハインリッヒの法則というものがあります。一つの重大事故の背後には30件の軽微な事故と300件のヒヤリ・ハットがある、という経験則です。多分、ツアー登山の世界も同じだと思われます。トムラウシの遭難事故は、おそらく氷山の一角に過ぎません。
2010.07.25
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石原慎太郎の日本よ、ふたたび 航空機産業は国家の命運を握る…MRJは米国に気兼ねせずもっと大型にすべきだった昨年の暮れ近く久し振りの国家的快挙として日本製のジェット旅客機MRJが誕生した。慶賀に堪えないが私自身にはいささかの不満がある。世界全体の需要からすれば本来ならばかつて活躍したYS11よりもう一回り大きな中小型の旅客機を作るべきだった筈だ。私は知事在任中アジアの大都市のネットワークを造り毎年一度の国際会議を催していた。アジアの大都市間で協議統合すべき問題は多々あるが、実は本当の密かな狙いは航空機を製作出来る能力を保有している国同士の連帯で一番需要の高い中小型の純アジア製の旅客機をなんとしてでも作り世界に飛ばしたいという念願だった。~インドネシアの会社のごときは同じ発想で新型旅客機の製作に手をつけていたがアメリカの強い横槍で計画は潰され訪れたバンドンの本社の前庭には完成されるはずだった新型機の外形だけのドンガラが飾られていたものだ。という経緯もあって日本の官僚たちはアメリカに気兼ねして新しいアジア製旅客機のサイズを縮小させてしまった。今回の経緯を目にして、私が思い出したのはかつて日本製のYS11が思惑が外れて生産継続が挫折したいわれは、YSの性能の良さとその売れ行きを懸念したアメリカが東南アジアで手を尽くして日本製飛行機の販路を潰したというまぎれもない事実だった。そのつぶさな実態を私は当時、商社丸紅のインドネシア支店長をしていて、後には社長になった同窓の親友鳥海からつぶさに聞かされていた。その作業に暗躍していたのは他ならぬロッキードスキャンダルで表にたったコーチャンとクラッターなどという手合いだったそうな。自動車での競争で日本に敗北したアメリカは太平洋戦争の緒戦での日本製のゼロ戦が、ドイツが自慢のメッサーシュミットが撃ち落とせなかったB17を簡単に撃墜させたトラウマを抱えていたせいで日本の航空機産業の台頭を絶対に許せずに、中曽根内閣時代に三菱重工が従来のいかなる戦闘機の性能をも上回る次期支援戦闘機FSXの計画を発表した時、強引にこれを潰してしまった。この戦闘機の性能は旋回と宙返りの直径が従来の半分でいかなる相手との空中戦で優位にたてるという絶対的なものだった。(以下略)---何と言うか、妄想だらけの文章です。MRJはYS11より一回り大きくすべきだったというのですが、言われずとも、MRJはYS11より一回り大きいのです。YS11は全長26mあまりで乗客定員は60名前後ですが、MRJは短胴型で全長33mあまりで70席クラス、長胴型(先日初飛行したのはこちらのタイプ)36m弱で90席クラス。長胴型はYS11の5割増程度の座席数になります。MRJ開発の動機には、国威発揚的な発想もあっただろうとは思いますが、どのような機体を開発するかに関しては、マーケットリサーチの上で決定されたはずです。MRJより大きな機体となると、ボーイングB737とエアバスA320シリーズという強力すぎるライバルがいて、今からそこに割って入ろうとしても、とても売れる見通しが立たないという分析が、当然あったはずです。もちろん、できるだけ燃費が低くなるようなサイズと形状、エンジンの選択という都合もあったでしょう。機体サイズを決めるのに国威発揚的発想を持ち込んでどうするの。それで売れなかったら石原新太郎が資材で赤字を補填するのでしょうか?米国がYS11の販路を潰した云々の話は、私には真偽のほどは分かりませんが、相当マユツバっぽい、とは思います。そもそも、米国は航空機大国ではあるけれど、このクラスの旅客機には力を注いでおらず、YS11のライバルに米国機はありませんでした。だから、YS11は米国やラテンアメリカでもまあまあ売れた。YS11は180機ほど製造されています。現在の基準ではあまり売れなかったように見えますが、1960-70年代当時としては、このクラスの旅客機の中ではかなり売れたほうです。当初は150機量産予定だったというから、当初予定より売れています。問題は、コストがかかりすぎたこと。売れば売るほど赤字がかさんだ。必要以上に頑丈に作ってしまったこともその原因の一つかもしれません。これらの事情を考えると、石原が主張するような経緯があったとは考えにくいし、仮にそういうことがあったとしても、YS11が失敗した原因は米国の妨害などではないと思いますけどね。「日本製のゼロ戦が、ドイツが自慢のメッサーシュミットが撃ち落とせなかったB17を簡単に撃墜させた」というのも、これはまた凄まじい妄想です。メッサーシュミットBF109は、B17をかなり撃ち落しているし、一方零式艦戦にとって、B17の撃墜はかなり困難でした。B17は高空を飛行でき、Bf109もB17と同じくらいの高高度で空戦ができたけれど、ゼロ戦は高高度飛行性能は低かったのです。かつて、総力戦とは恐ろしいものである、という記事で、連合軍のドイツと日本に対する空襲を比較したことがあります。対独空襲では、米軍機爆撃機搭乗員の戦死は8万人、イギリス軍もほぼ同じくらいで、合計16万人近い戦死者が出ているのに対して、対日爆撃での搭乗員の戦死者は4000人です。米軍だけでも20倍(連合軍としては40倍)もの開きがある。対日爆撃に投入されたB29の方が、対独空襲に使われた米軍のB17、B24、英軍のアブロ・ランカスターより新型で高性能だった点を割り引いてもなお、その差は大きすぎます。それはすなわち、防空戦闘機、対空砲火、レーダー監視網などの総合能力において、当時日本よりドイツの方がはるかに強力だったことを示しています。(必ずしもBf109とゼロ戦という、個別の機体の性能だけのことではないけれど)「中曽根内閣時代に三菱重工が従来のいかなる戦闘機の性能をも上回る次期支援戦闘機FSXの計画を発表した時、強引にこれを潰してしまった。この戦闘機の性能は旋回と宙返りの直径が従来の半分でいかなる相手との空中戦で優位にたてるという絶対的なものだった。」これまた、明らかに事実に基づかないヨタ話です。当時の次期支援戦闘機、つまり現在のF-2戦闘機ですが、この開発をめぐって、独自開発か米国との共同開発かで右往左往した事実はあります。当時、一度は独自開発の次期支援戦闘機の完成予想図がマスコミに報じられましたが、それが覆って、F16をベースに日米共同開発になりました。そうなった経緯は知りませんが、政府や防衛庁内部にも、独自開発でまともな戦闘機が作れるのかどうかを不安視し、共同開発を求める強力な意見があったことは確かです。当時現役だったF-1支援戦闘機は独自開発でしたが、あまり優れた性能ではなかったことも、共同開発に傾いた理由の一つだったのかもしれません。経緯はともかく、結果として、独自開発の次期支援戦闘機は試作機は作られていないし、設計図面すら作られてはいません。設計図も作らないうちから「いかなる相手との空中戦で優位に立てる」戦闘機が完成すると信じるのは、妄想以外の何物でもないでしょう。要するに、床屋政談の類いに過ぎないのです。それもかなり低レベルの。こんな妄想だらけの駄文でも、石原慎太郎が書くと、新聞紙面に掲載しちゃうんだから、産経新聞ってすげーなーと思います。
2016.01.19
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「レトルトを温めたお湯でコーヒー」に驚き メーカーは「禁止」「他人の常識は自分にとっての非常識」ということは、人付き合いをしていればよくあることだ。12月19日のはてな匿名ダイアリーでは、「レトルト食品を温めたお湯」という投稿が寄せられた。投稿者は友達の家に行ってレトルトカレーを食べようとした際、レトルトカレーを温めたお湯でコーヒーを淹れた友達に驚かされたという。投稿者が「いま、このお湯でカレー温めてなかった?」と聞くと、友達は「そうだよ」とさも当然のように答えたそうだ。「そんなに普通に応えられちゃうと、俺が間違えてるみたいだから、それ以上は言わなかったよ」と追求は避けたが、違和感は消えなかったようだ。~ハウス食品はサイト上で、「レトルトパウチを温めた残り湯は、他の料理には使用しないでください。パウチの成分が溶け出るようなことはありませんが、残り湯を再利用することは想定していません」と忠告している。ちなみに投稿者はその後、友人の趣味が「キャンプだか登山だか」だったことを思い出し、「だからパックご飯やレトルトカレーがあったんだと思う。それで水を大事にする癖がついているなら、俺が野暮だったかもな」と振り返っていた。他人の行動を見てぎょっとすることは誰しもあるだろうが、一呼吸置いてその背景を考えると、違う常識を持つ人への理解も進みそうだ。--- 引用記事の例も、登山が好きな人のようですけど、わたしも同じです。山では、沸騰したお湯をアルファ米に投入してから、その残り湯(足りなければ多少注ぎ足す場合あり)でレトルトを暖めて、更にそのお湯を最後にインスタント味噌汁かスープを入れます。で、食べ終わったら残りのお湯は保温ポットに戻す。または、そこに保温ポットのお湯を全部注ぎ足して、再沸騰させてからポットに戻すこともあります。そうすると、次に保温ポットのお湯を使うときに、より熱いお湯が使えるからです。限られたガス缶で暖めたお湯は貴重ですから、どうしたら一度沸かしたお湯を最大限に有効活用できるかって考えますよ。レトルトを暖めたお湯だって、熱湯消毒済(笑)だから、問題ないし。捨てる水も最小限にするために、というか、そもそも山では通常、水場はあっても「洗い場」なんてないし、洗剤も使えないから、使用済の食器はティッシュかペーパータオルで拭くだけです。拭いたティッシュペーパーはもちろん持ち帰り。わたしは軟弱登山者なので、連続テン泊は最大で3泊までしか経験がなく(それも1回くらいで、ほとんどは1泊か2泊)、それで問題が生じたことはありません。もちろん、帰宅後はちゃんと洗剤で洗いますよ。食べ残しを捨てるなんてもってのほかなので、インスタントラーメン(テン泊時はサッポロ一番を朝食にすることが多いです)は水を減らして粉末スープも減らすことが多いです。汁を飲み残すことがないようにするためです(鍋が小さい、ということもありますけど)。ただし、時々山でパスタを茹でることがありますが(湯で時間が極力短い麺と、具はレトルトです)、山でもスパゲティを茹でた残り湯は再利用せず捨てます、さすがに(笑)もっとも、山では感じないけど、家では、レトルトを温めたお湯を再利用するとアルミの香りがすることがあります。だから、家ではやりません。ましてや、来客にレトルトの残り湯を使ったコーヒーやお茶を出すのはさすがにちょっと・・・・・・。それにしても、何故山ではレトルトの残り湯を使ってもアルミのにおいを感じないのかなあ。いや、そうとも限らないか。かなり昔ですけど、職場の先輩と一緒にテン泊とき、生ビールを飲んだのですよ。「美味しいね、もう1杯ほしいねえ」「でも高いね」(その山の生ビールは1杯800円くらでした)で、缶ビールを買ってきて、生ビールを飲み干したジョッキに入れて飲んだのでした。すげーアルミ臭かった。普段そんなふうに感じることはないのですが、ジョッキの生ビールの直後に缶ビールを飲むと、こんなにアルミ臭いのか、と思ってしまいました。もっとも、この話を、高校同期のある山仲間(某飲料メーカー勤務)にしたら、「それは管理が悪くて古くなった缶ビールだよ、普通はそんなことにならない」と言われました。そうなのか。「レトルトパウチを温めた残り湯は、他の料理には使用しないでください。」とハウス食品が告知しているとは知りませんでしたが、これまでそんなことは気にしたこともありませんでしたが、これからも多分気にしないでしょう(笑)。
2018.12.23
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「戦争に行かない人は、死刑にする」 石破幹事長はこんなバカな発言をしたのか自民党の石破茂幹事長が、「戦争に行かない人は、死刑にする」と発言――参院選も後半にさしかかる中、新聞の報道をきっかけに、こんな情報が飛び交い始めた。(中略)7年以下の懲役・禁錮では甘すぎると主張発端となったのは、東京新聞の2013年7月15日付朝刊だ。(中略)記事は、テレビ番組「週刊BS-TBS編集部」で4月21日放映された石破幹事長のインタビューをいわば蒸し返す形で構成されている。石破幹事長はその中で、「国防軍に『審判所』という現行憲法では禁じられている軍法会議(軍事法廷)」の設置を強く主張、「死刑」「懲役300年」など不穏な単語を連発させたという。(中略)ここから、問題の箇所だ。まずは、現状について、自衛隊員が一般法によって裁かれていることに触れ、その罰則が甘すぎると主張する。「今の自衛隊員の方々が、『私はそんな命令は聞きたくないのであります。私は今日を限りに自衛隊員を辞めるのであります』といわれたら、ああそうですか、という話になるのですよ。『私はそのような命令にはとてもではないが従えないのであります』といったら、目一杯行って懲役7年なんです(編注:自衛隊法の刑罰の上限は『7年以下の懲役・禁錮』)」「死刑になるくらいなら出撃しようということに…」続けて、「これは気をつけて物を言わなければいけないんだけど」と前置きし、「人間ってやっぱり死にたくないし、ケガもしたくないし、『国家の独立を守るためだ! 出動せよ!』というときに、『でも行くと死ぬかもしれないし、行きたくないな』という人はいない、という保証はどこにもない」と、自衛隊にもいざとなると「出撃拒否」が起こる可能性があると話す。そしてこうした事態を防ぎ、自衛隊の規律を維持するためには、軍法会議設置による命令違反への厳罰化が必要だと説く。「だからそのときに、それに『従え! それに従わなければその国における最高刑である』――死刑がある国は死刑、無期懲役なら無期懲役、懲役300年なら300年(と決まっていれば)――『そんな目に遭うくらいだったらば、出動命令に従おう』という(ようになる)」確かに石破幹事長は、軍事法廷の設置と、その最高刑として死刑もありうる、との見解を示している。ただし一部の人々が誤解しているように、これは「兵役拒否=死刑」という話ではない。すでに自衛隊(国防軍)に入った人のみが対象だ。ちなみに石破幹事長は、2010年のブログで、自衛隊がいずれも「複雑かつ精密なコンピューターの塊のような装備・システムで運用されて」いることなどを理由に、「玉石混交」の人材を集める徴兵制にははっきり反対を明言している。「敵前逃亡」は米陸軍では「最高で死刑」(以下略)---いろいろと言葉をオブラートで包んでみても、結局有事に出動を拒否するような自衛官は死刑にしろ(という法改正をすべき)と言っていることに間違いはありません。石破は「今の自衛隊員の方々が、『私はそんな命令は聞きたくないのであります。私は今日を限りに自衛隊員を辞めるのであります』といわれたら、ああそうですか、という話になるのですよ。」と発言しているそうですが、これは明らかにウソです。自衛隊法には、自衛隊の任務の遂行に著しい支障を及ぼす場合は退職を認めない規定があるのです。(退職の承認)第四十条 第三十一条第一項の規定により隊員の退職について権限を有する者は、隊員が退職することを申し出た場合において、これを承認することが自衛隊の任務の遂行に著しい支障を及ぼすと認めるときは、その退職について政令で定める特別の事由がある場合を除いては、任用期間を定めて任用されている陸士長等、海士長等又は空士長等にあつてはその任用期間内において必要な期間、その他の隊員にあつては自衛隊の任務を遂行するため最少限度必要とされる期間その退職を承認しないことができる。 つまり、「有事」の際は退職をさせないことが可能で、それで逃亡すれば、懲役3年から最大7年(防衛出動命令時)ということになります。現役隊員だけでなく、予備自衛官、即応予備自衛官も、防衛招集命令を受けて出頭しないと懲役3年。石破は防衛政策に精通している人物ですから、そんなことは知っているはずです。知っていてウソをついているとすれば、かなり悪質。実は、旧軍の海軍刑法・陸軍刑法でさえも、戦場での逃亡は最高刑が死刑だったけど、最前線以外は、やはり最高刑は懲役7年なのです。陸軍刑法第75条故ナク職役ヲ離レ又ハ職役ニ就カサル者ハ左ノ区分ニ従テ処断ス1敵前ナルトキハ死刑、無期若ハ5年以上ノ懲役又ハ禁錮ニ処ス。2戦時、軍中又ハ戒厳地境ニ在リテ3日ヲ過キタルトキハ6月以上7年以下ノ懲役又ハ禁錮ニ処ス。3其ノ他ノ場合ニ於テ6日ヲ過キタルトキハ5年以下ノ懲役又ハ禁錮ニ処ス。石破が言うような状況、つまり「行くと死ぬかもしれないから行きたくない」という場面(最前線に行く手前の段階)では、戦前の日本でも死刑はないのです。余談ですが、旧日本軍では、下士官兵の敵前逃亡には厳しかったけれど、高級軍人の敵前逃亡には大甘でした。有名なのはフィリピン戦の真っ最中にルソン島から台湾に逃亡した第4航空軍指令富永恭次と、ビルマから飛行機で逃亡したビルマ方面軍指令木村兵太郎中将。2人とも処罰もされず、木村中将にいたっては逃亡後に大将に昇進しているのです。もっとも、木村は戦後に東京裁判でA級戦犯として死刑になりましたが。もうひとつ、記事には米軍の敵前逃亡は死刑とあります。確かにそうなのですが、実際には第二次大戦中に1人だけ銃殺刑になった例があるものの、それ以外は過去100年間で死刑の適用例はないそうです。そして、米軍の脱走兵は非常に多い。ベトナム戦争中は年間に3万人の脱走兵が出たこともあるし、イラク戦争でも累計2万人以上の脱走兵が出ています。あまりに脱走兵が多くて、捜査もあまり行われていないようです。したがって、捕らえられることもまれ。自衛隊(旧軍も)は、逃亡から3日経つと処罰の対象ですが、米軍では30日以上。それ以前に戻ってくる脱走兵は、軍法会議にもかけられません。北朝鮮の拉致被害者曽我ひとみさんの夫チャールズ・ジェンキンス氏は、米軍の脱走兵で、朝鮮半島の軍事境界線という最前線から40年間逃亡し続けましたが、処罰は禁固30日。(朝鮮半島は、朝鮮戦争が停戦のままで正式に戦争終結していないので、建前上は戦争中の最前線です)米軍だって、脱走兵に対する対応はその程度なのです。その現実を踏まえれば、脱走兵に死刑とか懲役300年とか、そういう主張は明らかに穏当を欠く、いや、異常な内容と言うべきでしょう。
2013.07.17
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菅内閣の支持率、48%に上昇…読売世論調査読売新聞社が5~7日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は48%となり、前回(2/5~7調査)の39%から9ポイント上昇した。不支持は42%(前回44%)だった。支持が不支持を上回るのは、昨年12/26~27の調査以来。前回調査の時点と比べ、新型コロナの新規感染者数が減少し、感染状況が落ち着いていることを反映したとみられる。政党支持率は自民党40%(前回37%)、立憲民主党6%(同5%)などの順で、無党派層は42%(同42%)だった。---48%という支持率は、それほど高いものではありませんが、それでも先月よりも9ポイントも支持率が上がった、支持率が不支持率を上回ったというのは、私にとっては絶句です。現状の政治状況のどこを評価すれば、支持率が不支持率を上回ることができるのか、私には分かりません。首相の息子が務める東北新社による総務省への接待攻勢とか、河井夫妻の選挙不正(河井は菅の子飼いの政治家)などスキャンダルまみれの上に、では、そんなスキャンダルなどかすむくらい経済状態が良いのかと言えば、その正反対です。このガタガタの経済状態の中、何故か好調だった株価についても、この数日に限れば急降下しているし、コロナ対策も右往左往、この政権の、いったいどこに評価するところがあるのか。もちろん、私はハナから自民党は大っ嫌いという先入観があるることは自覚していますが、それにしたって、「菅政権のここが素晴らしい」「ここが評価できる」という話を、ついぞ聞いたことがない。まだしも安倍は(いうまでもなく私は大嫌いですが)私の対極にある主張も持ち主たちによって熱く支持されてきたことは否定できませんが、そういう種類の人たちが菅も引き続き熱く支持しているようには見えません。前述のとおり、私は自民党は大嫌いですが、仮にどうしても自民党の中で人を選ぶとしても、もう少しマシな人物はいるんじゃないの?と思うんですけどね。でも、冷静に考えると、これはある意味必然なのかもしれません。ここでもうちょっとマシな選択ができているようなら、バブル崩壊後の日本は、ここまで沈没して来なかったでしょう。高度経済成長を成し遂げたのも自民党ですが(もっとも、その当時の自民党の少なからぬ部分は、後に自民党を割って出ている)、それ以降下り坂の日本を先導してきたのも自民党。現在のコロナ禍こそ全世界の問題ですが、バブル崩壊後の経済低迷を全体としてみれば、ほぼ日本だけの沈没現象です。この間、1年にも満たない日本新党と3年あまりの民主党政権時代を除き、自民党が、この「成果」を成し遂げてきました。日本人は地獄の底まで自民党について行きたいのかもね。安倍政権もそうだったけど、これほどまでにスキャンダルと政策ミスを繰り返し、経済状態という成果もガタガタの状態で、他の国なら、いや、10年前までの日本だって、ここまでくれば政権は吹っ飛びます。ところが今の日本では、ここまでやっても政権はひっくり返らない。何やっても政権を失うことまではないという安心感(?)があるから、この状態でもなお、自民党内にさほどの反省も、危機意識も、自浄作用も表面化してこない。このまま行けば、日本という国は地獄の底まで、自民党と心中し続けることになるかも知れません。私としてはごめん被りたいけれど、何を言ったって何も変わらない、なるようにしかならない、という絶望感、諦めに近いものもあります。政治に真剣に何かを期待しても、どうせ思うようにならずあとで失望するくらいなら、最初から期待なんか抱かない方が精神衛生によい、という感覚すら生じています。簡単にいえば、醒めてしまっている状態。ひょっとしたら私だけではないかもしれませんね、少なくない人がそう思っているのかもしれません。みんながそう思ってしまっているからこんな状況になっているのだとしたら、そんなことをいっている場合じゃないだろう、とも思うのですが、どうにも奮い立たない。こればっかりはどうしようもありません。
2021.03.09
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コムアイ、参政党に言及「オーガニック志向だし」「わかるよ?わかるけどさ!」自身の支持政党明かす「水曜日のカンパネラ」の元ボーカルでアーティストのコムアイが、インスタグラムのストーリーズで参政党について言及した。コムアイは「参政党否定ばっかりしてきたけどさ」「私かなり参政党支持層と近い好み持ってるんだよね」「こんなこと書いたらこっちきなよって言われそうなくらい笑」と切り出した。「ワクチンなるべく打ちたくないし(子どもの頃からずっと嫌い)」「オーガニック志向だし」「抗生物質も五年に一度くらいしか飲まないし(腸内環境を維持するため)」「国内ではないけど自然出産だし」「日本の伝統文化に誇り持ってるし習ってるし」と参政党と親和性が高い点があることを認めつつ、「わかるよ?わかるけどさ!って気持ち」「でも私にとって、たとえば野菜は在来種食べたいことと日本人ファーストって言えちゃうことは全然話が違う」「外国人やLGBTQを条件付きで受け入れようとする姿勢も差別的で無理!」「新憲法内容も無理なもの多過ぎて吐きそうで省略するけど」と性的少数者や外国人を受け入れる姿勢を見せない参政党にNOを突き付けた。「政治思想は趣味志向と別で育ててきたものなのかも?と気づく、同じと思ってきたんだけどな?」「ナチスが最初聞こえがよいことで支持を集めたその内容をふわっふわっと思い出すんだよね」「だから無理!ってセンサーが働く」と支持を伸ばす参政党をナチスになぞらえた。「でも私の周りではこの政治思想と趣味志向の組み合わせの人 結構いると思ってて」「自分でねじれに思うのも変なことだし リベラル側がいろんな人たちを取り込んで来れなかったことを考えないと長期目線では否定ばっかじゃ進めないというか面白くないなと思う」と既存のリベラル政党が広く支持を集められてこなかった点にも言及し、「新党じゃないと無理?」「でもとりあえず批判大事!」とつづった。続けての投稿では「~私が今回共産入れるけど社民もありだと思う」と共産党へ投票することを明言し~た。---なるほど。コムアイと言えば、私にとっては(元々は森口博子の持ち歌ですが)この曲です。水の星に愛をこめて(機動戦士ガンダムThe Origin・エンディングパーション)リベラル志向の方だとは、まったく知りませんでした。考えて見ると、元々は少なくとも日本ではオーガニック志向、食品添加物懐疑といった傾向(最近の言い方だと「意識高い系」になるのでしょうか)は、左派、リベラル派との親和性が高いとみなされていました。反ワクチンも、コロナ騒動の最初期には、左派系、リベラル系の主張というイメージ(実態はともかくイメージだけは)がありました。で、実際のところ、左派系でそのようなイメージをある程度体現しているのかれいわ新選組であろうと思います。参政党という、極右側からオーガニック志向、食品添加物懐疑、反ワクチンなどを叫ぶ政治勢力が出てくると、それまで登り調子だったれいわ新選組がかなり支持率を減らす事態となっています。れいわの支持層の一部が参政党に移ってしまったことが示唆されています。れいわも、若干政治的左右が明確ではない要素があるものの、基本的には左派、リベラル派勢力に属すると思いますが、その支持層は、必ずしも左派、リベラル的な側面を全面的に支持していたわけではなかった、ということなのでしょう。なので、コムアイ氏が「こんなこと書いたらこっちきなよって言われそうなくらい笑」と書くのは、なんとなく分からないこともありません。実のところ、私の相棒もやや反ワクチン的(私や子どもがワクチンを打つことに反対するような狂信的タイプではありませんが)だし、オーガニック志向、スピリチュアル志向、やや陰謀論的な側面など、世の平均値よりは強めに持っています。そんな相棒は、今も熱心に共産党に票を投じています(「れいわ」に入れたときもあるようですが)。私自身は、何度か書いているように、松竹氏除名騒ぎで共産党に対して醒めてしまい、もはや「たまに投票することがある」という以上の熱意は喪失していますが、相棒の方はいまだに熱意を維持しているようです。でも、参政党の主張を見ていると、なんとなく、相棒の志向と「紙一重」とまでは言いませんが、相通じるものがなくはないな、と思えてしまうのです。もちろん、相棒は極右的価値観には一切親和性がないので、相参政党支持に鞍替えするようなことはないと思いますが。れいわ支持層があっという間に参政党に流れてしまったというのも、そういうことなのかなと思います。そして、「 リベラル側がいろんな人たちを取り込んで来れなかった」というコムアイ氏の指摘は、そのとおりだろうと言わざるを得ないでしょうね。
2025.07.09
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尖閣「中国が所有したっていい」 農水政務官が発言鷲尾英一郎農林水産政務官は9日夜、都内で開いた自身の政治資金パーティーで、沖縄県・尖閣諸島について「尖閣諸島は日本の領土だ。誰が所有しようと関係ない。語弊はあるが中国政府が所有したっていい」と述べた。誰が所有者かということより、固有の領土として尖閣諸島を守る体制強化の方が重要だとの認識を示した発言だが、中国による尖閣購入を容認したとも受け止められかねず、誤解を招く恐れがある。政府はすでに尖閣諸島の国有化を閣議決定しているが、鷲尾氏は「誰が所有するかの問題ではない。(中国が所有するなら)日本の登記簿に中国政府と書いてもらったらいいだけの話だ。日本の領土として、われわれが断固たる決意のもと島を守り抜くことが大事だ」と述べ、海上警察権の強化などに取り組む必要性を訴えた。---これ以上中国との間で対立を拡大するのが望ましいとは思えないのですが、産経新聞の批判は、そっちの方向ではなく、「中国による尖閣購入を容認したとも受け止められかねず」という方向にあるようです。それは、ものすごく頓珍漢な批判としか思えません。土地の保有者が誰かと、どこの国の領土なのかは、まったく別の問題なので、この点に関する限り、鷲尾英一郎の言い分はまったく正しい。以前、石原都知事が尖閣諸島購入をぶち上げたとき、その問題を記事に取り上げたことがあります。そのコメント欄のやり取りで、中国が尖閣購入に350億円を提示したという地権者の弟の証言を取り上げて、中国側の動きはかなり挑発的だというコメントがありました。それに対して、私は以下のように回答しています。金で購入しようと画策することのどこが挑発的ですか。むしろきわめて穏便な策ですよ。金で買収しようとするということは、その地権者の所有権を認めている=日本における土地の登記の正当性を認めているということを意味しています。言うまでもなく、その土地の所有権が誰にあるかと、その土地がどこの国の領土であるかは別の問題です。中国政府が千代田区の土地を購入したからといって、その土地は中国の領土になるわけではありません。尖閣諸島も同様です。 中国が350億円で尖閣諸島を購入しようとした、というのは、今のところ地権者(売却済みなので、元地権者ですが)の弟だけが言っている話です。上記コメントで指摘したように、中国政府が尖閣諸島を購入するというのは、日本の国内法による土地の登記を認めるという意味であり、それはすなわち日本の領土であると認めるということです。領有権問題で負けを認めるに等しいそんな行為を中国政府が行うとは考えがたいので、この話は、買い取り価格のつりあげを狙った地権者側のブラフの一種だろうと私は推測しています。現実問題として、政府は尖閣諸島購入の契約を締結して国有化を行ったと、9月11日に報じられています。誰がいくらお金を積み上げたところで、もう尖閣諸島を買い取ることは不可能になっているのです。その状況を踏まえて、あえて「中国が所有したっていい」と言っているのは明らかです。
2012.10.10
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女子マラソン記録の新規定、ラドクリフらが反発国際陸連が今年8月に導入を決めた、男女混合での女子マラソンなどの記録を世界記録と認めず、「世界最高記録」扱いとする新規定が波紋を呼んでいる。先週には、女子マラソン世界記録保持者のポーラ・ラドクリフ(37)(英)が国際陸連会長へ再考を直訴するなど、記録論争の行方が注目される。国際陸連は、男女混合のロードレースでは女子が男子の助力を受けるとし、記録は「最高記録」扱いとする新規定を導入した。女子単独で樹立した従来の世界記録との2本立てで、来年1月から使い分ける。現在の世界記録は、ラドクリフが2003年に男女混合レースでマークした2時間15分25秒。しかし、新規定では、2分以上遅いラドクリフの3番目の記録、2時間17分42秒となる。日本記録への影響も大きい。現在は野口みずき(シスメックス)が05年のベルリンでマークした2時間19分12秒だが、日本歴代2位となる04年の渋井陽子(三井住友海上)、01年に世界で初めて2時間20分の壁を破った同3位の高橋尚子の歴史的記録も日本記録とは認められない。日本陸連は対応を保留しているが、世界陸連の新規定では、日本記録は野口の2番目の記録、2時間21分18秒へ変わる。これに対し、国際マラソン・ロードレース協会(AIMS)とワールド・マラソン・メジャーズは9月中に反対の立場を表明。13日に国際陸連のディアック会長に再考を直訴したラドクリフは、「多大な努力を払い、規則に従って自分の力で出した記録を後で価値がないと言うのは公正じゃない。これは世界中の女性の大問題」と語り、会長の反応を「理解してくれたと感じた」と語った。-----私の記憶では、マラソンはコースごとの条件差が大きいため、以前は「世界記録」は公認されず、「世界最高記録」しか認定されていなかったと記憶しています。世界記録が認定されるようになったのは、比較的最近のことではなかったでしょうか。それはともかくとして、確かに混合レースで女子の有力選手に男子のペースメーカーが付く場合、数人のペースメーカーが周囲をぐるりと取り囲んで走るのは、果たしてどうなの?という気がしないわけではありません。ただ、そこから一足飛びに男女混合レースの女子の記録は世界記録と認めない、というのは飛躍がありすぎるように私は思います。何も手を引っ張られて走っているわけじゃないのです。ペースメーカーが付いていても、走るのは本人なんだから。それに、男同士、女同士のペースメーカーなら良いのでしょうか。オリンピックは例外として、世界のトップレベルの選手が出場するマラソン大会では、ほとんどペースメーカーが付きます。当然、同性同士の場合は、ペースメーカーの脚力は対象選手を上回ることはありませんから、30キロとか35キロあたりまで走ったところで役目を終えるわけですが、時々、ペースメーカーの脚力が出場するトップクラスの選手を上回っていて、役割を終えた後もそのまま走り続けて優勝しちゃった、なんてハプニングも起こるわけです。ただし、ペースメーカーの契約内容によっては、完走してはいけない、という条件になっていることもあるようですが。同性のペースメーカーが良くて、異性のペースメーカーはダメ、という根拠がどうも薄弱なように思えます。現実問題として、こういう規定になると、男女混合レースの女子部門は、トップアスリートの出場するレースとしての意味を失ってしまいます。そこでどんな記録を叩き出しても世界記録・日本記録としては公認されないなら、トップクラスのランナーが出場する意味がないからです。そのレースでオリンピックや世界陸上の出場権が決まる、というなら出る意味はあるかも知れませんが、そうでなければ、男女混合大会の女子部門は、市民マラソン以上の意味を失ってしまいます。それでいいのかな、というのは強い疑問を感じます。ま、エラソーなことを書いても、私はフルマラソンなんて走ったことはないですけどね。(ハーフマラソンが最長記録です)ちなみに、私が初めて出た市民マラソン大会(20km)の優勝者(男子)は、私が折り返し点に到達する遙か以前に、まるで機械人間のようなすごいペースですれ違っていきました。「さすがに優勝する人は違うなあ」と思ったものです。ところで、同じ年にバンコク・アジア大会で彗星のごとく現れたすごい女子ランナーがいました、高橋尚子選手です。そのときのタイムは、確か2時間21分台でしたが、ラップを調べたら、20km通過タイムが、私がすれ違ったその優勝者のタイムより速かったのです。男子20km対女子フルマラソンの20km通過タイムなのに、ですよ。確か、10秒くらいの僅差ではありましたけど。世の中、機械人間の上の機械人間がいるんだなあと、そのとき痛感しました。というか、世界のトップアスリートはそれだけレベルが高い、ということなんでしょうね。
2011.10.18
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愛知沖でメタンハイドレート試掘…2月中旬にも政府は18日、日本の排他的経済水域(EEZ)内である愛知県渥美半島の南方沖70~80キロ・メートルの海底で、2月中旬をメドにメタンハイドレート掘削試験に入る方針を固めた。次世代のエネルギー源として期待されるメタンハイドレートの海底掘削を本格的に実施するのは世界で初めて。政府は来年には実際に採掘し、ガスを生産する試験を行う予定だ。今回掘削を行う周辺海域には、日本の天然ガス消費量の十数年分と見込まれる約1兆立方メートルのメタンハイドレートが埋蔵されているとみられる「東部南海トラフ海域」があり、掘削試験の対象地点として有望だと判断した。2011年度予算に関連経費として89億円を計上している。液化天然ガス(LNG)は09年度の国内の発電電力量に占める割合が29・4%で、原子力(29・2%)や石炭(24・7%)、石油(7・6%)を上回っている。東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、政府は原子力発電への依存度を長期的に下げる方針で、メタンハイドレートの商業化が実現すれば、我が国の電力供給体制の安定化に大きく貢献することが予想される。◆メタンハイドレート=メタンガスと水が結晶化した氷状の物質。深海底や永久凍土層のような低温高圧の地中に分布しており、1立方メートルあたり160~170立方メートルのメタンガスを含んでいる。普段は固体の状態となっているうえ、不安定で気化しやすいため、採掘が難しい。-----以前から何度か、天然ガス(主要成分はメタン)は二酸化酸素の放出量が少ない、ということを書いています。CO2の放出量は石炭>石油(重質油>軽質油)>メタンですし、加えてメタンガスは公害の発生源となる硫黄そのほかの混ざり物が少ないので、いわゆるクリーンなエネルギーでもあります。だから、化石燃料に中では天然ガスをもっとも重視すべきです。が、ひとつだけ重大な注意点があります。それは、天然ガスが完全燃焼した場合はCO2の発生量が少ないけれど、完全燃焼しなかった場合は話がまったく変わってくる、という点です。メタンそのものには、CO2の20倍以上という猛烈な温室効果があります。つまり、メタンが燃焼しないで大気中に放出されると、CO2よりも激しい温室効果を招く危険がある、という点です。記事にあるように、メタンハイドレートは「不安定で気化しやすい」ものです。これがいっせいに気化してしまうと、どういうことになるでしょうか。地球45億年の歴史の中で、生物の大量絶滅が何度も起こっています。その中でも史上最大とされる大量絶滅は、今から2億5千万年前、ペルム紀(二畳紀)と三畳紀の境目で起こりました。この大量絶滅については以前に記事を書いたことがありますが、陸上生物の7割、海洋生物では、属のレベルで8割以上、種のレベルでは95%が絶滅したと推定されています。ほとんどの生物が根こそぎ絶滅したと言って良いでしょう。われわれ人類(哺乳類)の遠い遠い祖先に当たる、哺乳類型爬虫類も、ペルム紀には大繁栄していましたが、このときにごくわずかの種を残してほとんど死に絶えてしまいました。(生き残ったわずかな種から、現在の哺乳類が進化した)この大量絶滅がなぜ起こったのか。第一に、猛烈な火山活動です。この時期に噴出した溶岩が、現在のシベリアに残されています。シベリア洪水玄武岩と呼ばれる溶岩の面積は150万平方キロ、日本の5倍以上に達します。しかも、これは現在まで残っている部分で、当時溶岩に覆われた面積は、それよりはるかに広かったという推測もされています。もうひとつ、おそらくは海底でも激しい噴火活動が起こった結果、溶岩がメタンタイドレート層に触れたことによって、メタンハイドレートが猛烈な勢いで気化して大気中に噴出したのではないかと推測されています。ひとたびメタンハイドレートが噴出すると、メタンの温室効果によって温暖化する、温暖化することでさらにメタンハイドレート噴出の連鎖反応が起こる、という悪循環に陥ったと思われます。その結果起こったのは、ます猛烈な温暖です。前述のとおりメタンにはきわめて強い温室効果がありますから、これが噴出することによって気温が上昇したのです。そしてもうひとつが、噴出したメタンガスと酸素が反応したことによる、大気中および海中の酸素濃度の急低下です。現在の地球大気の酸素濃度は約20%ですが、ペルム紀の地球の酸素濃度は30%にも達したと推定されています。それが、ペルム紀末期に急降下して、10%ほどになってしまいました。そこから徐々に増えていって、現在20%ですから、ある意味では、地球大気はペルム紀末期の大絶滅の影響から完全には脱していない、とも言えるのです。(ただし、われわれ人類は20%の酸素濃度の世界に生まれたので、酸素濃度が30%にもなったら健康に悪影響が及ぶ可能性がありますが)同様に、海中からも酸素が急減、海中無酸素状態に陥ったと推定されています。実は、メタンハイドレートの暴墳はこのときだけではなく、ずっと新しい時代、約5500万年前の新生代第三紀暁新世と始新世の間でも起こっています。このときも、やはり地球は急激な温暖化にさらされています。ただ、2億5000万年前ほどの規模ではなかったようですが。さて、最初の話に戻ります。われわれ人類は、このメタンハイドレートについてどれだけのことを知っているでしょうか。そして深さ数百メートルの海底に眠るメタンハイドレートにもしものことがあった場合、それを抑えるすべを持っているでしょうか。いずれも、答えはNoです。わかっていることは、メタンハイドレートは深海の冷温と高圧の下で固体になっているけれど、常温常圧では気化してしまうこと、いわゆるガス田のように地下に眠っているのではなく、海底に直接降り積もっている状態(その上に土砂が多少積もっている程度)であること、したがって、一歩間違えればメタンの噴出を招く恐れは多分にある、ということです。そしてもうひとつ、天然ガスは石油と比べても埋蔵量が豊富で、あわててメタンハイドレートの開発をしなければ枯渇する恐れがあるわけではありません。それらのことを考えると、メタンハイドレートに手を出すのは非常に危険としか思えません。
2012.01.19
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今日は、焼岳登山の最終回をアップしようと思っていたのですが、安倍がふざけた記者会見をやったらしいので、焼岳の前に私の頭が噴火しちゃったので急遽予定変更。焼岳は次回にします。安倍首相「この解散は国難突破解散だ」 会見で述べる安倍晋三首相は25日午後6時から記者会見し、28日に召集する臨時国会の冒頭で衆院を解散すると表明した。「この解散は国難突破解散だ。急速に進む少子高齢化を克服し、我が国の未来を開く。北朝鮮の脅威に対し、国民の命と平和な暮らしを守り抜く。この国難とも呼ぶべき問題を私は全身全霊を傾け、国民とともに突破していく決意だ」と述べた。首相は、核・ミサイル開発を進める北朝鮮を非難したうえで、「民主主義の原点である選挙が、北朝鮮の脅かしによって左右されることがあってはならない。こういう時期にこそ、選挙を行うことで北朝鮮問題への対応について国民に問いたい」と強調。「選挙で信任を得て、力強い外交を進めていく」と述べた。---国難突破解散だそうです、笑わせてくれます。否応なく来年の12月には衆院の任期切れが来るわけですが、それを1年2ヶ月早めて、今解散する大義名分には、まったくなっていません。3.11の震災は、まさしく「国難」でした。あの年の4月には統一地方選が予定されていましたが、被災した岩手・宮城・福島の3県の統一地方選は9月に延期されています。本当に「国難」だったら、そんな時期に政治的空白をつくるべきではないのであって、実際には国難なんかじゃないからこそ解散するんでしょーが。「民主主義の原点である選挙が、北朝鮮の脅かしによって左右されることがあってはならない。こういう時期にこそ、選挙を行うことで北朝鮮問題への対応について国民に問いたい」これもまた、滅茶苦茶な理屈です。北朝鮮が脅かしているときに選挙をやれば、選挙はそれに左右されるに決まっているではないですか。選挙が北朝鮮の脅しに左右されないための唯一確実な手段は、北朝鮮が脅かしていないときに選挙をやることです。実際には、これも「北朝鮮の脅かしによって安倍政権に有利なように選挙結果が左右されそうだ」ということでしょう。要するに、「今選挙をすれば勝てそうだから解散する」という理屈でもなんでもない党利党略に、一生懸命化粧を施してごまかそうとしているだけのことなのです。で、別報道によれば、勝敗ラインは「与党で過半数」だそうです。そりゃ、負ければ責任を追及される立場としては、勝敗ラインはできるだけ低く設定したいのは当然でしょう。ただ、現実に「与党で過半数」は勝敗ラインではありません。そんな議席数だったら、自民党は大敗北です。現在の自民党の議席数は288、公明党は35、合計323です(定数475議席)。自公で過半数というのは233議席です(定数は10減で465議席)。定数が10議席減ることを考慮しても、90議席も減らしたら、「大敗」以外の表現はありえないでしょう。解散しなければあと何ヶ月か議員の身分でいられたはずの与党議員を大量に「失業」(?)させるのですから、党内が収まるわけはありません。ところで、安倍応援団の産経は、こんなことを書いています。「解散に大義などない」と批判する野党議員ら だが、数カ月前には「早く解散しろ」と言ってませんでした?数ヶ月前には野党も「早く解散しろ」と言っていたではないか、というのですが、「昨日正しかった戦略が今日も正しいとは限らない」という言葉もあります。(田中芳樹の「銀河英雄伝説」の中に出てきた台詞です)数ヶ月前、日本の上空を北朝鮮のミサイルは通過していませんでした。そのときと今とでは、日本をめぐる状況は違い、取るべき選択も変わってくるはずですから、それに伴って野党の主張が変化するのは不思議なことではありません。しかし、産経は「野党は昨日主張していた戦略を今日も貫徹しろ」というのです。つまり、「昨日と今日」に、実際にはたいした差はないのだと、産経も暗に認めている、ということでしょう。
2017.09.25
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自民、「多用途母艦」導入を提言=防衛費、対GDP2%めど自民党は25日、政府が年末に改定する防衛大綱と中期防衛力整備計画(中期防)に向けた提言をまとめた。戦闘機の発着が可能な「多用途運用母艦」の導入検討や、NATO加盟国が目標とする「GDPの2%」を参考とした防衛費増額を求めた。月内にも政府に提言する。多用途運用母艦は、陸上の滑走路が使用できない場合の代替や、災害時の救援活動の拠点としての活用を想定し、戦闘機が発着可能な空母の役割も担えるとの位置付けだ。3月に発表した提言骨子では「多用途防衛型空母」としていたが、党内で「『空母』の表現は誤解を招く」との異論が出たため改めた。---現在の防衛費は、GDP比で1%弱なので、自民党の主張はそれを一挙に2倍に増やせ、というものです。これがもし、「社会保障費を2倍に増やせ」「公共工事費を2倍に増やせ」だったら、世のネトウヨや競争原理主義者が「ポピュリズムだ」「バラマキだ」と大騒ぎをするでしょう。2倍どころか、5兆円増やすだけでも(防衛費を2倍に増やすとは、額としてはそういうことです)同じようなことを言うでしょう。それなのに、防衛費だけは、2倍に増やすと言われても文句を言わないとすれば、不思議なものです。私は、自衛隊は現状の日本にとっては必要と思ってはいます。だけど、日本の国土と安全を守る、という目的から考えて、現在の規模や予算は十分すぎるもので、全体としては縮小の余地こそあれ、拡大の必要はないと考えます。もちろんそれは全体としての話であって、個別には充実の必要のある装備、老朽化して更新の必要な装備はあるでしょうが。そうでなくても財政赤字の深刻な今の日本、いったいどこから5兆円のお金が湧いてくるのでしょうか。国債の増発でしょうか。外国に攻め込まれて国が滅びるより、財政破綻で国が滅びる可能性の方が高いように思いますが。自民党がこんなことを言い出した背景には、米国からの、防衛費を増やせという圧力があるのでしょう。しかしそれは日本を防衛するためではなく、米国の世界戦略の一環として、そのお先棒担ぎのための装備を増やす、ということです。加えて、米国の要求の背景には、日本が日米安保体制に固執して、その前提の中で中国や北朝鮮との対決姿勢を取ろうとする態度があります。トランプ政権は、経済的にはともかく、軍事的に中国や北朝鮮と戦争しよう、なんて気はありません(そして、経済面では中国も日本も、トランプにとっては同列です)。それなのに、日本政府だけが、冷戦時代の思考のままに、中国は不倶戴天の敵だから、米国の威を借りて対決姿勢を取ろうとする。それだったら手前がまっと金を出せ、と言われているのが現在の状況です。要するに、日米安保体制絶対、という固定観念に縛られて、そこから一歩も抜け出そうという発想すらないわけです。加えて、日本の国力が減衰期に入っているのに、強力な敵と正面からことを構える準備をしよう、という発想も抜けない。強力な相手に対して、正面から対峙するような愚を避ければよいだけの話なのに。もちろん、だから非武装でよい、とは言いません。しかし、少なくとも日中の通常戦力を比較して、日本が中国に攻め込むというならいざ知らず、中国が日本の領海領土に侵攻するのを排除するのに、現状の自衛隊の力は十分なものです。第二次大戦型の、何年にもわたる全面戦争でなければ、ですが。(そんなものに、日本はもちろん、今の中国だって耐えられはしません)どう転んでも、防衛費を2倍に増やして、国民の大多数が幸せになることはないでしょう。
2018.06.05
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今月の野鳥写真第1弾です。まず、お正月早々1月3日に三番瀬海浜公園に行きました。特に珍しい鳥はいませんでしたが、定番のシギチドリ類が沢山いました。ハマシギハマシギの群れ。寒いので体を膨らませて、頭を羽の中に突っ込んでいます。まんまる太郎のシロチドリミヤコドリも沢山いましたが、みんな頭を羽に突っ込んで休憩中でした。ダイシャクシギ。葛西臨海公園では何度もダイシャクシギを見ていますが、三番瀬で見るのはこのときが初めてでした。ミユビシギ続いて1月6日葛西臨海公園。鳥類園のブログでキクイタダキがいるとの記事を見て、早速行ってみたら遭遇しました。ただし、動きが早い上に、明るいところに出てこないので、まともな写真はほとんど撮れませんでした。キクイタダキ。日本で最小の鳥の一種です。(もう1種、ミソサザイも同大)キクイタダキ。私はてっきり「木喰い叩き」だと思っていたら、何と全然違って「菊頂き」なのですね。頭のてっぺんが黄色いことから、頭に菊の花がある、ということです。キクイタダキ。メジロと入り混じっていて、しかもすばしっこく動き回ります。メジロもキクイタダキよりわずかに大きいだけで、日本最小級の鳥ですし、シルエットが似ているので、両者をパッと見分けるのはなかなか難しい。1月14日葛西臨海公園。タシギ。タシギホオジロガモ。初めて撮影した鳥です。葛西臨海公園でも三番瀬海浜公園でも、何度もフラれて、やっと撮影できました。でも、ホオジロガモというのに、頬は全然白くないですねえ、おかしいですねえ・・・・・・実は、ホオジロガモの頬が白いのはオスだけで、これはメスなのでした。ホオジロガモ。というわけで、ホオジロガモは初めて撮影しましたが、次はオスのホオジロガモを撮影したいなあ。そして、今日1月19日、またまた葛西臨海公園です。カワセミ。今日も4人くらいの方が撮影していました。ヨシガモ。公園となぎさの間の水路にいました。ハジロカイツブリ。同じ水路にいました。アオジ。目の前に出てきました。今日は、猛禽類が沢山飛んで、ミサゴ、チュウヒ、ハイタカなどの写真も沢山撮りましたが、それについては後日「その2」で紹介します。
2019.01.19
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葛西臨海公園に鳥の写真を撮りに(ついでに笛の練習をしに)行ったのですが、今日はめぼしい鳥には遭遇しませんでした。クロツラヘラサギは、前回写真を撮った16日を最後に姿を消したようです。その代わり、今日はこんなものに遭遇しました。ミミズだと思ったのです。やや大きめですが、普通に見かけるサイズですから。でも、何かがおかしいと思ってよく診て見ると子ヘビでした。何ヘビでしょうか。ヒバカリかなあ。ヒバカリだとすれば、成長してもさほど大きくはなりません。確か、以前にも葛西臨海公園でヒバカリは見たことがあったように思います。管楽器ケースの厚みは9cmあります。そこからヘビの大きさもわかりますね。小さいけど、頭をもたげています。ただ、警戒心はあんまりないようで、私が近付いて前に楽器ケースをおいても、すっ飛んで逃げることはありませんでした。それにしても、ヘビは鳥と違って飛んで移動はできません。それでも都会の真ん中の埋立地でヘビがいるということは、23区内にも、結構広範囲にヘビは分布している、ということですね。葛西臨海公園以外では、羽田空港に近い東京港野鳥公園(大田区)でも、確かシマヘビを診た記憶があります。そうそう、その東京港野鳥公園に少し前に行ったとき(やはり、そのときも鳥は空振りでしたが)こんなものに遭遇しました。これも、かなり小さかったです。何トカゲかは知りませんが、子どもでしょう。こちらは、逃げ足が速かったです。
2019.06.22
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共産主義及び文化的マルクス主義の浸透と国家制度への影響に関する質問主意書|神谷宗幣より深刻なのは、現代の共産主義が露骨な暴力革命を主張するのではなく、その思想的共鳴者を通じて、官僚機構・司法・教育・地方行政などの中枢に浸透し、価値観や政策判断に相当な影響力を及ぼしている現実である。~さらに、フランクフルト学派やアントニオ・グラムシの理論に基づく、いわゆる文化的マルクス主義とも呼ばれる思想潮流は、暴力革命ではなく、価値観・言語・教育・文化などを通じて既存の社会構造の変革を目指しているとされ、特に米国では1960年代以降、大学、マスコミ、法曹界、政府機関などにこうした思想が浸透し、リベラルの名の下に家族制度・宗教・国家意識といった伝統的価値観を相対化、矮小化してきた。文化的マルクス主義は、従来の共産主義のように「党」や「革命」といった明示的な形を取らずとも、制度の内側から価値基盤や社会秩序に影響を与える「構造的変革」を目指している。我が国においても、ジェンダー平等、ダイバーシティ推進、多文化共生、外国人参政権といった一見穏当な政策用語が用いられつつも、その裏側で、家族、国籍、国語、教育内容、歴史観といった国家の独立性や公共秩序の基盤を成してきた制度や概念が見えない形で崩されてきていると思料する。~---参政党が、上記のような質問主意書を出したそうです。ひとことで言って、「陰謀論の塊」「妄想炸裂」で片づけるしかありません。ただ、それだけでは済まないのは、神谷が言う「文化的マルクス主義」とほぼ同一ものもを、国際勝共連合(=統一教会)が主張しているという事実です。---行き過ぎた個人主義が日本を滅ぼそうとしています。若い人たちの間で、結婚や家庭に関心を持たない人が急激に増えているのです。この状況を変えられなければ、日本は少子高齢化によって滅ぶ世界で初めての国になるだろうと指摘されています。~実はこの思想は、共産主義から派生して生まれました。私たちはこれを文化共産主義と呼んでいます。具体的にはフェミニズムやジェンダーフリー、過激な性教育などとして現れます。この思想の源流が、怨みと復讐の思想である共産主義にあったのです。---勝共連合の言う「文化的共産主義」と神谷の言う「文化的マルクス主義」がほとんど同じ定義であることが分かります。参政党と勝共連合(統一教会)のつながりを疑わざるを得ません。結局のところ、自分たちの気に入らない主義主張、政策に「共産主義」「マルクス主義」とレッテルを貼って攻撃しているだけなのです。なるほど、世の中を左右の物差しだけで見るなら、「ジェンダー平等」「ダイバーシティ推進」「多文化共生」「外国人参政権」などは、参政党など極右派の立ち位置に比べれば多かれ少なかれ「左」ではあるでしょう。でも、それは右側に振り切った立ち位置から見れば左だ、というだけの意味であり、世間一般の平均的物差しで左(マルクス主義)、という意味ではありません。「ナチス左派」「海軍左派」などと同様です。逆の例でいえば新左翼過激派などは共産党や旧社会党など既成左翼を、既成左翼内ではかつての共産党は旧社会党を「右」として攻撃しましたが、それはあくまでもそれぞれの立場から見て「右」に見えるだけであって、世間一般の物差しで「右」であったわけではない、というのと同じことです。何しろ、石破政権が「左翼」、(選択的夫婦別姓制の導入を推進する)経団連が「左翼」だなんてレッテル貼りをする連中ですから。そして、もう一つ、これに関連してとんでもないことを神谷は言っています。参院選中のことですが---(戦前に)日本も共産主義がはびこらないように治安維持法を作ったでしょ。悪法だ、悪法だっていうけど、それは共産主義者にとっては悪法でしょうね。共産主義を取り締まるためのものですから。だって彼らは皇室を打倒し、日本の国体を変えようとしていたからです---治安維持法は、当初の制定目的こそ「國体ヲ變革シ又ハ私有財產制度ヲ否認スルコトヲ目的」とする団体の取り締まりだったものの、一度制定されると暴走して、およそ国体変革も私有財産否定も関係ない戦争反対論、厭戦思想まで取り締まりの対象となっています。挙句の果てに、ファシストではあるものの当時の東条英機首相を激しく批判していた中野正剛まで逮捕し、さすがに起訴まではできなかったものの自殺に追い込んでいます。もっとも、それを神谷に言っても、おそらく聞く耳は持たないでしょう。多分、彼は口では「治安維持法は共産主義を取り締まるためのもの」と言っていますが、実際にはおそらく「治安維持法で取り締まられたものは共産主義」と思っているのではないかと思います。つまり、取り締まられたものが本当に共産主義だったのか、なんてことを冷静に分析する気などないのだろう、ということです。何しろ、「ジェンダー平等」「ダイバーシティ推進」「多文化共生」「外国人参政権」を「文化的マルクス主義」なんて言っちゃうわけですから。そして、この両者の発言をつなげれば、こうなります。・ジェンダー平等、ダイバーシティ推進、多文化共生、外国人参政権は「文化的マルクス主義(偽装した共産主義)」だ。・共産手記が治安維持法で取り締まられたのは正しかった。それをつなぎ合わせれば「ジェンダー平等、ダイバーシティ推進、多文化共生、外国人参政権」などは共産主義とレッテルを貼って取り締まられるべきだ、となります。怖ろしい言い分と考えざるを得ません。幸い、いくら何でもこの連中が選挙で過半数を取る、ということはないでしょうが、政治において大きな影響力を発揮し、その主張が政治に反映されるようになった場合、日本の行く末は真っ暗と思わざるを得ません。
2025.08.23
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前回の続きです。山頂で鍵盤ハーモニカを吹いている女性がいたので、つられて私もケーナを吹きました。人が集まってきたのはいいのですが、何しろ厳冬期、指は真っ赤になって、まったく回らない。唇がこわばって、途中でケーナをぶん投げたいくらい、音が出ませんでした。いつもなら雪面にケーナを置いて撮影するのですが、斜面で奈落の底まで転がっていきそうなので、こんな写真だけ。奥は南アルプス、手前中央は中岳、右の鋭鋒が宝剣岳。八ヶ岳。左端は北横岳、右寄りに赤岳、右端は編笠山のはず。宝剣岳。無雪期には登っているけど、積雪期は私には無理かな。宝剣岳の右奥が空木岳だと思います。宝剣岳。登っている人はいます。ここまで戻ってきて、急に伊那前岳方面の稜線に行ってみたくなりました。多分、12時55分のロープウェイには間に合わなくて、でもまっすぐ下ると、その次の1時55分のロープウェイまでは時間が余るな、という計算もありました(実は登山者が多いので臨時便が随時出ていたのですが、それは知りませんでした)このピークはすぐ近くだし、行ってみることにしました。でも、目の前の山は、伊那前岳と思ったら、その手前の無名ピークてした。ここで引き返しました。眼下に千畳敷が見えます。中央が中岳、右奥が木曾駒ケ岳。中央アルプスって、南北アルプスと違って、主稜線が1本しかありません。宝剣岳の左奥が主稜線のはずです。幹に伸びている稜線の先端が「サギタルの頭」でしょうか?乗越浄土から千畳敷に向けて八丁坂を急降下。登りは無雪期より時間がかかりますが、逆に下りは超高速です。八丁坂の左手(下山時、往路は右手)の尖峰ロープウェイ駅に到着して、下ってきた八丁坂を撮影。ロープウェイ駅から乗越浄土まで、登りは52~3分かかりましたが、下りは28分で到着。八丁坂のアップです。千畳敷標高2612m。累積標高差は500mにも満たなかったですが、結構ハードでした。思うように音可出なかった山頂での1曲だけでは吹き足りないので、下山後追加練習して帰りました。中央道駒ヶ根インターの高速バスのバス停にて。夕焼けに染まる南アルプス。仙丈ケ岳だと思います。というわけで、今年最後の投稿になります。皆様良いお年をお迎えください。
2025.12.31
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トランプ氏、真珠湾攻撃に重ね軽口 イラン作戦「奇襲狙った」 日米首脳会談トランプ米大統領は19日、日米首脳会談冒頭の記者団との質疑応答で、対イラン軍事作戦では「奇襲を狙った」と述べ、同盟国には事前通告しなかったと明らかにした。旧日本軍のハワイ真珠湾攻撃に重ねた軽口も飛び出し、空気が張り詰める場面もあった。「奇襲(の効果)を何より理解しているのは日本だろう?」。日本の記者から同盟国に作戦を通告しなかった理由を問われると、トランプ氏はこう切り返した。さらに「パールハーバー(真珠湾)の時はなぜ教えてくれなかった?」と皮肉ってみせた。横に座っていた高市氏は目を見開いたものの反論はせず、受け流した。---このとんでもないやり取りについてとんでもない論評をする輩がいます。あーぁ@sxzBST【悲報】日本メディア、バカな質問をする日本人記者「イラン戦争前に日本に伝えなかったのはなぜか」トランプ大統領「なぜ君達は真珠湾攻撃のことを私に教えてくれなかった ?君達は我々よりずっと奇襲攻撃を信じてる」高市首相の「なんちゅう質問してんねん」て顔!---私の記憶が確かなら、真珠湾攻撃というのは1941年12月8日、日本が米国に対して奇襲攻撃をかけた戦いだったはずです。一応攻撃直前に宣戦布告をする予定だったものの、よく知られているように、現地大使館での宣戦布告文の翻訳の遅れによって結果的に宣戦布告前の攻撃になりました。が、そんなことはたいして重要ではありません。当然ながら当時の日米は敵国同士でした。戦っている相手にどこを攻撃する、なんて教える国はないでしょう。しかし、今の日米は「同盟国」であるはずでは?「敵国に対して攻撃予定を教えなかったんだから味方に対しても教えないのは当然だ」・・・・どう考えても理屈がとおっておらず、滅茶苦茶な言い分です。それはつまり、トランプにとっては日本なんて今も敵国だ、という意味にしか解し得ません。あるいは「属国ごときにそんなことを教える必要なんかない」かもしれませんが。いずれにしても、日本の立場などないがしろであることは間違いありません。ところが、引用したXをはじめとして、「日本の記者がバカな質問をしやがって、トランプの軽妙な返し、最高!」みたいな反応をしているネトウヨアカウントが散見されて、非さくりかえりそうになります。きみら、日本がトランプから敵国同然認定をされたことが、そんなにうれしい?それのどこが軽妙な返し?考えられる答えは二つです。この連中は日本よりトランプの方が大事だと思っているか、または日本が敵国認定されていることに気付いてすらおらず、トランプが何か言えば条件反射的に礼賛しているだけか。どちらにしても、こういう連中の意向に左右されて、日本の将来が良い方向に向かうことはあり得ません。そして、当の高市はと言えば・・・・・。論評する気も失せます。この愚行に何も異を唱えないニコニコ、ヘラヘラ、真珠湾を引き合いに出されて、いわば当てこすられても、何も言わない。これが「愛国者」なんですか?まあ、最初から分かっていたことではありますが。
2026.03.20
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この場では告知していませんでしたが、先週土曜日に演奏してきました。ボリビア舞踊のダンスパーティーで、参加すると踊りへの参加も必須なので、やや敷居が高いイベントです。住宅街の真っただ中にあるタンゴスタジオが会場です。そして、私も演奏しました。Sojaraya ソハラヤタイトルの意味はよく分かりません。吉野家、CoCo壱番屋に並ぶ飲食チェーン、「蘇原屋」開業!ではないことは確かです。Corazoncito コラソンシートコラソンは心臓、心の意味ですが、この場合は心の人→愛しい人、という意味でしょう。そして、以前告知したように、5月5日も演奏します。第7回ラテンアメリカへの道フェスティバル会場:お台場デッキ(ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線「台場駅」下車すぐ)5月5日(祝)午後1時/3時30分(全体のステージスケジュールはこちらを参照)(当初2回目の演奏を3時と記載していましたが、変更になったようです)余談ですが、前の駐日ボリビア臨時代理大使のナタリアさんが参加されていました(「臨時」代理大使だけど2020年から5年間在任)。昨年退任したのですが、プライベートで再来日しているようです。5月初めに帰国するそうですが。で、打ち上げ(なぜかいつも、中華料理屋が会場なのです。なぜなら、そこは音出しができる場所だからです)にも参加していたのですが、みんなであれこれ演奏しているうちに、ノリと勢いでカルカスの「ボリビア」を演奏したんですよ。そうしたら、ナタリアさんが、ものすごく感動していました。1984年ヤマハの世界歌謡祭(第15回)に参加で来日した際の東京公演での映像です。(2番の前半がカットされています)ボリビアの第二国歌と呼べるのは多分Viva mi patria Boliviaでしょうが、この曲も近い扱いなのでしょうか。それを日本人が演奏したことにいたく感動したようです。演奏するときは心しておかなくては。日本の愛国歌は好かないけど、ボリビアの愛国歌は大好きな私です(笑)
2026.04.29
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菅義偉官房長官「従来の共謀罪とは違う」 テロ等準備罪の新設法案菅義偉官房長官は16日午前の記者会見で、「共謀罪」の構成要件を変更して「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案に関し、「テロなどの準備行為があって初めて罰する法案であり、従来の『共謀罪』とは全く違う」と述べ、テロ対策が主眼であることを改めて強調した。菅氏はまた、法案提出に向けて「犯罪の主体を限定するなど一般の方々が対象になることはありえないことを明確になるよう最終的な詰めを行っている状況だ」と説明。3年後の2020年東京五輪・パラリンピックに備え、「テロを未然に防止するためには万全の対策を整えなければならない」と強調した。---「従来の共謀罪とはまったく違う」のだそうですが、それは従来政府が成立を目指していた共謀罪法案は問題が大きかったと自ら認めた、ということでしょうか。もっとも、「従来とは違う」と言っても、まだ法案の具体的中身が明らかではないので、どこがどう従来とは違うのかは謎です。テロ対策が主眼とのことですが、そういえばかつて秘密保護法に反対する国会前抗議行動を「テロと同じ」だと言った政治家もいました。「テロ」「テロリスト」というのは、非常に都合よく使うことができる言葉であり、しばしばレッテル貼りに使われるので、残念ながら「テロなどの準備行為があって初めて罰する法案」と言われて、「ならば安心だ」などとは思えないのです。別報道によると、対象犯罪を当初の676から300以下に削減するのだそうですが、必ずしも対象犯罪の数の多さだけが問題とは思えないのです。ある犯罪に関して、その謀議に参加しただけでも処罰の対象になりえる、という共謀罪の本質が、濫用と拡大解釈の危険が大きく、非常に危険である、ということです。それに、最初は対象の犯罪数が少なくても、後から対象犯罪を増やす法改正は、最初に共謀罪を成立させることに比べれば、はるかに容易でしょう。憲法改正についての「お試し改憲」作戦と同じです。戦前の治安維持法と同様、最初は濫用も拡大解釈もしないようなことを言っていても、やがてそれが反故にされ、どんどん拡大解釈されていく可能性が大きいと考えざるを得ません。とりわけ、安倍のような政権の下では。そもそも、テロ対策というのは、方向性は二つあるように思います。それは、「北風と太陽」です。テロがいくら起ころうともめげずにテロリストと徹底的に対決して、彼らを厳罰に処す、というのが北風方式です。彼らの怒りを買わないことによってテロを避けるのが太陽方式です。(私が勝手に名づけましたので念のため)世界的に見て、テロの問題でもっとも深刻なのは、イスラム圏諸国のイスラム過激派によるものです。しかし、従来イスラム過激派による日本を標的としてテロは、そう多くはありませんでした。日本国外で日本人を標的としたテロはありましたが、日本国内でイスラム過激派が起こしたテロは、ほとんどありません。理由は、日本国内に居住するイスラム圏諸国出身者の数が、欧米諸国に比べれば少ない(比べれば、です。実際には結構住んでいますが)というもありますが、日本とイスラム圏諸国の間に対立的な歴史がほとんどなく、対日感情も悪くはない、ということも小さくない要因でしょう。つまり、日本はイスラム圏に対して、必ずしも意図してそうしていたわけではないけれど、「太陽」方式で当たっていたため、結果としてイスラム過激派の主たる標的にはならなかったわけです。ところが、安保法制によって、日本は米国と一緒に戦争をする体制を整えてしまいました。その結果、イスラム圏に日本が米国の手先として出動する可能性が高まってしまいました。そうなれば、当然イスラム過激派の怒りの矛先が日本に向く可能性が高まります。つまり、せっかく今まで「太陽」方式で来たのに、それを放擲して、イスラム過激派の怒りを積極的に買う、そのために「北風」作戦のために共謀罪を用意する、どうも方向性としてはそのようなものであるように、私には思えてしまいます。しかし、そのようなやり方が得策であるようには、私にはまったく思えないのです。
2017.01.17
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安全保障戦略に「愛国心」明記へ 自公が了承自民、公明両党は10日、政府の外交・安全保障政策の指針となる国家安全保障戦略(NSS)に、「愛国心」を明記する方針を了承した。国の安全保障政策が、個人の心の領域に踏み込むことにつながり、論議を呼びそうだ。政府がこの日の与党・安全保障に関するプロジェクトチーム(PT)にNSSの政府案を提示。その中で、国家安全保障を支える社会的基盤を強化する目的として、「国を愛する心を育む」と記した。これに対し公明党は、2006年の第1次安倍内閣下で成立した改正教育基本法に基づき、「我が国と郷土を愛する態度を養う」とするよう求めた。そのため「愛国心」に関する記述をすることは確認。具体的な表現ぶりについては、今後政府と公明党とで調整したうえで、17日をめどにNSSと防衛大綱を閣議決定することを了承した。---「国を愛する心を育む」なのか「我が国と郷土を愛する態度を養う」なのか知りませんが(どっちにしても似たようなもの)「国家安全保障戦略」の基盤が愛国心って、ひとことで言って「バカですか?」って思います。手元の岩波国語辞典には、「戦略」の意味が以下のように出ています。戦争・闘争のはかりごと。戦争の総合的な準備・計画・運用の方策。「-を立てる」「企業-」△戦術より対極的なものを言う。Wikipediaの「戦略」の説明は以下のとおりです。戦略(せんりゃく、英: Strategy)は、一般的には特定の目標を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・科学である。「戦争の総合的な準備・計画・運用の方策」にしても、「資源を総合的に運用する技術・科学」にしても、それはかなりの程度技術的な課題ということになります。そこに「愛国心をはぐくむ」とか、明後日の方向を向いているにもほどがある。この記事をみた瞬間、私は不意に思い出したことがあるのですが、太平洋戦争中、敗色濃くなってきた折、東条英機首相は大々的に伊勢神宮に必勝祈願の参拝を行い、その次の小磯国昭首相に至っては、「全国民伊勢神宮に必勝祈願」なんてことをぶち上げています。愛国心と必勝祈願、本質的には似たようなものだと思います。必勝祈願というのは神頼みですけれど、「こんなに日本の勝利を願っている(つまり、愛国心が強い)のだ」ということを神様に見せれば、戦争に勝てる、というわけですから。そういうのは、空虚な精神主義としか思えないのです。だいたいにおいて、この種の空虚な精神主義というのは、他に打てる手がなくなると沸いてくるものです。戦時中の日本だって、敗色濃厚になって、何やっても負け、という状態になると、こういう神頼みがはびこり始めたわけです。ということは、最初から「愛国心」などという神頼みを掲げる「国家安全保障戦略」なるものは、ロクなものじゃない、ということです。だいたい、愛というのは自然発露的なものであって、他人が与えたり強いたりするものではないでしょう。私だって、私なりに愛国心はありますが、ネトウヨ諸氏や安倍首相とは、その具体的な面はかなり違う。私は日の丸は好きですが、日の丸を振りかざすことが愛国心の発露だとは思いませんし。しかし、愛国心過剰な人たちは、自分たちの愛国心の形以外は認めたくないようです。そういった愛国心過剰な人たちが国を正しい方向に導くことができるのか。満洲事変、日中戦争、5.15事件、2.26事件、ノモンハン事件、太平洋戦争・・・・・・どう考えても、愛国心過剰な人たちが国を破滅に導いてきたとしか思えません。そういう意味では、むしろ過剰な愛国心を抑えることのほうが、安全保障の基本として重要なんじゃないでしょうかね。余談ですが、愛国心が過剰な人たちに限って、「友愛」は嫌いだったりします(笑)。本当に友愛が嫌いなのか、その言葉を使いたがる元首相が嫌いなだけなのかは分かりませんけど。「友愛をはぐくむ教育」をすると、友愛が嫌いな人が友愛主義者になったりするんでしょうかね。まあ、あり得ないと思いますけど。
2013.12.12
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新元号公表は即位日に超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」は5日、国会内で総会を開き、新天皇即位に伴う新元号の公表は即位日である来年5月1日を原則にするべきだとの見解をまとめた。「女性宮家」創設は不要との認識で改めて一致。女性皇族が皇籍離脱後も公務を行えるよう政府に引き続き要望する方針を確認した。新元号については「平成(であるうち)に公表されれば、現陛下と新陛下の二重権威を生み出す恐れがある」と指摘した。総会には自民党、日本維新の会、希望の党、無所属の計48人が出席した。---ちょっと前にコメント欄で紹介した話です。現行の政府方針である、即位の1ヶ月前の新元号公表だって異常な話なのに、新天皇即位まで新元号を公表するな、と日本会議系の極右議員たちが言い出しました。今の天皇が退位する意味を完全に失わせようという、実に馬鹿げた要求であり、一般社会への影響をまったく省みないという意味で、ある種天皇狂原理主義とも言えるものです。(天皇制大事を掲げてはいるものの、当の天皇自身の意向は完全無視、たまり錦の御旗として利用しているだけ)それなら、いっそのこと、大事に大事を取って、新天皇即位の100年後くらいに新元号を公表したらどうでしょうかね。まあ、それはともかくとして、いっそのこと、やってみればいいんじゃない?とも思います。以前にも書きましたが、現状の改元前1ヶ月の公表という現行スケジュール自体が、充分に異常なものなので、それを即位日に公表とすれば、この機に元号の使用をやめて西暦に統一する企業が激増するでしょうし、ひょっとすると自治体の中にもそういうところが出てくるかもしれません。元号法という法律はありますけれど、あれは別に元号を定める、というだけの法律であって、使用を強制する法律ではありません。民間企業は当然のこととして、役所といえども元号を使い続けるのは、慣習と横並び主義(他自治体もみんな元号なのに、うちの市町村/都道府県だけ捨てるのは、みたいな)の結果に過ぎません。わたしは、元号などという不便な年号の慣習はいらないと思っているので(とはいえ、仕事上はそれを使わざるを得ません)、元号が社会的に衰退することは万々歳でしかありません。その意味では、日本会議系のこういう狂信的主張を押し通すのも悪くないんじゃない?という気持ちが、半分はあります。が、この愚行に最後まで付き合う役所や企業も、おそらく少なくないであろうことを考えると、システム障害やシステム関係者の過労死の多発による社会の混乱が容易に想像できるようなスケジュールを、「よい」と言うわけにはやはりいきません。何となく、こういう超トンデモな暴論を前面に立てて、「それに比べれば1ヶ月前はまだマシ」みたいなトンデモの正当化を図る気じゃないのか、という気がしてしまいます。1ヶ月前というスケジュール自体が、充分に異常なものだということは、改めて付言しておきます。話は違いますが、例えばエクセルなどの表計算ソフトは、元号も計算式上は西暦に換算していますが、当然新しい元号に対応するには修正パッチが必要になるでしょう。しかし、私の使っているオフィスソフトは古いもので、もうサポートが切れているので、新しい元号に対応する修正パッチは提供されないでしょう。別に、問題ないですけどね、仕事以外では、元号なんて使っていないから。
2018.06.09
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