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2009.03.03
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カテゴリ: その他
「諸君!」創刊40年で休刊へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090303-00000032-mai-soci

<「諸君!」>創刊40年で休刊 文芸春秋のオピニオン誌

文芸春秋発行のオピニオン誌「諸君!」が、創刊から40年となる5月1日発売の6月号で休刊する。
同誌は左派全盛だった69年5月、月刊「文芸春秋」の兄弟誌として創刊。福田恒存、山本七平ら保守系論壇人が寄稿した。80年には、社会学者の清水幾太郎が核武装論を展開し、注目を集めた。
05年8月まで1年間の平均部数は8万部強だったが、08年9月まで同は約6万5000部に落ちた。実売は4万部を切っていたという。同社全体の広告収入の落ち込みもあり、休刊を決めた。

---------------------------

まあ、主張の中身については、私の思想信条とはおよそ正反対の雑誌でした。「大嫌いな雑誌」と言っていい。でも、多分もっとも頻繁に読む月刊誌だったと思います。買ったことは一度もなくて、常に立ち読みか図書館で読んでいたけれど。読むとむかっ腹が立つような雑誌を読むのは、ある意味で頭の体操になります(笑)。実は、私は岩波書店の「世界」(編集部に我が同志がいるのですが)よりも「諸君!」の方が遙かによく読んでいます。そういう意味ではああいう硬派な(思想的には唾棄すべき内容とは言え)雑誌が消えてしまうのは、少々寂しい。

それにしても、ネットウヨクの隆盛で「諸君!」も大繁盛かと思いきや、そうでもないようです。実売部数4万を切る、そんな程度だったんですね。
言ってはなんですが、ヤフー掲示板だの2ちゃんねるだのに集うネットウヨクのレベルにはあの雑誌は難しすぎるのかも知れません。何しろ、航空自衛隊のトップにいた人間が、あんな程度の「論文」(の名にも値しないような作文)を書いて、それが懸賞論文の最優秀作だと言い、講演会などで引っ張りだこになる、そんなご時世ですから。





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最終更新日  2009.03.03 23:17:49
コメント(6) | コメントを書く


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個人的な意見では  
Bill McCreary さん
最近では「WILL」とか「正論」の内容の暴走がひどく、(相対的には)「諸君!」のほうがまだましな内容だったかと(笑)。しかし、「WILL」は最近目を通していないので知りませんが、「正論」の広告は質・量ともにお寒い限りですね。産経新聞社も相当無理して発行しているのでしょうね。

>編集部に我が同志がいるのですが

こちら、熊谷さんのことでしょうか。 (2009.03.04 19:30:17)

Re:個人的な意見では(03/03)  
inti-sol  さん
Bill McCrearyさん
>最近では「WILL」とか「正論」の内容の暴走がひどく、(相対的には)「諸君!」のほうがまだましな内容だったかと(笑)。

いや、主張の中身という意味では、「諸君!」は全然ましな内容ではありません。ただ、論文としての程度はまだ多少は高い。(言葉を言い換えれば、「手強い」)
それに比べると、「正論」は少々、「WILL」はかなり、知的レベルが低い。
あえて言えば、「諸君!」は、一応は論文。「正論」は単なるスローガンの羅列、「WILL」になると、チラシの裏。
だから、「諸君!」は立ち読みや図書館で読むけれど、「正論」となると読む頻度は低く、WILLは滅多に読みません。目次を見るだけでお腹いっぱい。最初に結論ありきだから、目次だけ見れば結論が想像できてしまう。

>>編集部に我が同志がいるのですが

>こちら、熊谷さんのことでしょうか。

そうです。
(2009.03.05 00:06:15)

会社そのものに・・・  
A.S. さん
こんにちは。本多さんもこの雑誌の「当時の編集長」(堤堯氏)とはかなり色々ありましたし、一方、読売退社後の本田さんの方も晩年は文春系とは距離を置くようになったようです(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/d/20080520)。私は、この月刊誌云々と言うよりも、会社そのものがダメです。この会社の単行本はよほどのことがない限り買いませんし、文庫本も購入をかなり躊躇います。他の月刊誌も立ち読みすることもないですし、週刊誌も、食堂等にそれしかなければパラパラと見る程度です(週刊新潮も同様)。深く記事を読むと腹立たしくなりますし。クマさんの著書の中に、他者の言葉としてですが「文春の記者はこれまでで一番酷かった」といった記述があったりしますね(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/d/20080521)。菊池寛が生きていたら、ここ数十年のこの会社のやってきたことをどう思ったことでしょう(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/d/20090105)。石川真澄さんの言葉が一番的を射ているでしょうか、「応援したくもないクソッタレ文春を弁護しなけりゃならないことにウンザリしながらやってました・・・」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/d/20081113)。 (2009.03.07 07:20:09)

Re:会社そのものに・・・(03/03)  
inti-sol  さん
A.S.さん
もちろん「諸君!」に(時には週刊文春や文藝春秋にも)とうてい賛同しがたい内容が大量に含まれていたことは事実です。ただし、単行本や文春文庫には、優れた内容の本がたくさんあります。私は、本を買うときに、それがどこの出版社から出ているかは、基本的にあまり詮索しないことにしています。例えば、私がもっとも尊敬する戦記文学者である五味川純平は、代表作「人間の条件」を始めほとんどの作品を文春から出しています。(「人間の条件」は当初は三一書房から出たようですが)
他にもこういう例はたくさんあります。

私が「諸君!」休刊(実質廃刊)に単純にザマーミロと思えないもう一つの理由は、これは明らかに雑誌業界の不況に起因していると思われるからです。不況にイデオロギーの左右は関係ありません。次は左派系の雑誌に同じことが起こっても不思議ではありません。それに、「諸君!」より遙かにバカウヨク系の「WILL」が隆盛を誇っているようではね・・・・・・。 (2009.03.07 09:25:20)

個人的な不況と優先順位  
A.S. さん
 再び、お邪魔します。
 はい、仰る通りです。城山三郎さんや斎藤貴男さん (そういえば、斎藤さんも文春の元記者でした) などの文春文庫の本は、私自身も躊躇なく買ってしまいます。不況は出版社だけではないので、個人的にも単行本までは、ましてや、特定の出版社のものであれば、文庫本が出るのを待ってしまいます。扶養家族もあったりで、小遣いも年々限られてきていますし。図書館で読めば良いのでしょうが、気に入った物はどうしても手元に置いて、いつでも再読できるようにしておきたい性分なもので。
 私も「単純にザマーミロと思」っているわけではありません。左右関係なく、「論座」や「月刊現代」につづいて出版不況に伴い廃刊・休刊される雑誌が出たり、あるいは、倒産する出版社が出てくるのは残念なことです。ただ、自由な言論を守ろうとしてるのか、それとも、言論を脅かそうとしているのか、その両者のバランスを考えてしまい、石川さんの言う「クソッタレ」に対しては最低限の応援に、また、私にとって優先順位の高い出版社の方への「投資」を優先してしまうことになります。 (2009.03.07 19:27:27)

Re:個人的な不況と優先順位(03/03)  
inti-sol  さん
A.S.さん
> 不況は出版社だけではないので、個人的にも単行本までは、ましてや、特定の出版社のものであれば、文庫本が出るのを待ってしまいます。扶養家族もあったりで、小遣いも年々限られてきていますし。図書館で読めば良いのでしょうが、気に入った物はどうしても手元に置いて、いつでも再読できるようにしておきたい性分なもので。

話が全然変わってしまって申し訳ないのですが、私も最近、本の購入はできるだけ「精選」しようと思っています。私の場合、本を買うお金がない、というわけではないのですが、場所が乏しくなってきました。ところが、そう思っていてもつい、「これは」と思うと買ってしまうのです。
そういえば、私が好きな小説家の一人にチリ出身のイサベル・アジェンデがいます。最新作はPHPと扶桑社から日本語訳が出版されているのです。なぜ、あのアジェンデの本がPHPや扶桑社から??と思いましたがね、躊躇なく買いました。ただ、PHPの方は品切れか新品が手に入らなかったので古本でした。 (2009.03.08 22:47:40)

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