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2026.05.23
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テーマ: ニュース(96635)
カテゴリ: 政治
同志社国際高の辺野古移設めぐる学習、文科相「教育基本法に違反」

文科省が、政治的中立性を理由に教育基本法違反を認定するのは初めてという。
文科省は、研修旅行が安全管理も含めて「著しく不適切」だとし、学校法人同志社などに改善を求める指導通知を出した。
事故は3月16日、平和学習の一環として小型船2隻に同志社国際高の生徒18人が分乗し、辺野古を見学する中で起きた。2隻が転覆し、女子生徒1人と船長1人が死亡。生徒と乗組員の計14人が重軽傷を負った。
船は米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する市民団体「ヘリ基地反対協議会」に所属するもので、普段は海上での抗議活動に使われていた。
また、同志社国際高は過去に研修旅行で、反対の座り込みが行われている辺野古テント村を訪れているが、当時のしおりには、ヘリ基地反対協議会が「私たちの行動に賛同いただける方は、まず一緒に座り込んでください」と呼びかける内容を載せていた。(以下略)

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研修(修学)旅行の生徒が辺野古沖で船の転覆によって亡くなった件は、大変残念なことです。人の命は重いですし、その原因が転覆した船と亡くなった船長に帰することは間違いなさそうです。
また、修学旅行で座り込みへの参加(を呼びかけること)は、事故がなかったとしてもいささかどうなのか、とは私も思います。「左翼」である私でも、自分の娘が「修学旅行で」座り込みに参加と言われたら、「えっ、ちょっと大丈夫?」と思ってしまうのは確かです。勿論、修学旅行の一環ではなく、自分の意志でそういう行動に参加するというなら、話はまったく違いますが。

従って、安全管理という点で著しく不適切だったことはそのとおりであろうと思うのですが、ただ、平和教育として辺野古への基地移設問題を学ぶことが「政治的中立性を定めた教育基本法に違反」という言い分には、とうてい賛成しがたいものがあります。

特定の政党や選挙運動に参加すような教育をしてはならない、という意味での「政治的中立」は重要なことです。しかし、意見の割れる政治的課題について学ぶことが政治的中立に反する、というのは欺瞞です。

例えば、国旗と国歌というものがあります。私は、純然たる個人的好みでは日の丸は好きですし(少なくとも嫌いではありません)、それなりに敬意も表します(ただし、強制には断固反対)。しかし、君が代は嫌いですし、歌いません。世の中には、日の丸も嫌いだ、という人もいますし、もちろんその考えも尊重します。
その一方で、政府は国旗と国歌を尊重せよ、と言い、教育の現場では、入学式卒業式で国旗国歌を強制しています。
国旗国歌への賛成も反対も、それぞれ政治的立場である点に変わりはないはずですが、国旗国歌を教育現場に強制することは「政治的中立に反する」とは言わずに、それに反対することだけが「政治的中立に反する」と指弾されるのです。

つまり、要約すれば、政府の方針に従うのは政治的中立に反しない、政府の方針に反するのは政治的中立に反する、と、「政治的中立」という言葉はそのような使われ方をしているのが現実です。自衛隊音楽隊の歌手が自民党大会で歌った問題だって、突き詰めればそういうことです。与党の大会で歌うのは中立違反じゃない、野党の大会で歌ったら中立違反だ、身も蓋もない話ですが、そういうことです。

悲しいことですが、末期的です。





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最終更新日  2026.05.23 23:21:56
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