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2011.02.26
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実は、昨日の午後から休みを取って、西穂高岳独標に行ってきました。

最大の齟齬は、そもそも、昨日午後からしか休みが取れなかったことですよ。そりゃもちろん、出来ることなら昨日朝から休みを取りたかったのですが、仕事上の都合が色々ありましてね。
そういうわけで、昨日は平湯温泉に泊まり、今朝新穂高温泉に向かいました。天気は快晴、こりゃ最高の登山日和だなとおもって、新穂高温泉に到着したら・・・・・・。

ロープウェーの客待ちがとんでもないことになっていました。
ロープウェーの始発が9時で、私は8時半に着いたにもかかわらず、その時点ですでにものすごい客待ちの行列。その大半は団体ツアー客です。ひたすら待つ待つ待つ。
で、結局ロープウェーに乗れたのは10時過ぎ。つまり当初の予定より1時間遅れてしまいました。あの乗客がみんな登山者だったら、登山道は大変なことになっているところですが、実際にはもちろん乗客の95%は一般観光客で、登山者は20人に一人くらいでした。それでも、登山者は結構多かったですけれど。2本のロープウェーを乗り継いで、歩き始めたときはもう11時近かったかも知れません。

この段階で「独標までは多分無理だなあ」と思ったのですが、とにかく歩き始めました。朝、ロープウェーを待っている段階では、稜線上はものすごい雪煙が渦を巻いていたので、「こりゃすごく風が強そうだなあ」と思ったのですが(ロープウェーも、強風のため速度を落として運行と、言っていました)、歩き出してみると、風がほとんど止まってしまいました。
西穂山荘について12時。稜線上に出れば当然風があるだろうと思っていましたが、やっぱり風はありません。天気は快晴、最高の登山日和です。

でも、西穂山荘から上は急斜面なので、さすがにペースが落ちました。風がなくてぽかぽか陽気だけど、足下の雪面はカチカチのアイスバーンで、斜度も結構あります。
どんどん登って、独標直下にたどり着いたのが1時半。
岩場のトラバースを超えて、目の前の独標を見上げたら、「うーーーーん、これに登るのは、ちょっと無理かなあ」と思いました。時間的にちょっとね。
技術的にも、正直言って自信がなかった。慎重にゆっくり登って、それ以上に慎重にくだれば、全然無理とは思わなかったけど、時間に追われている状況では、それは無理。
うーん、西穂山荘に1泊しようかなあ。でも相棒には今日中に帰ると言って出てきたので、無断延泊なんかしたら、家庭内の平和が・・・・・・。それに、明日は天気が崩れるという予報だし。
そういえば、つい2週間ほど前、ここで滑落事故が報じられていたなあ。

なーんてことをあれこれ考えて、結局山頂100m手前(いや、もっと近かったかも知れません)から引き返してしまいました。
西穂高岳独標は、西穂本峰の手前の手前の・・・・・・山(いくつ手前のピークなのか、正確には知りませんが)なので、「山頂」と言っても山頂ではないんですよね。
で、下山してみたら、ロープウェーは相変わらず長蛇の列でした。まあ、これだけ天気が良ければお客さんが多いのは当然かも知れませんが。
写真も撮りましたが、例によってリバーサルフィルムなので後悔に時間がかかります。とりあえずは携帯で撮った写真など。
※もともと強い日差しで液晶画面が見にくい上に、その対策のためサングラスをかけているから、写真を撮っているとき携帯の液晶画面はまったく見えていません。写っているんだかいないんだか、手ぶれしているかいないか、まったく分からずにシャッターを切っているんだから、写真の質についてはご容赦を。(そのうちに、ちゃんとした写真もアップします)

笠ヶ岳・双六岳


霞沢岳
上記とは正反対に南東方向に向けて。霞沢岳です。手前の谷底が上高地になります。

西穂稜線から見下ろす冬の上高地
上高地を撮ったつもりですが、多分隠れています。写っているのは大正池あたりでしょう。中央は前述の霞沢岳、右奥に切れかかっているのは乗鞍岳。

焼岳・乗鞍岳
ちょっと分かりにくいですが、中央奥が焼岳、もっと遠方の左手が乗鞍岳です。

西穂高岳独標
西穂高岳独標は、中央部にごちゃごちゃと並んでいるピークのうち、右から2番目です。(一番右は白、その隣の独標は茶色く写っています)

西穂高岳独標 その2
もう少し近くから撮った写真。独標は、ちょうどど真ん中の茶色い(右端に少し白い部分もある)ピークです。私が引き返した地点は、この写真では多分手前のピークの影に隠れています。






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最終更新日  2011.02.27 07:49:28
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昔・・・  
たかさん さん
私が穂高に登った時のことですが、到着予定を一日ずらしたことがあります。それだけでウチのかみさんは大騒ぎ・・・。仕方ないですよね。

天気が良くて素晴らしい景色だったでしょうね。それだけでも行った価値はありますよ。ロープウェイの混雑だけは勘弁してほしいですよね。 (2011.02.27 10:01:59)

ご無事で何よりです  
Bill McCreary さん
なにはともあれ天候も良くご無事に都内に戻れたのですからよかったですね。

さて最近、山登りに備えるため遭難関係の本を読んでいまして、やはり道迷いがこわそうだなと思いました。どうも私、単独行になりそうなので、さまざまなトラブルが起きそうです。でもなんとか3年後には富士山に登るつもりです。 (2011.02.27 13:49:34)

Re:昔・・・(02/26)  
inti-sol  さん
たかさん

>私が穂高に登った時のことですが、到着予定を一日ずらしたことがあります。それだけでウチのかみさんは大騒ぎ・・・。仕方ないですよね。

今は携帯電話という武器があるので、無断とは言っても実際には連絡は可能ですけれど、それがなかった時代には、なかなか大変だったと思います。
でも、実際のところ、遭難者の中には「どこで遭難したか分からない」という人がよくあるようです。家族に詳細を告げず、登山届も出さずに登山に行って、そのまま遭難した場合はそういうことになる可能性が大いにあります。今回、実は恥ずかしながら登山届を出さなかったのですよ。いつもは出すのですが、用意していくのを忘れました。もっとも、相棒には予定表を渡してありましたが。

>天気が良くて素晴らしい景色だったでしょうね。それだけでも行った価値はありますよ。

はい。結果的には、今日も飛騨方面は9時頃までは晴れだったようです。
(2011.02.27 14:14:51)

Re:ご無事で何よりです(02/26)  
inti-sol  さん
Bill McCrearyさん

>さて最近、山登りに備えるため遭難関係の本を読んでいまして、やはり道迷いがこわそうだなと思いました。どうも私、単独行になりそうなので、さまざまなトラブルが起きそうです。でもなんとか3年後には富士山に登るつもりです。

道迷いは、基本的には荒天時に起こります。見晴らしが良いのに道に迷う人はいませんから。滑落や転落もそうです。地面が乾いているときより濡れているとき、風がないときより強風の時の方が、滑ったり転んだりしやすいのは歴然としています。
2008年の年末に八ヶ岳の硫黄岳に登ったとき、山頂から下山路が分からなくなってしまったことがあります。猛吹雪の中、めがねが曇って視界がほとんど利かず、トレースが分からないんです。登るときは目と雪面の距離が近いので、トレースが見えていたのです。しかし、下りは目と雪面の距離が遠いので、見えないのです。
どうしようと思った次の瞬間、吹雪の中から他の登山者が登ってきました。結果的には「この辺りだったはずだけど」と思った地点で間違いはなかったんですけれどね。夏も冬も何度も登ったことのある山でも、そんなことになってしまうことがあるんです。
もし誰も来なかったら、仕方がないから這いつくばってトレースを探したでしょうけど、積雪激しいときは、数分でトレースが消えてしまうこともあります。

ただ、富士山の場合、7~8月の登山シーズンに、道迷いは多分起こらないと思います。とにかく人の多い山ですから。 (2011.02.27 14:41:40)

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