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2014.12.22
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カテゴリ: PC・通信・IT関係
総務省の『SIMロック解除のガイドライン』で何が変わるのか

これまでもドコモが主にAndroidスマホにおいて、SIMロック解除に対応してきたが、義務化により、auやソフトバンク、さらにドコモでもiPhoneがSIMロック解除対応になる見込みだ。

auは音声通話に3G回線を利用しているため、SIMロック解除をしても他キャリアで使えない。しかし先頃、auは端末から3G回線を廃し、LTEのみで接続する『au VoLTE』を開始すると発表。技術的には従来に比べて他社に移行しやすくなった。
また、3キャリアで販売されているiPhone6/6 Plusは、ベースはすべて同じモデルとされている。SIMフリーのiPhoneでauのSIMカードを差せばCDMA2000で音声通話ができ、キャリアアグリゲーションやWiMAX2+が使える。同じ端末にソフトバンクのSIMカードを挿せば、同社の音声通話やWCPが使えるし、ドコモのSIMカードも利用できる。

2015年5月にSIMロック解除が義務化されると狙われるのがソフトバンクのiPhoneユーザーだ。
3キャリアでiPhoneが取り扱われているが、なかでもソフトバンクのiPhoneユーザー率は突出して高い。ドコモが、過去にソフトバンクに逃げてしまったユーザーを取り戻したくて、総務省にけしかけて今回のSIMロック解除を義務化させたとしてもおかしくない。
ドコモの思い通りになれば、SIMロック解除義務化によってiPhoneユーザーの争奪戦がさらに過熱しそうだ。ただし、iPhoneがすぐにSIMロック解除に対応するかは総務省の意向だけで決められるものではないようだ。“アップルの意向次第”というところが大きい。
日本は、世界と比べてもダントツにiPhoneの人気が高い国と言われている。その背景にはキャッシュバックや下取りと言った大がかりなキャンペーンがある。キャリアが大盤振る舞いできるのもSIMロックでユーザーを囲い込めるから。
SIMロック解除が前提となれば、キャリアも、このようなキャンペーンは打ちにくくなり、iPhoneがこれまでより売れなくなる可能性もある。そこで困るのはアップル。アップルとしては、「SIMフリー端末はアップルストアで対応している。キャリアモデルは引き続き、SIMロックをかけるべき」という考えになれば、キャリアに対して、SIMロックを強要することもできるはずだ。

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本文が長いので、引用ではなく要旨をまとめました。

SIMロック解除については以前にもこのブログで取り上げたことがあります。現状、ドコモは手数料3000円でSIMロック解除に応じてきましたが、iPhoneに関しては解除の対象外としています。ソフトバンクは、申し訳程度にほんの数機種だけをSIMロック解除の対象とし、auはSIMロック解除に応じていない。しかし、来年5月以降に発売される新機種は、すべてSIMロック解除が義務付けられます。auは3Gの通信方式が違うのでSIMロック解除してもドコモやソフトバンクと互換性がない、と言われてきましたが、引用記事によれば、iPhone6はどちらの通信方式にも対応しているので問題ないようだし、auは3Gの音声通話をやめる方向のようですね。

それはともかく「ドコモが、過去にソフトバンクに逃げてしまったユーザーを取り戻したくて、総務省にけしかけて今回のSIMロック解除を義務化させた」という視点はなかなか斬新で、「あっ」と思わせるものがあります。言われてみれば、そうかもしれないと思わせるものがある。もちろん、あくまでも推測で「あり得る」という話に過ぎませんけど。
ただし、実際にそのとおりだったとしても、そう上手くことが運ぶとは限りません。引用記事は、SIMロック解除が義務付けられても、iPhoneだけアップルの意向によって対象外となる可能性が示唆されています。
確かに、キャッシュバックなどのキャンペーンがかからないSIMフリーのアップル製品は、すごく高い。
私は、昨年4月にiPad mini(初代)を購入しましたが、この初代モデルは、現在でも16GBモデルのみ アップルストアで販売 しており、wi-fiのみモデルが26800円、SIM登載モデル(SIMフリー)が40800円です。SIMを登載して携帯電話網に接続できるだけで1万4千円も高い。最新のiPad mini3になると、wi-fiモデル42800円対SIM登載モデル56800円になります。さらに iPhone6 となると、16GBモデルで、6が75800円、6plusが87800円。もう、ノートパソコンが買えそうな値段です。(いずれも税別)


アンドロイドなら、2万円台でSIMフリーのスマートフォンが買えることを考えると、アップル製品はとんでもなく高い。SIMロック解除された代わりに端末価格はこの値段、ということになったら、いくらなんでもそんなに売れないでしょう。キャンペーンを続ける場合は、割引の適用条件が2年縛りの期間中に他社に乗り換えたら違約金、ということになるだろうから、やっぱりそんなに乗り換えようという気にならないでしょう。
加えて言えば、3大キャリアは総じて電話代が高い。ただし、その中ではソフトバンクが比較的安いので、通信費の面では、ソフトバンクからドコモに多くのユーザーが戻ってくるとは考えにくいんじゃないでしょうか。電波のつながりやすさなど、価格以外の理由で戻ってくる人はいるでしょうけど。
仮にSIMフリーになって2年縛りの期間が満了して、さあ、ソフトバンクから乗り換えるぞということになったとしても、ドコモに乗り換えるでしょうか。MVNOに乗り換えちゃうんじゃないかな、と思うんですけどね。だって、端末代金の支払いがなければ、MVNOの安さは圧倒的ですから。これは、ドコモからの乗り換えの場合にも言えることですけど。





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最終更新日  2014.12.23 10:22:00
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