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なんていうか、とても読みにくい本でした(^_^;)。
なんか、語り口がくどくどしていて、もう少し内容を整理して書けないもんでしょうかね?弁護士とは言っても著述家としては素人と言うことなのでしょうか??
この本を、光市母子殺害事件について書かれた本だと思って読むと、肩すかしを食うかもしれません。この本に書かれている事件の概要は結局は今枝弁護士の見た事件の概要であってあまり客観性がないのと、裁判が進行中に書かれたのですべてを書けないということ。そのため、この本は今枝弁護士の自叙伝として読むのが正解だと思います。
でも、自叙伝って事だと、この人に自叙伝って必要なのかなーーー??(^_^;)。
最後の方の橋下弁護士(現大阪府知事)の弁護団に対する懲戒請求扇動に関する部分は、あんなにページ数を割く必要があったのかな~?必要ないでしょう。もっと簡潔に書けたはずでしょう。
個人的には、この事件の被害者の方が執拗に死刑を求めることに若干の違和感を覚えますが、加害者側に情状酌量の余地があるかって言うと、実際に犯した犯罪の内容に従って量刑を決めて貰いたいというのが正直なところ。
でも、本当は死刑は反対。ただ、死刑を廃止するには刑事罰についての考え方を一新させる必要があるので、今の状態で死刑だけを無くすことは無理でしょう。
加害者の死刑が確定したことで、もう一人殺人者を増やすことがなかったのは良かったと言うべきか……(-_-;)。
『気になる子理解できるケアできる』ヘネ… 2011.05.06
『眠りにつく太陽』 桜井邦朋 2011.04.19
『夫の悪夢』藤原美子 2011.04.03
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