2004/02/18
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カテゴリ: 人生・教訓!
昨日の新聞で、自動車メーカーのホンダが航空機参入との記事があった。

アメリカのGEと小型航空機エンジンの共同事業化で提携したようだ。

ホンダというメーカーは、創業者本多宗一郎の夢をいまだに追い続けるている。

見ている者も、これだけ夢を見させてくれるメーカーは少ないのではないだろうか。

売上が何兆円とか言われても、ピンとこないものだが、こういうニュースは、ワクワクして見れて楽しいですね。


スペインの建築家アントニ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリア教会を、いまだに作り続けていますが、例えが違うかもしれませんが、それと同じようなロマンを感じます。

売上や利益だけしか評価の判断材料にならないのは、あまりにも寂しすぎます。

ガウディの発想は、日本に、日本人にないものだとよく言う人がいますが、国内では取り上げられない、或いは、評価されないのがこのガウディのような発想のような気がしてなりません。

要は、利益を直ぐに生まないものは評価しないとうことでしょう。




ちょっと偉そうに書いてしまいましたが、個人のレベルでも同じだと思うのです。。

以前テレビで見たのですが、ヨーロッパのフランス?だったと思いますが、若き綱渡りが、祖父が失敗した、ビルからビルへの綱渡りに挑戦していました。

半世紀近く前に、その孫が生まれていない時の祖父の屈辱を晴らすために挑戦するのです。

当然その時に祖父は亡くなっているのですから、孫は伝え聞いているだけです。

伝え聞いていると言っても、綱渡りとしての勇気とチャレンジ精神を伝え聞いてるのであって、失敗して死んじゃった・・・ではないですね(笑)。

それだからこそ祖父の誇りを引き継ぎ、祖父が死んだ同じ場所で、挑戦したのでしょう。

そして、見事に半世紀振りに祖父の屈辱を晴らし、一族の誇りを取り戻すのです。

凄い話だと思いませんか。

私は、こういう話が大好きなんですけどね(笑)。

ただ失敗して死んじゃったと教えてたら、こうはならなかったし、第一「危ないから止めなさい」で終わりでしょう(笑)。


この綱渡りの話もホンダやガウディと同じだと思います。



随分スケールが小さくなってしまいますが(笑)。

今は亡き父は、私が幼い頃は『鍛冶屋』で、その後時代の流れで鉄工所に転身しました。

父の思い出と言えば、飲んだくれている姿が一番に目に浮かびます(笑)。

とても綱渡りの祖父のようなわけにはいきません。

それでも、父なりの夢、父なりの誇りはあったと思います。




私のようなレベルでも、最後は、父の誇り、『鍛冶屋の息子』であった誇りを忘れないように挑戦しなくてはと思っています。

これは、サラリーマンの息子でも、公務員の息子でも同じことですね。







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最終更新日  2004/08/07 01:55:22 PM
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