洗えばいっしょ！・・・会社も少しずつ変わる？

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2004/12/11

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テーマ：敗者復活戦　『失敗は成功のもと』(166)

カテゴリ：ビジネス・自分の仕事！

７日の日記にコメントをいただきながら、なんの返事もせずすみませんでした。

数日忙しくしておりました。

あれから一番の得意先の担当者と会ったのですが、電話ではかなり怒っていたので、ぶつかり合いになることも覚悟していたのですが、二人とも静かに冷静に話すことが出来ました。

結論から言えば、担当者も諦めてくれましたので、こちらも図面代は諦めて、この問題を引きずらないことに決めました。

こういう問題は、切れるところで切っておかないと、問題の先送りをすると、碌な事はありませんからね。

このことを営業譲渡の件では大変お世話になった業界の大先輩に話したのですが、その方が言われることが、私の考えていたことと同じだったので、私がやっていることは間違いではないと、少しばかし自信になりました。

正直言うとかなり不安でもあるのですが、やはり人の話を聞くというのは、それだけで勇気が湧いてきますね。

その大先輩の話を簡単にまとめます。

潰れた会社に共通するのは、従業員を遊ばせないために儲からない仕事をやって、自転車操業に陥り最後にはパンクする。

私は７０になるが、こんな話を実行してくれた人を見たことがない。

そして、こういう状況に陥るととても忙しくなるので、他の仕事が入って来た時、その儲かる仕事が出来なくなるという悪循環になる。

この話は凄いと思いましたね。

正に的を射ている話で、確かに他の仕事も出来ないくらいに忙しくなるという現実はあります。

そしてこんなことも言われていました。

赤字と分かっている仕事をやるより、従業員を遊ばせる方がまだいい。

遊んでいれば、いい仕事がきた時必死でやるし、その仕事が巧くいけば、必ず悪循環は断ち切れる。

客が喜んでくれたら、必ずいい風が吹いてくる。

文章が下手で巧くまとめることが出来ませんが、この大先輩の話で、今回の私の決断は間違いではなかったと確信が持てました。

もちろん不安はありますが、その不安をバネにしたいと思っています。

しかし、あまり儲けるという文字ばかり書いているといけませんね（笑）。

それでも、最近は会社の雰囲気も少しずつ変わってきました。

１０月から最近まで、トイレの掃除は私がやっていたのですが、漸く従業員がやってくれるようになりました。

何分男所帯ですので、汚くなっていけないと思い、私が率先してやっていたのですが、ここにきて事務所や工場をきれいにするということが、少しずつ浸透してきました。

今日の朝は、リーダー格の社員がタオルで便器を磨いていましたからね。

その代わり、それを他のタオルと一緒に洗濯機で洗っていました（笑）。

そいつがひと言『洗えばいっしょ！』・・・・。

あ～～、当分うちに女性は入ってくれそうもありませんね（笑）。

それではまた。

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