2005/05/14
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カテゴリ: 人生・教訓!
一昨日は、夜中の2時半まで九州ベンチャー大学の講演ビデオを久しぶりに見ていた。

早く寝るつもりが、見始めたら止められなかった(笑)。

ラーメンの博多一風堂・河原社長の講演ビデオだったが、面白かったのは長年ラーメン屋をやってきて、俺の天職はこれしかないと気付いたのが44歳の時。

それからは、迷うことなく一直線になったとか。

この44歳というのは、九州ベンチャー大学の栢野さんによれば、本人も含めて数人の人の転機になった年齢だとか。

不肖鍛冶屋の息子は、その時は、首の椎間板ヘルニアという変な病気になって、初めはまともに歩けなくなるは、翌年には首の骨を削る手術をするは、踏んだり蹴ったりの状態でした。

呪われた44歳でしたね(笑)。


しかし、この講演ビデオを見て天職について以前書いたことが、間違っていなかった、と確信に近いものになりました。

『無駄の積み重ねが天職になる』



『人には生まれながらの天職などない』と考えれば、もっと楽な生き方が出来そうな気がしますね。


以前、闘牛の世話をする兄弟が、テレビで紹介されていました。

この少年二人は、テレビゲームなど殆どしたこともなく、幼い頃から父親がやっていることを、ただ真似しながら覚えて、今や立派に闘牛の世話が出来るまでになったのです。

「今何がやりたい?」という質問に答えて・・・・

「牛の散歩!」と屈託の無い笑顔を見ていると、ホッとするような気持ちになりましたね。

まるで私の子供の頃の笑顔のような???(笑)。


この少年たち二人は、幼い頃から、遊びや興味を持つ選択肢が少なく、目の前の『闘牛』が一番面白かったんでしょうね。

彼らが、もしこのまま大人になっても闘牛の世話をやっていたら、これを『天職』と呼ぶのでしょうか。

洪水のような情報があり、無尽蔵な選択肢がある人が、『天職が分からない?』と言っているような気がします。

一体どちらが幸せなのか?。


会社を辞めて起業しようとしても、洪水のような情報に翻弄され、一歩踏み出すことを躊躇している人が多いと思いますね。



現在の環境を羨ましいと思う反面、「今だったら、頭でっかちになって、とても独立なんかしていないだろう」と考えることがよくあります。

余程吟味しないと、どれが正しくて、どれが間違っているか、分かりませんからね。


一歩踏み出すためには、周りを見ない、人の話を聞かない、ということも時には必要ではないでしょうか。


それではまた。












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最終更新日  2005/05/14 08:27:24 PM
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