製造業の明日！我が社の未来！・・・その２

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2009/10/02

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テーマ：ものづくり・人づくり！(601)

カテゴリ：ものづくり！人づくり！

製造業の明日！我が社の未来！・・・その１

↓昨日の続きです。

営業譲渡、Ｍ＆Ａ、と言えばカッコはいいかもしれないが、要は、子供も社員も後継者にはならないために、外部にそれを求める、ということ。

それに乗るか、乗らないか？。

乗ったバカ？が鍛冶屋の息子だったわけで（笑）。

あるコンサルタント曰く「Ｍ＆Ａは強者が弱者を飲み込むような遣り方でないと成功しない」。

正に、この通りで、引き継いで蓋を開けてみると、唖然、そして呆然となることの繰り返し。

「聞いていたことと違う」なんて、泣きごとを言っても、動き出したものはもう止まらない（笑）。

サラリーマンを辞め独立した時より、数倍のエネルギーが必要でしたね。

それを乗り切ったのだから、大したものだ、と自画自賛（笑）。

こういった経験談を、我が社を訪ねてきたある会社の社長に話したわけで、かなり真剣に聞かれていました。

おそらくは、この社長は、『飲み込む』ことを考えておられる。

『飲み込む』と言ったら言葉が悪いが、技術力がある会社と言えども、ある特定の分野に限られているので、より総合的に取りまとめができる会社に、いつも遅れを取ることになる。

分かり易く言えば、工場の設備を請け負う時、部分的なことしか出来ないのと、総合的に出来るのでは、始まる前から勝負は決まっている。

この社長は、総合的に出来るメーカーとなることを目指しておられる。

そのためには、この会社にないものが必要となる。

それを、一から育てていれば、もう間に合わない。

そこで、いろいろと物色中？と思われた。

我が社もターゲットの一つか？。

買われるほどの価値はあるか、ないか？・・・。

こういった会社は、いまはどこにでもある。

これから先、こういったことは益々増えていく。

買収しなくても、倒産や廃業は山ほどある。

「鍛冶屋さん、１０年後、２０年後、会社はどうなっていると思いますか、展望はありますか」

強烈なストレートを喰らった。

社員は、幸せになっているだろうか。

その社長は、日本の市場はもう伸びないので、海外のいろいろな工場建設にも関わりたいとも話していた。

２代目のボンボンが何を抜かすか、と言っても、負け犬の遠吠えに過ぎない。

圧倒的な企業力の差を痛感した。

しかし、こんなことで怯んでいるわけにはいかない。

厳しい環境にある今を乗り越え、必ずや鉄腕アトムのような『小さくても強い会社』にしてみせようぞ！。

飲み込まれる前に飲み込んでやる？・・・いや、そんなことは考えない。

飲み込みに来たら、「この金額だったら」と、信じられないような高値を笑いながら提示する。

これで十分じゃないか。

さっ、今年も後３ヶ月。

頑張っていきましょう！。

それではまた。

急遽、明日オガチの会の勉強会となった。

２次会は、『中洲祭り』開催中のため、それに便乗してオガチ祭？。

露店で、わいわいがやがや、やっているので、お暇な方は、是非連絡を！。

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