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高田馬場駅から下落合駅まで1時間弱の歩きだった。ほとんど疲れはないので、予定通り、続けて目白まで歩くことにする。
Photo A
下落合駅から新目白通りを越えて。(2015/9/19 12:04)
Photo B1
(左) 右手(東)の坂道へ。(2015/9/19 12:05)
Photo B3
(右) さらに細い坂道へ。(2015/9/19 12:06)
Photo B2
コンクリート土留め中段の彼岸花。(2015/9/19 12:05)
下落合駅の踏切から、妙正寺川を渡り、新目白通りを越えてマンションの並ぶ坂道を上る。新目白通りから100メートルも進まないうちに右手に魅力的な急坂が現われた。コンクリート壁の上には彼岸花の赤が鮮明に映えている道だ。
左に折れながらますます狭くなって続く坂道は、けっこう期待度が高い。
Photo B4
(左) 階段道を上ヘ。(2015/9/19 12:05)
Photo B5
(右) 坂上の住宅地。(2015/9/19 12:06)
Photo C
ツルハナナス。(2015/9/19 12:10)
狭い坂道を道なりに行くと、左に曲って、その先では広い道に戻ってしまうようだ。広い道が見え出す頃、右手に階段道が現われたので、さらに上に行くことにする。
階段道を上がりきると、住宅地の道は平坦になる。2階の窓近くまで伸び上がったツルハナナスがたくさん花を咲かせている家がある。その辺が、高台の尾根に相当するようだ。
Photo D1
(左) 薬王院西の階段道(1)。(2015/9/19 12:12)
Photo D2
(右) 薬王院西の階段道(2)。(2015/9/19 12:12)
Photo E
黒揚羽と曼珠沙華。(2015/9/19 12:14)
道の突き当たりの塀の向こうに立ち並ぶ墓石の先端が見えている。その墓地の塀に沿って歩いて行くと、急な石段道の上に出た。降り口には、なぜか兎と梟の彫刻が乗った石柱が立っている。
曲がりくねった石段を下りていくと寺院の屋根が見える。「東長谷寺 瑠璃山薬王院」である。階段を下りきった塀の前に彼岸花(曼珠沙華)が咲いていて、黒揚羽が蜜を吸っている。
Photo F1
薬王院山門。(2015/9/19 12:15)
Photo F2
富安風生の句碑。(2015/9/19 12:17)
薬王院の山門に入ってみた。山門の前後の参道脇には牡丹の木がたくさん植えられている。その牡丹を詠んだものか、寺内にあった富安風生の句碑には「中空に日のとどまれる牡丹かな」とあった。「あじさい寺」ならぬ「ぼたん寺」でもあろうか。
富安風生には次のような名句もあるが、この牡丹の門は薬王院の山門かもしれない。
行き過ぎて牡丹の門に立ちもどる [1]
Photo G1
(左) 野鳥の森公園入口。(2015/9/19 12:12)
Photo G2
(右) 野鳥の森公園。(2015/9/19 12:12)
Photo G3
野鳥の森公園と脇の坂道。(2015/9/19 12:21)
薬王院の隣に「野鳥の森公園」の案内があった。ここでやっとこの辺りを歩いたことがあることに気付いた。3年ほど前、高田馬場から新井薬師まで歩いたことがあって、確かに野鳥の森公園と下落合駅を通り過ぎたことを思い出した。
公園の東には裏へ抜ける坂道があることも思い出して、その道を行くことにした。
Photo H
(左) 野鳥の森公園からの道。(2015/9/19 12:23)
Photo I
(右) 落合中と落合四小の間の道。(2015/9/19 12:30)
公園の坂道は、坂のまま住宅地に入り、右にカーブしながら少し広い道に出る。散歩にふさわしそうなその道を右に入って行くと、向こうから小学生がたくさん歩いて来る。下校時間らしい。
雰囲気のいい道だったが、子どもたちが写ってしまうので写真を撮ることは憚られた。しばらくはカメラを構えることもなく歩いて、落合中学校と落合第四小学校の間まで来てようやく子どもたちが途絶えたので1枚だけ撮した(Photo I
)。その道はすぐに「おとめ山公園」に突き当たる丁字路で終わっている。
Photo J1
おとめ山公園。(2015/9/19 12:35)
Photo J2
おとめ山公園を分断する道。(2015/9/19 12:37)
Photo J3
東のおとめ山公園。(2015/9/19 12:38)
丁字路は左の落合中へ上るような坂道で、その途中に公園入口があったが封鎖されていた。道へ出る見通しが悪いためらしい。その上の別の入口から入って、林の中を下って行った。
公園内には小川が流れていて、親子連れがザリガニ釣りをしていた。東口から公園を出ると、道の向こうもまた公園になっている。
Photo K
(左) おとめ山公園からの道。(2015/9/19 12:39)
Photo M
(右) 住宅地を緩やかに下る道。(2015/9/19 12:47)
Photo L
サルスベリ。(2015/9/19 12:42)
大きな池の上端を抜けて公園を出た。このあたりからそろそろ北へ向かわないと目白駅に辿りつかない。 住宅地の道を突き当たれば曲る。そんなふうに北に向かって歩いて行く。もう十分に秋だというのに満開のサルスベリの木がある。百日紅の名にふさわしい。
Photo N
山手線脇の道。(2015/9/19 12:50)
Photo O
階段を上がれば目白駅前。(2015/9/19 12:06)
Photo P
JR目白駅。(2015/9/19 12:52)
住宅地の道は緩やかに下って丁字路に出る。右にまっすぐ進むと山手線に突き当たる。山手線に沿った道の先には階段道があって、足の不自由な人が一段ずつゆっくりと降りてくるのが見える。
階段を上がるとJR目白駅前の広場だ。
街歩きMap。 A
~ P
は写真撮影ポイント。地図のベースは、「プロアトラスSV7」。
[1] 『現代日本文學大系95 現代句集』(筑摩書房 昭和48年)p. 84。
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