全11件 (11件中 1-11件目)
1
オーストラリア イーグルホーク・シャルドネ2013 Eaglehawk Chardonnay ウルフ・ブラス社 Wolf Blass シャルドネ100% フレンチとアメリカンオーク樽で熟成6ヶ月(PDF) アルコール分13.5% 輸入:三菱食品株式会社 購入価格:926円色はやや薄く黄色がかった薄い金色。香りはメロン、ミント、小麦粉、マーガリン、シロップ、メレンゲ、蜂蜜?レモンの皮?味は苦味と甘味。余韻に薄く苦味を伴う甘味と薄い酸味。2011年ボトルではオークチップを使って熟成してたが、どうも2011年が不作故の例外年だった様で2013年以降(?)また樽熟成に戻ったみたい。あのわざとらしいまでの安い樽感が結構好きだったんだがw。甘い果実と香ばしい雰囲気、そこにややオイリーな雰囲気が絡み、味のイメージも酸味控えめで例年通り(?)。なかなか整った味。酸味は弱いものの、甘い香りと対応させた甘味とやや高めのアルコール感に因る苦味でボディを構成。バランスは良く、万人向け。意外と(?)甘味が伸び易く、味のシンプル感が悪い意味で目立つ。もう少し白ワインらしい柑橘感を感じる香りが出てればそれなりにカバー出来たかもしれない。キレが悪いと言うか、口内にヌベっと下品に残り易い。温度の問題か!? 15分弱の時間経過(ほぼ温度上昇)で、やはり甘味が変に重苦しい傾向に。(室温25℃、湿度56%) 冷温キープ推奨。冷たさである程度はキレを出す必要が有る。 香りも内容は大きく変わらないが、出力落ちてるかも。 総合的には、良い意味で普通のシャルドネワイン。酸や苦味が突出するよりは、甘味が目立つ方が料理で調整しやすいし、これはこれで悪くない。葡萄の出来が良かったのか、2012年のレッドラベルよりもトータルの美味さの質は上かもしれない。香りはかつてのレッドラベルの方が勝るが、味は全然負けてない。ウルフ・ブラスのワインはヴィンテージ差が顕著に出るのかもしれない。ワインの味自体はシンプルだし、料理は割と何でも良い。赤に合わせる前提みたいな、アブラの乗った肉料理でもなければ大体イケる。塩と油のシンプルな味程相性良い。野菜系の青臭さにも十分に対応可能。赤身の魚(カツオやサーモン)のカルパッチョとか最適。値段相応。万人向けで料理にも合わせ易く、ワインとしても飲み易さは上々。1000円未満でこの味わいは十分信頼に足る。オークチップ使用年の雰囲気も悪くなかったけど、あれは不良年をカバーするための苦肉の策だったのかな?またあれを飲みたかったら、バッドヴィンテージを期待するしかないのかw!?★楽天検索 イーグル ホーク シャルドネ★楽天扱い約4件 1030円~1212円 平均1100円前後むむ、ついに最安でも1000円超えたか・・。1000円未満なればこそ信頼の味だったのだが。1000円以上になるのなら他のワインに目移りする。
2016/10/31
コメント(0)
日本 ブラック・ニッカ・スペシャル Black Nikka Special ニッカウヰスキー Nikka Whisky (余市産を軸に宮城峡も含めた)モルト、グレーン アルコール分42% 購入価格:1382円香りは素焼きアーモンド、リンゴ、シナモン、檜、ラムレーズン?香ばしい雰囲気の香りと甘めのスパイス香が混じり、華やかな雰囲気。出力は流石に大人しい方だが。 【ストレート】結構軽やかな印象。甘味が綺麗に伸び、スルッと喉を通り抜けるが、飲んだ後のアルコール感のアタックがやや目立つ。飲んだ後の鼻から抜ける香りがドライフルーツ系。 【ロック】ん~、味が荒れ気味だな。香りも閉じた雰囲気。何か普通のよくあるウィスキーロックって感じ。何だかバランスがよく分からん。飲むタイミングによっても味にバラつきが出るな。こいつは少々人を選ぶ。 【水割り】 ・酒1:水0.1うおっ、何かキャラメルみたいな香りがドバっときた。で、それは2~3秒で静まる。味は【ストレート】時よりも苦味が混じり易く、口内のピリピリ感も増す。その勢いを飲み応えと受け取る事は可能だが、当初の軽さと穏やかさが好みの人には何とも言えない変化。ちなみに自分は嫌いじゃない。 ・酒1:水1甘い雰囲気の香りは減退傾向。味はアルコールのアタックが大幅に和らぎ、「甘い水」みたいなソフトな味に。飲み易いし、悪くない味。 ・酒1:水3~4【酒1:水1】をさらに薄めた味。飲み易さはさらにアップし、万人向けのより優しい味の酒に。その分ウイスキーらしさは順当に落ちてるが、これはこれでアリ。とりあえずオススメは【ストレート】か【水割り(酒1:1)】。【ロック】と【水割り(酒1:0.1)】は人を選ぶ部分有り。(好きな人なら気に入る)特に【水割り】はどうやっても美味い味に。これはすごい。 ★ソーダ割りにしてみた★(酒1:炭酸水3~4) 香りがちょっと泡で散っちゃって分かりにくいな。塩水?リンゴ? 味は炭酸の酸味が不思議なふくらみを生む。 単に清涼感を感じるだけでなく、きちんと別の酒として成立する。なかなか飲み応えを感じさせつつも、味わいは穏やかな部類。ウイスキー特有の甘味が明確で、アルコール感や強い香りに頼らない真っすぐな酒の主張。個人的にはディープブレンドよりも好み。リッチブレンドの完全上位互換、パワー型のディープブレンドを、バランス型にした感じ。というより、スペシャルでほぼ完成型だったブラックニッカを、パワー特化にカスタムしつつコストを抑えたのがディープブレンドか!?むしろこのスペシャルの方が本流のブラックニッカだろうか。値段相応。これは確実にクリア・リッチ・ディープのブラックニッカ三羽烏の上に位置する完成度。まさに "スペシャル" の名にふさわしいw。ウイスキーとしても、同価格のスコッチと比べて充分闘える美味さと思う。★楽天検索 ニッカ スペシャル★楽天扱い約28件 1198円~1620円 平均1300円前後 1000円台2000円台のスコッチは多いけど、1500円前後のスコッチってなかなか無いが、そこの隙間を狙って、上手い事日本産ウィスキーはポジション確保に成功したと思う。このブラックニッカ・スペシャルは2000円のスコッチには勝てないが、1000円のスコッチには勝てる。
2016/10/27
コメント(0)
スペイン DOバレンシア レイモス・ブリュットNV Reymos Brut レイモス社 Reymos アネコープ社 Anecoop モスカテル(マスカットオブアレキサンドリア)100% アルコール分11% 輸入:ドウシシャ株式会社 購入価格:743円色は薄い黄色。香りはライチ、沈丁花、ミント、ラムネ、ジン、生姜、レモン?粉砂糖?味は苦味を伴う酸味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。甘酸っぱい香り。炭酸入りのゲヴェルツトラミネールワインっぽい。レイモスにしては、確かにブリュット(辛口)と言うだけあって甘味は控えめ。泡の勢いはおよそ標準的。品種の特徴なのか、柑橘に偏らない香りは なかなか好感触。ライチに花の香りと香草で掴み、香りに合わせた様な甘酸っぱい雰囲気の味わいを出す。この香りの誘導はかなり強く、決して甘い味ではないのに、妙に甘く感じる。ジン(ボンベイ・サファイア)のソーダ割りに近い雰囲気。(又は杏露酒のソーダ割り?ジンジャーエール?)この一見ワインらしくない甘味感の出方に抵抗を感じる人はいるかもしれない。総合的には万人向けのスパークリング。特にワイン慣れしてない人程美味しく感じられるかも。これはこれで、充分キャラが立ってて、しかも飲み易い。変に酸っぱ苦いだけの凡百の安スパークリングよりはずっと取っつき易いものを持ってる。40分以上の時間経過にも変化は無し。(室温26℃、湿度64%)甘酸っぱい雰囲気の香りと味の泡物を求めるなら、ランブルスコ・ビアンコと並ぶ最適解の一つ。こういうのは中華料理に合わせ易い。八角や香菜といった強い香りのものにも余裕で着いて行ける。甘酸っぱい味程 相性が良い。油淋鶏とか南蛮漬けとか甘酢系。甘味と酸味の組み合わせの料理でないと噛み合わない気がする。値段以上。これは十分1000円の壁を越えられる。780円前後のニューワールドの安泡と、ほぼ同価格のこのレイモス・ブリュット、明確に住み分けが可能。★楽天検索 レイモス ブリュ★楽天扱い約24件 864円~1383円 平均980円前後とりあえず1000円がラインだな。高価くても1100円未満ならギリギリ検討対象。それ以上になるとフランスのスパークリング か カヴァに目が移る。
2016/10/25
コメント(0)
青森県 三戸郡五戸町 如空・ビュベール・生貯蔵酒 Jokuu Buveur NamaChozouShu 八戸酒類株式会社 Hachinohe Shurui KabushikiGaisha 青森県産米100%(精米歩合75%) 醸造アルコール 2015年4月製造 日本酒度 +3 酸度 1.1 アルコール分 15~16 購入価格:750円(720ml)(1080円のアウトレット値引)香りは水飴、ラムネの粉、梨?出力は弱め。口当たりには綺麗な甘味を感じられ、伸びる酸味が味をつくる。意外と旨味感も有る(?)っぽい。余韻抜きで、味だけなら(新潟辺りの)吟醸酒的イメージも持てる。生貯蔵酒ということで、いくらかフルーティーな感覚が感じられる。醸造アルコールに因るものか、余韻の苦味は目立ち気味。精米歩合からいっても、最初の甘味を越えてからの雑味が必要以上に出易い感じ。淡麗辛口との触れ込みだが、言う程淡麗でもないな。2015年製だし、多少は味に変化が出てるのかもしれない。自分には甘味の出方や酸味の伸びは悪い変化とは思わない。まぁ、(良い意味で)普通。名前には個性が有ってw、普通なりに味も悪くない。純米酒バージョンも有るみたいなので、そっちの方がもっと自分好みの味なのかな。余韻の苦味を散らしつつ、甘味を支えられるものが適任。脂のノッた魚の刺身、絹ごし豆腐の冷奴、卯の花とか?揚げ物や炒め物は合いそうで合わない。約1000円で値段相応。相応だが、通常1080円でこれなら結構良い感じ。あっさりスッキリの淡麗辛口が好きな人ならなるべく新しいのを、そうでもなければ多少月日が経ってるボトルを選ぶのが吉。
2016/10/23
コメント(0)
鳥取で大地震か・・。北条ワインさんが かなり大変そうだ。(スタッフは無傷だが倉庫のボトルが壊滅状態っぽい) チリ DOビオビオ・ヴァレー エコ・バランス・ピノノワール2015 Eco Balance PinoNoir エミリアーナ・ヴィンヤーズ Emiliana Vinyards ピノノワール100% 20%をフレンチオーク樽で熟成 アルコール分14% 輸入:ワインインスタイル株式会社 購入価格:969円色は綺麗な紫。香りはカシス、ブラックベリー、キャンディー、インク、カラメル、キャベツ?味は渋味と苦味を伴う酸味。余韻に渋味と苦味を伴う薄い甘味。ん~、・・まぁ普通。黒果実にやや甘い雰囲気を持たせ、その後に苦味のニュアンスを出す。渋味基調だが、全体的に出力は控えめで飲み易さはまずまず。ピノノワールと言うより、ボジョレーのガメイみたいな感じ。或いは渋味の少ない安スペインワインみたいな。シンプルな味構成で、苦味が絡み易いのを除けば味も香りも分かり易い部類。香りの流れに味が追従するイメージ。飲んでて味が香りに引っ張られてる。ガブ飲み可能だが、ガブ飲みするにはまだ重苦しさが有るかな!?アルコール度が高めなのが原因かも。シンプルな味をサポートする為にアルコール感の圧力で重厚感を出してる?総合的には、1000円弱の普通の赤ワイン。品種の特徴にはそれなりに忠実で、香りはややフルーティーで渋味控えめ。60分以上の時間経過でも変化は無し。カベルネやシラー等の重さや濃さが苦手な人には良いと思う。料理はとりあえず肉なら何でも良いかな。よほど旨味の強い肉でもなければ、塩味・甘味・酸味・苦味のどれか2つ以上の味覚が有れば大体合う。薄切り肉炒めに塩胡椒、赤ワイン煮、トマト煮、チーズ和え等。生ハムでもいいな。スペインワインに合わせる様なのからアブラ分を抜いたもの。野菜系じゃなければ大丈夫でしょ。値段相応。ピノノワール好きと言うより、ピノ以外の赤ワインが苦手な人向き。品種云々抜きに、約1000円の赤ワインとしてはまあまあの出来。★楽天検索 エコ バランス ピノ★楽天扱い約12件 950円~1079円 平均980円強「ピノノワール」と言う部分に期待はせず、「約1000円弱レベルの赤ワイン」と思って買おう。食中のグラスワイン用。先日のモランデよりは明らかに高汎用万人向け。
2016/10/21
コメント(0)
チリ カサブランカ・ヴァレー モランデ・レセルヴァ(リゼルバ)・ピノノワール2014 Morande Reserva PinotNoir ヴィニャ・モランデ Vina Morande ピノノワール100% 300~500リットル樽でマロラティック発酵、熟成10か月、瓶詰め後リリース前に瓶熟6ヶ月 アルコール分13% 輸入:株式会社日食 購入価格:777円色は澄んだ赤紫。香りは枯葉、カシス、カカオ、黒糖、土、豚レバー?味は苦味を伴う薄い渋味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。なんか、あまり綺麗に感じない香りだな。チリピノらしいと言えばらしいから、悪い気を起こす程ではない。最初の渋味の丘を越えたら、後は薄い酸が余韻まで薄く拡がるだけ。渋味控えめで飲み易さはそれなり。香りの影響も有るのか、苦味が目立ち気味。それでも結構すんなり飲めるのは口通りの良さが有るから。いかにもチリらしい香りの野暮ったさと、苦味が際立つ味構成には難アリ。この辺はチリピノにはよくある事なので、分かってて飲むのなら許容範囲。味だけならカスティヨンのボルドーワインに近いかも(主に苦味の絡み方に関して)。とりあえず、渋味控えめの赤ワインなのは分かった。苦味の伸びでボリューム出してるみたいで、あまり飲んでて綺麗な雰囲気は無い。土地と価格を思えば残念でもないし当然だが、香りの汚さと苦味の雑さが安さを助長してる。もし、もっと土やカカオの代わりに花や紅茶っぽさを、苦味の代わりに澄んだ甘味が出せたら値段は3倍以上だなw。コノスル・20バレルのピノって飲んでみようか・・・。ちょっとしつこい味の料理に向いてる。ドミグラスソースを用いた様な肉料理がいいかも。渋味が控えめだからアブラはそんなに要らない、旨味が有ってワインの苦味に対応出来つつあっさりしたもの。・・・ビーフジャーキーとかか!? いや、ローストビーフでいいか。値段相応。この手のチリピノワインは数ヶ月ごとに変化する事がままあるので、そのまま単純に相応とも言えないが、2016年10月の現状は800円弱。400ml弱残しで次の日(開栓23時間程度経過)。香りは枯葉、ブラックベリー、レバー、インク、炭?土?味は苦味と渋味を伴う薄い酸味。余韻に苦味と薄い渋味。・・・う~ん、初日の印象から時間経過で順当に落ちた感じの味わい。味も香りも綺麗じゃない。元々綺麗な部類ではなかったけど、日をまたいでも変わらず。初日はまだ綺麗ではなくとも黒糖やチョコレート的なイメージを持たせ、それなりにキャラを作れていた。2日目で香りが抜けてくると、苦味や酸味のバランスが崩れてきて、安っぽさがより強く目立ってくる。渋味がメインでないから、品種の軽やかさのおかげで何とかスルっと飲める雰囲気は維持してる。やはりチリの安ピノ全般は、勢いは有るけど全体的に出来が粗いな。或いはこれが土地の特徴(呪縛w)か。土の印象が過度に出る感じで繊細さをウリにするには難易度が高過ぎ。チリはカルメネールかシラーなら信用出来る。(樽熟シャルドネもたまに良いのが出る)アブラ控えめのレバーソテーとか上手く合いそう。ワインの香りが土臭いので、料理側の香りが多少個性的でも十分対抗出来る。果実感も弱目だし、料理の味付けにも自由度が有る。料理と一緒向けの赤ワインと考えれば、これはこれで悪いトコばかりじゃない。2日目も値段相応。ワインとしては800円弱で正直真っ直ぐ。3~4ヶ月で変わるかもしれないが、試す気はあまり無い。コノスル・ヴァラエタル・ピノノワールの方がもう少し高コスパ(←流石にコノスルと比べてやんなよwという話だが)。
2016/10/18
コメント(0)
もらいもの ドイツ モーゼル ブラウネベルグ村 ユッファー畑 ブラウネベルガー・ユッファー・リースリング・カビネット2011 Brauneberger Juffer Riesling Kabinett ウィリ(ウィリー)・ハーク(ハッグ)醸造所 Weingut Willi Haag リースリング100% アルコール分9.5% 輸入:株式会社ヴィノスやまざき 参考価格:2400円前後色はやや薄い金色。香りはシンナー、シロップ、ライム、石灰、塩化ビニール?ゴム?味は薄い苦味と甘味。余韻に薄く酸味を伴う苦味と薄い甘味。正統派のドイツワイン。石油製品香に甘い雰囲気のものと柑橘。意外と酸味は大人しく、大人しい苦味感に甘味がジワリ。余韻でようやく酸の雰囲気が見える。綺麗な味。リンゴ系の果実味に缶詰のミカンみたいな甘味が追い、新鮮な葉物野菜の様な甘味と苦味が同時に絡む。野菜っぽい(が強くない)苦味があっさり締めようとするが、そこを甘味の勢いを優勢に。シュペートレーゼ格だったら、こからもっと甘味がグイっと伸びてくると思う。良く言えば正統派。悪く言って普通のドイツw。バランスの良さ故ってのは有るし、悪く言って「普通」だから充分良い味なんだけどね。モーゼルにしては酸味がチョット頼りなかったのが唯一の弱点か!?万人向けの甘口白。ワイン慣れしてない女性が好むタイプ。正直、個性の弱さは感じなくもないが、甘過ぎず、酸味は程々、余韻も無駄に引っ張らず、香りのサポートも上手く働いてくれてる。60分以上の時間経過でも変化は軽微。(室温25℃、湿度62%)格相応に甘味は効いてるので、いくらか塩味が有るものが良い。無難にボイルしたソーセージで良いし、ローストポークにオイルと岩塩もアリ。酸味の補填でピクルスやクリームチーズに黒胡椒、大穴で柑橘果実の生ハム巻なんかイケそう。まあまあ値段相応。「モーゼル」の看板と「ウィリ・ハーク」の名前と「カビネット」の格で2000円の壁はクリアー。後は熟成代だな。カビネットワインが5年経過で+500円。それなりに納得。
2016/10/13
コメント(0)
季節の変わり目は暑かったり寒かったり色々だなぁ。朝と昼でもかなり違うし。 ニュージーランド ワイパラ地区 ホーム・クリーク・ワイパラ・リースリング2014 Home Creek Waipara Riesling サザン・バンダリー・ワインズ Southern Boundary Wines リースリング100% ステンレスタンク醸造 アルコール分12% 輸入:株式会社モトックス 購入価格:1706円色は薄い黄色。香りはグレープフルーツの皮、青草、シンナー、灰、プラスチック、湿った土、銅?塩昆布?味は甘味と苦味。余韻に酸味を伴う苦味と薄い甘味。 70分程の時間経過で酸味を伴う苦味と甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。・・・・面白いw。香りがソーヴィニヨンブランみたい。リースリングっぽさも有るには有るが、苦味を連想する柑橘っぽさと青臭い香りが目立ち、不思議な感覚が。それで味の方はしっかりリースリングで甘味が出るから、ワケが分からなくなるww。先日のオーストラリアのジェイコブス・クリーク・リースリングは香りがリースリングで味が甲州だったが、今回のニュージーランドのホーム・クリークのは香りがソーブラで、味がリースリング。何でニューワールドだからって、こういうハズし方をしてくるのか!?(面白いけどw)とりあえず味は良い。甘味は程々に主張して、酸の存在感は弱いが、そこを余韻と共に香りの柑橘感で補強。香りの出方と比べて、味出力はやや控えめ。香りのキャラ立ちが強過ぎて、品種のイメージが飛びそうになる。ソーヴィニヨンブランで名を馳せたニュージーランドワインとしては、いかにも上手く出来てる雰囲気だが、リースリングワインとしては少々半端な印象も。味自体は悪くないんだけどね。香りは特殊な感じだが、味は良く、安定感も持ってる。まあ、美味い。・・美味いけどこれはリースリングワインとして美味いのか!?ソーヴィニヨンブランみたいな柑橘の皮や青草の香りが苦手な人にはススメにくい。味も全く不味くはないが、バランスの取り方に香りとの連携前提な部分が有るので、ここも飲み手の好み次第。30分以上の時間経過(温度上昇)にも変化は軽微で、意外と(?)強さを見る。 開栓70分弱の時間経過でやや酸味が強まってきた感じ。(室温27℃、湿度58%) この酸味も余韻まで伸びるものではなく、途中から思い出したかの様に出てきた。 甘味が前面に出てくるが苦味が適度に牽制し、後から酸味が厚みを演出し、飲み応えを出す。 白ワインとしてはパッとしなくなってるものの、 味の流れと構成見たらむしろ理想的リースリングに・・。 やっぱりこのワイン面白いわw。味はリースリングなので、酸味や塩味強めの肉類や野菜に向く。ボイルソーセージにザウアークラウト、トマト系の野菜スープ、チーズ類もOK。いっそソーヴィニヨンブランワインの代用品にも出来る勢いなので、魚介マリネとかもイケる。時間経過後ならもっと味の濃い物にも合わせられる。テリーヌとかパテとか。値段相応。ソーヴィニヨンブラン6:リースリング4 の雰囲気の白ワイン。ソーヴィニヨンブランワインが飲みたい(必要だ)が、酸味の強いワインは苦手という人にはすごくイイと思う。うん、あまり酸味が強くないソーヴィニヨンブラン(っぽい)ワインが飲みたい人向け。ソーヴィニヨンブランとリースリングの中間のワイン。★楽天検索 ホーム クリーク リースリング★楽天扱い約18件 1377円~1782円 平均1500円前後金額的には高価過ぎず安過ぎず。安くて1380円、高価くて1880円のとこ。1500円以下なら十分なコスパ。品種の違いを比べたい人が飲むとすごく面白いかも。その際はニュージーランドのソーヴィニヨンブランワイン と ドイツのリースリングワインが比較に必要だが。
2016/10/10
コメント(0)
オーストラリア サウスオーストラリア州 バロッサヴァレー ジェイコブズ・クリーク・リザーヴ・リースリング2013 Jacobs Creek Reserve Riesling ジェイコブズ・クリーク Jacobs Creek バロッサヴァレー産リースリング100%(PDF) アルコール分11.4% 輸入:ペルノ・リカール・ジャパン株式会社 購入価格:1278円色は黄緑がかった薄い黄色。香りは灯油、ライム、レタス、リンゴ?甘くないメロン?味は薄い苦味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。薄い、軽い。香りはリースリングの流れだが、味は甲州の様。苦味基調で後から薄く甘味や酸味がジワリと追う。あっさりした味わいで、これはこれで飲み易い。正直、リースリングらしさみたいなものは薄いが、白ワインとしてはまずまず。先日のルールマンのリースリングに似た雰囲気だが、あちらよりはまだ香りが品種のイメージに忠実。 15分程の時間経過(温度上昇も込み)で、味のバランスが整ってきて、 良い意味で水の様な澄んだ雰囲気に。(室温26℃、湿度63%) 余韻の酸味は生き残ってて、澄んだ中にも多少の飲み応えは送る。 冷え過ぎてると冷温による味の張りが薄さの感覚を助長させる様だが、 温度が上がって美味くなったか!?というとそうでもないな。毛色が変わるだけ。味は甘くないリースリング、甲州かとも思えたが、それでいて香りはやっぱりリースリング。品種の特徴は有るけれど、そこはあまり目立たせず、あくまで「白ワイン」としての存在を重視してる。なので、ドイツ的な甘味を基礎にしたミネラルや酸を楽しむリースリングワインが飲みたい人には物足りなさを大きめに感じるかもしれない。品種云々の事を抜きにすれば、そこそこの出来の白ワイン。香りはともかく、味に関してはリースリングと言うより甲州ワインかイタリアの何かのワインに近い。苦味の枠にやや控えめな果実感で流れをつくり、香りで甘そうな雰囲気を演出する。白ワインが飲みたい人になら万人向け。リースリングワインが飲みたい人には飲み手を選ぶ要素有り。味だけなら和食とは良い相性。イタリア料理にも向いてる。ワインの香りのおかげ(?)か、チーズ類とも上手く合う。牛肉や豚肉(脂のノリ過ぎた肉)でなければ、大体大丈夫。値段相応。とりあえず、白ワインとしては問題無し。リースリング要素はおまけ。安目のシャルドネやソーヴィニヨンブランに慣れた人がたまに気分転換に飲むとちょっと面白いかも(面白いだけで、気に入るとは言ってない)。★楽天検索 ジェイコブ クリーク リザー リースリング★楽天扱い約5件 1350円~1760円 平均1500円前後まあ普通。1500円を下回るかがお得かどうかのライン。下回ったとして、リースリングのワインが好きな人にとっては、そんなにオススメとも言わない。ジェイコブズ・クリークはスパークリングが美味かったんだけどな。
2016/10/08
コメント(0)
アメリカ ワシントン州 ヤキマ・ヴァレー マーサー・キャニオンズ・リースリング2013 Mercer Canyons Riesling マーサー・ワイン・エステート Mercer Wine Estates リースリング100% アルコール分12.9% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:1288円色は薄い黄色。香りはライム、灯油、カリン、粗製糖、石灰、インク?セメダイン?味は苦味を伴う酸味と薄い甘味。余韻に苦味と酸味を伴う薄い甘味。結構美味い。いかにもリースリングらしい、石油やら溶剤やらの香り。苦味を基盤に甘酸っぱい味が穏やかに伸びていく。基礎に有る苦味感が酸味や甘味の余計な伸びを適度に制御し、上手くバランスと構成を演出。ガブ飲み出来るし、じっくり飲むのもイケる。良くも悪くも香りの流れに左右されない、軸のしっかりした味。柑橘・石油香・ミネラル的な要素までは良しとして、さらにもう一歩、白桃や蜂蜜の香りまで有ればドイツに匹敵するレベルだった。味に関しては特に文句も無かったので、香りでも もう少し頑張って欲しかったな。 抜栓20分強(温度上昇)で苦味の伸び方が粗くなり始めてきた。(室温26℃、湿度62%) 苦味が半端に動いたことで酸味と甘味のバランスが乱れがちに。 少し安っぽい雰囲気になるだけで、味自体が落ちてるわけではない。 多人数で早めに飲み切るか、冷温キープを推奨。品種の特徴が綺麗に楽しめる、なかなか手堅い出来のリースリングワイン。甘口と言う程甘くはなく、辛口と言う程ドライな味わいでもない、中間の万人向けの味。そう考えると、あまり香りに蜂蜜感が無かったのも、甘味の出力バランスを取るためには好都合だったのかもしれない。塩や醤油の味と相性良し。ワインの甘味を上手く引き出せるものが望ましい。魚の刺身、チーズ類、ピクルス、生ハムのサラダとか、火を通していないものに合わせ易い。イタリアやスペインの安白ワインのほぼ上位互換って感じ。値段以上。1480円も狙えるレベル。「リースリングワイン」としては確実にチリ以上、「ワシントン州の白ワイン」という点に付加価値。
2016/10/05
コメント(0)
アルザス リースリング・キュヴェ・ジャン・シャルル2013 Riesling Cuvee Jean-Charles ルールマン Ruhlmann リースリング100% ヴァット熟成 アルコール分12.5% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:928円色はやや薄い黄色。香りはライム、白砂糖、レタス、塩水、リンゴ、パプリカ、オリーブオイル?ライチ?味は苦味と酸味。余韻に薄い苦味と酸味。あら、意外と甘味が無いな。香りも白ワインによくあるモノが並んだだけで、リースリングっぽさには乏しい。味のバランス感は悪くないが、シンプル過ぎてて特徴に欠ける。これはこれで、飲み易いのは確か。白ワインとしては、軽めだが酸味はしっかり感じられる。この酸味のおかげで、水っぽいと思われないで済んでる。60分以上の時間経過でもほぼ変化無し。(室温25℃、湿度58%)単なる白ワインとしてはアリだが、品種や土地の特徴ははぼ無し。リースリングにしては意外な程 甘味が希薄で香りも弱い。白ワインなのは分かってもw、これを飲んで「アルザスのリースリングだ」と分かるのはエスパー級ww。まぁ、食中のガブ飲みワインだな。それ以上を期待すると豪快にズッコケる。南フランス、イタリア中部に似た様な感じの安ワインがゴロゴロしてる感じで、日差しの強い地域で、畑のポジションによる日当たりや雨の関係で生育が芳しくなかった葡萄のワインみたいな。分かってて飲んでも、これがアルザスのリースリングとは信じられない。ただし、知らずに飲んで1000円位の白ワインだよ と言われたら違和感無く全力で納得。オイル系パスタ、ボンレスハム、惣菜パンとか、お手軽な料理やツマミに合う感じ。塩の味と相性良いな。ワインの味がシンプルなので、シンプルで安い味に上手く噛み合う。さらに今回、ナッツとドライフルーツに甘味補強・補填の動きが見え、面白い相性だった。値段相応。約1000円弱の「白ワイン」としては、それなりに美味しく飲める。味や品種云々は完全に無視して、「アルザス」の(看板の付いた)白ワインが飲みたい人向け。
2016/10/03
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1