【 11 要約】 自分が自分らしく何かを選ぶ時の原理は何か? それは人生哲学と相談することです。人生哲学にはいろいろな観点があり得ます。
有用かどうか?
意味があるかどうか?
事実と論理に基づいているか?(論理実証主義)
哲学は、自分、相手、皆さん( they )がそれぞれ OK であるとよいです。 その為には、人生哲学も折衷主義が良いのではないでしょうか?その方が選択をした際に、納得しやすいのではないでしょうか?
【12要約】
人生ではいろいろな問題が起きます。その際、自分の哲学に根拠をおいて、生き方(対応の仕方)を選ぶことが有用です。その際、折衷主義が役立ちます。
例えば、人生の苦境の時期を過ごしている場合は、その時期に対して意味づけすることで乗り越えやすくなります。
自分の希望(目的)に近づく場合、意味づけよりも、有用なのかどうか?で選択することが望ましい場合もあります。
自分の想像で悩んでしまっていたならば、実証主義的に問題を捉え直す方がよい場合があります。(例:悩むなら事実に基づいて悩め)
つまり、人生で生じる問題は多種多様であり、問題ごとに効果的な対応の仕方(哲学の用い方)が違ってくるだろう(=折衷主義)、ということです。
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