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2007.12.31
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カテゴリ: 政治
善行とは分別智のはいらない行為だといったが、私の祖父はこのことを十分よく知っていたと見えて、私の数えて五つの年から自分の死に至るまで、一貫して「他を先にし自分を後にせよ」という道徳教育を施した。

また父は私を学者にするつもりだったから、私に中学の寄宿舎にはいるまで金銭に一切手をふれさせなかった。
この効果はてきめんで、私は今日まで一度も金銭に関心をもった経験はない。

このように、私たちより少し前の人たちは実によく善行の特質を知っていて、それが少しでもやりやすいようにいろいろくふうして家庭教育をしていたと思われる。

このくにのありがたさは、ただそうしていればよいというところにあるので、哲学などいらないから、なかったのは当然であろう。

そして絶えず善行を行っていると、だんだん情緒が美しくなっていって、その結果他の情緒がよくわかるようになり、それでますます善行を行わずにいられないようになるのである。
これが古くからのこのくにのくにがらである。

こうして日本的情緒ができ上がったのであって、この色どりはちょっと動かせない。

春の野にはレンゲやタンポポもあるが、スミレもあるというようなもので、スミレに急にレンゲになれといってもそれは無理というものであろう。



現在の私には、とても「善行」を行うことはできません。
これから、いつか近未来に「善行を行うべく」修行中の身ではあります。

更には「このくにのありがたさ」は「このくにのくにがら」であり「日本の国柄」であると再認識した次第です。

明治以降、日本は「西洋文明」の侵略を許し、戦後は、それに従属させられ、「日本の国柄」を忘却の彼方へ追いやられてしまいました。

しかし、「日本の国柄」が消された訳ではありません。
日本人の「情緒」に潜行しているだけであり、これを浮上させることが急務であり、そのための「言動」の一部を私も担う覚悟で精進しているところではあります。

今日は、平成19年の最後の日ではあります。
この年もいろいろありましたが、「終わったこと」を今更、書き連ねても意味がありません。

もし「このくに」日本に「試練」があったのであれば、それは日本に足りないものだから、「自然」が与えてくださった「贈り物」と感謝しなければなりません。
私にしても同様です。

この「贈り物」に感謝し、学ばさせていただき、前に一歩進むだけです。




私は「スミレ」であり「スミレに急にレンゲになれ」と言われても「それは無理」ではありますが、お互い切磋琢磨していきたいという思いは変わりなく持ち続けていきます。

明日からは「平成20年」という節目の歳ではあります。
日本にとりましても、貴方様にも「今年」以上に素晴らしい歳になることを祈念させていただきます。

感謝





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Last updated  2008.01.03 15:02:06
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