まりことリンリン~♪

まりことリンリン~♪

2025.01.30
XML
カテゴリ: 読書


三千円の使いかた (中公文庫 は74-1) [ 原田 ひ香 ]

<内容紹介より>
就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?


と思わせるタイトル。
ついつい手に取って読んでみました。
出版当初は「節約家族」というタイトルだったのを、 文庫本になる際に変更したのだそう。
うん、正解だね。 節約家族だったら借りなかったと思う。
お金の価値は人それぞれ。
何を優先させるか、 漠然とお金を貯めるのか目的と目標額をもって貯めるのか。
金利を考え次々と預け先を変え、 クレジットカードの新規加入特典を求め契約・解約を繰り替えす。
趣味もいかにお金をかけないで上手にやり繰りするのか。
ポイ活利用や実家利用。
えーそこまでするの? ということもあれば、そんなの当たり前!
皆知っているでしょう、私もやっています。
というようなこともあり、 面白くでも真摯にお金や人と向き合う様子が描かれていました。

でもねーーーお金をかけずに趣味を楽しむ、それは難しすぎ。
わかっているけれど一番の難所だと思う。
つい最近もどうしても観たい公演ため、
あまり観る気のしない公演との抱き合わせチケットを購入したばか り。
当たるか分からない貸切公演のために本当に必要とは思え ない品を大量購入。
そして遠征費もかかるという〇〇 オタにありがち
唯一の節約といったら、 本を図書館で借りることくらい。
あ、もちろん老後の備えは“ 一応”考えてはいますが。

私が、えーそれはやりたくないよなー、 と思ったのは長女真帆の実家漁りかな。
節約のために実家に行き夕食を食べ、その度に食品、 雑貨を「これいいね」と持って帰る。
孫(ひ孫)の顔も見せられてお互いに winwin
なんて言っているけれど、 実家では呆れてちょっとやりすぎでしょと思っているという。
私も実家からいろいろもらうけれど、 それは親から持たせてくれるもので
自らあれもこれも! はやらないなあ。
まあ私は勤めていて実家は年金生活というのもあるけれど。

そういえば…
余談ですが、 子ども家族が来る時は必ずカレーにする。
食費が嵩むからという話を聞いたことがあります。
これも逆バージョンで「え?」と思ったこと。
うちの実家では「何が食べたい?用意するから言って。
決まらないのなら、来るときに好きな物を買ってらっしゃい、 お金は払うからね」というタイプ。
何に重きを置くかは、 本当に人それぞれ。
価値観の合う人と一緒にならないと、 あらゆる面で苦しくなるよなーと思います。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.01.30 19:44:17
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: