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1868年、旧幕府軍と、長州・薩摩藩が率いる新政府軍が争う戊辰戦争のさなか、
新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に加わっていた新発田藩だったが、実のところは新政府軍への寝返りを考えていた。両勢力の板挟みとなっていた新発田藩は時間稼ぎのため新政府軍を足止めすべく罪人たちが決死隊として集められた。勝てば無罪放免を餌にされ、大勢を相手にたった十一人で相対することになる。
さすが白石和彌監督、と言った感じの陰湿で悲哀のある話ではあるのですが、今作は軽快さもあるので、そこまで暗くならずに観れました。
むしろ、途中までは痛快な時代劇アクションって感じで普通の楽しみ方ができました。
千原せいじやゆりあんレトリバァ、ナダルなどの芸人勢も活躍してるので、コメディ要素みたいなものもけっこう感じましたね。
しかし、やはり悲劇的な話ではあるので進むにつれ、やるせなく、切なくなってきます。
仲野太賀が渾身の演技で魅せてくれましたね。
この時代の武士の悲哀も感じさせてくれて、最後の戦いなんてすごく迫力がありました。
いつもの白石作品よりはかなり救いもあり、ハッピーエンドとまではいかなくても後味はそこまで悪くなかったです。
時代劇が好きな方も、男気のある話が好きな方にも刺さる映画だと思います。
★★★★☆
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