風待ち日和

菊花の約～雨月物語

「石田彰、古典を読む」こんなコピーが付いています。初版のみの限定発売ＣＤ【菊花の約】アニメイトで買ってきました。部屋暗くして、蝋燭に火をともして聴くと気分かも。朗読です。地の文章と、それぞれのセリフ、ちょっとだけトーンを変えつつも落ち着いたアルトの声（？）で、淡々とした印象。「ひとり芝居」とは違う。速度の変化もあまりなくて、地味な印象。私は好きだけど、寝ちゃう人も居るかも（笑思ったんだけど。上手いとか下手とか、誰の声で朗読とか現世の「キャアキャア」から離れてもうちょっと先のところに在る作品、かな。ＳＥとして、遠くから聞こえてくる泣き声（これも石田さんの声）が、じーんとなる。老母の声が、なんだか、いい感じ。癒される波動。老婆の声がこんなに自然な男性声優って、ほかにいない…。ジャケットも地味。。。あまりにも地味なので、グレープフルーツのＣＤバッグを添えてみた(^^)