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cozycoach @ Re:徳川忠長 兄家光の苦悩、将軍家の悲劇(感想)(11/20) いつも興味深い書物のまとめ・ご意見など…
2008.07.09
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 法然院は、鎌倉時代の初め、専修念佛の元祖法然房源空上人が、鹿ヶ谷の草庵で弟子の安楽・住蓮とともに、念佛三昧の別行を修し、六時礼讃を唱えられた草庵でした。

 ”法然院”(1994年12月 淡交社刊 梶田真章/水野克比古著)を読みました。

 専修念佛の元祖法然房源空上人念佛三昧の別行を修し、六時礼讃を唱えられたところです。

 梶田真章さんは法然寺住職、水野克比古氏は写真家です。

 梶田真章さんは、1956年に浄土宗大本山 黒谷金戒光明寺の塔頭、常光院に生まれ、1980年に大阪外国語大学ドイツ語科卒業し、1984年から法然院第31代貫主に就任、現在に至ります。

 水野克比古さんは、1941年京都生まれで、京都をテーマにした写真集を多数出版している、京都写真の第一人者です。

 1969年から風景、庭園、建築など京都の風物を題材とした撮影に取り組んでいます。

 1206年12月に、後鳥羽上皇の熊野臨幸の留守中に、院の女房松虫・鈴虫が安楽・住蓮を慕って出家し上皇の逆鱗に触れるという事件が起きました。

 法然上人は讃岐国へ流罪、安楽・住蓮は死罪となりました。



 浄土宗内の独立した一本山でしたが、1953年に浄土宗より独立し、単立宗教法人となり現在に至っています。

 寺は鄙びた趣きをもつ茅葺で数奇屋造りの山門と、谷崎潤一郎や河上肇などの著名な学者や文人の墓が数多く存在することで有名です。

 本堂の本尊は阿弥陀如来坐像で、法然上人立像なども安置されています。

 方丈にある狩野光信筆の襖絵は重要文化財に指定され、境内には名水として有名な「善気水」が湧き出しています。

京の古寺から 法然院





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Last updated  2008.07.09 07:42:04
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